知的財産ニュース 工商局内で模倣品展示ホールを設置、河南省

2013年6月28日
出所: 河南経済報

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河南省登封市工商局の模倣品展示ホールに入って、目に入るのは数年来、現地の工商局が押収してきた食品や酒、建築材料、農業資材、家電、自動車部品、ブランド衣料、バッグなど、大衆の生活と密接に関連する20数種類の300点あまりの偽造·模倣品である。すべての展示品は正規品と模倣品が比較しやすいように並べてあり、その違いをわかってもらうために簡単な文字説明が付け加えられている。

この模倣品ホールの設立目的について、登封市工商局の左建国局長は「模倣品の流通量の多さや恐ろしさを消費者に実感してもらい、問題が深刻化する模倣品への理解を深めることで、消費者の保護と模倣品の撲滅を目指している」と話した。

さらに、消費者の真贋鑑定能力を高めるために、現地工商局はまた『権利保護知識と模倣品識別マニュアル』を作成し、消費者に無料で配布している。

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