知的財産ニュース 広東省工商局、全国で最も多い商標違法・侵害事件を摘発

2013年12月9日
出所: 国家知識産権戦略網

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広東省工商局は知的財産権監視管理の長期体制の構築に向け、商標保護の快速対応と重大事件の応急処置メカニズムの整備に努めている。同局が広東省税関、珠江デルタ地域や香港マカオの関連当局と確立した協力体制で、監視管理業務の効率が向上し、目覚ましい成果が上げられている。

統計によると、広東省は昨年、各種類の商標に係わる違法、権利侵害事件1万1076件を摘発し、犯罪の疑いがある369件、容疑者332人を司法機関に移送した。摘発件数と移送件数、容疑者数はいずれも国内で最も多かった。

商標をめぐる権利侵害、違法行為を厳しく取り締まるとともに、広東省は商標登録とブランド育成にも積極的に取り組んでいる。商標登録件数が増加し続け、有効登録件数が18年連続で全国首位に立っている。今年6月末の有効登録件数が102万9257件で、3年前倒しして100万件の目標を達成したほか、同省の中国馳名商標が445件に達し、2007年より3倍も増加した。

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