知的財産ニュース ネットの海賊版コンテンツ監視、動画サイトが「ネット探偵」雇用へ

2013年12月7日
出所: 環球時報

ipshow_BID_4406.html

2013年12月5日、カナダ紙トロント·サンは「中国の動画サイト、海賊版のたまり場から違法動画取り締まりサイトへ変ぼう」とする記事を掲載した。7日付で環球時報が伝えた。

かつて中国最大の動画サイトである優酷や土豆では、ハリウッド映画の海賊版や話題の韓ドラをたっぷり視聴することができた。だが現在では海賊版が有害無益だと認識されるようになったため、各サイト運営会社では毎年巨額のお金を出して合法的に動画の版権を買っている。

それだけにとどまらず、今ではサイト運営会社は社内に数十人の「ネット探偵」をかかえ、自ら海賊版動画を取り締まっているという。運営会社としては正規に購入した映画やドラマのもたらす広告収入を確保するとともに、海賊版をなくすことで海外メディア産業との関係を改善したいというねらいがある。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp