知的財産ニュース 約半分の4S店が偽物の自動車部品を使用、国家質検総局調査

2013年10月23日
出所: 浙江日報

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北京、天津、上海、重慶の12地域のカーサービス企業(4S店)103社を対象に国家質量監督検験検疫総局が実施した調査で、車の修理·メンテナンス業務の全部または一部にサードパーティー製品を使用している企業は48社、46%に達したことが分かった。このうち、17社では純正部品を全く使わなかったという。

自動車の販売(Sales)、スペアパーツ(Sparepart)、アフターサービス(Service)、情報フィードバック(Survey)を扱うディーラー、4S店は、自動車メーカーが地域保有台数等を踏まえて算出した一定数量の純正部品を買付することが義務付けられている。しかし、一部の4S店はコストを節約するため、純正部品を調達した後に自動車部品の小売店に売り渡し、代わりに廉価なサードパーティー製品を仕入れて純正部品を装って使用しているのだ。業界関係者が明らかにした。

同関係者は消費者に対し、監視管理の強化に頼るだけでなく、製品の包装や外観などの識別ノウハウを身につけるよう提案している。

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