知的財産ニュース ネットで日本人向けに偽ブランド品を販売、年間売上は400万元

2013年7月29日
出所: 法制網

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先日、江蘇省無錫市浜湖区裁判所は、日本人向けに偽ブランド品を販売していた事件の審理を行った。主犯の唐が犯罪に手を染めたのは11年5月のこと。チャットソフトで日本在住の中国人·張と知り合い、意気投合して偽ブランド品販売を始めることにした。張に依頼して、日本の大手オークションサイトのIDを取得。中国で日本語が使える従業員を雇い、偽ブランド品を日本に発送するというビジネスを続けた。

売れ行きは上々で数カ月後には貿易会社を設立。12人もの従業員を抱える規模に発展した。累計で400万元もの売り上げを上げたという。摘発された時点で倉庫には20万元もの在庫が残っていた。

裁判所は審理の後、主犯の唐と調達を担当していた共犯の周の二人に登録商標専用権商品販売罪で、それぞれ有期懲役2年6ヶ月、執行猶予3年と有期懲役1年、執行猶予1年、及び罰金22万元と5万元の刑を言い渡した。

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