知的財産ニュース 北京市工商局、雅宝路の偽ブランド販売店を処罰、LVなど4千点余押収

2013年10月22日
出所: 中華工商時報

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北京商務中心区(CBD)にある雅宝路は、秀水街に並ぶ北京市の有名な商店街である。20年の発展を経て国内最大のアパレル輸出市場の1つに成長した。一方、知的財産権侵害の摘発を絶えず強化している工商部門が重点的に検査する対象にもなっている。

市工商局は10月18日、事前調査で把握した情報に基づき、雅宝路の日壇国際商貿センターの複数の店舗を検査した。某店舗からLV、プラダ、シャネル、バーバリー、ディオール、エルメスなどブランドのハンドバッグや財布、ベルトの偽物およそ4000点を押収した。 何れも広東から仕入れたもので、販売価格は数十元から数百元。当日の検査で、ほかにも偽ブランド商品を販売店舗2社が処罰を受けた。

市工商局は今年4月も雅宝路のある商業施設で偽物の腕時計とバッグを販売した2つの店舗を摘発したという。朝陽分局商標科の袁建偉科長によると、北京市工商局が年初打ち出した第1号文書で権利侵害·模倣品の摘発強化を求めたのを受け、朝陽分局は雅宝路や三里屯、秀水街など商店街に対し複数回の検査を実施し、段階的な成果を収めた。現在までに同分局は商標権侵害関連事件198件を摘発し、権利侵害者に総額212万元の過料を科した。

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