知的財産ニュース 米製薬会社MSD、偽薬摘発で安徽省の地方政府と協力体制構築

2013年9月26日
出所: 東方網

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アメリカの大手製薬会社メルク (Merck)の中国子会社、杭州MSD製薬有限公司はこのほど、安徽省淮北市食品薬品監督管理局の法執行担当官たちと偽薬摘発についての意見交流会を行った。

交流会では、双方が偽薬の摘発業務について議論を交わした上、食品薬品管理当局と企業が密接に連絡し、情報を共有すること、企業が偽薬鑑別技術面で支援を行い、情報·証拠の収集などで管理当局に協力し、摘発活動の効率を高めること、管理当局が企業側と提携して、有名ブランド薬品を対象とする偽薬検査体制を構築すること――などで合意した。

淮北市食品薬品監督局は近年、偽薬摘発を強化する姿勢を維持し、一連の偽薬関連事件の摘発に成功し企業から高く評価されている。同局は現在、政府·企業間の協力体制づくりに取り組んでおり、模倣品をめぐる犯罪行為を厳しく取り締まっていくこととしている。

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