変化が商機! スタートアップ最前線 ‐CES 未来のテックショーⅡ‐

2022年03月17日

米国ラスベガスで開催された世界最大規模のテクノロジーの見本市CESで、注目のスタートアップが集まるエウレカパークを取材。世界の課題解決を目指し、綿から生成したバッテリーやリアル版メタバース、衛生的に使うことができるハンドドライヤーなど、時代の「変化」を捉えた新たな製品やサービスで世界市場に挑むスタートアップにフォーカスする。「ラスベガスで見た! 3年後の世界 CES未来のテックショーⅠ」(2022年2月3日公開)の続編。

(11分16秒)

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 フランス・パリのエッフェル塔や凱旋門、アニメキャラクターのコスプレをした20代くらいの海外の女の子や、渋谷のスクランブル交差点の写真など、世界中の12枚の写真が画面の奥から飛び出してくる。水色を基調としたコンピューターグラフィックスの背景に、中が空洞になった緑色(みどりいろ)の地球儀が回転しながら現れる。画面右側で地球儀が回転し、左側に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。

映像説明: スタジオ。横長の薄い黄緑色(きみどりいろ)の背景モニターに緑色(みどりいろ)を基調とした地球儀と「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」のロゴが映し出されている。前方にも小さいモニターが置いてある。モニターには、「CES」と書かれたロゴマークを掲げたアーチ型の看板、さまざまな映像を映し出す天井からつり下げられた大型モニター、「Panasonic」と書かれた看板が見える見本市の会場を大勢の来場者が行き交う様子が映し出されている。モニターの左側、スタジオ中央に女性キャスターが座っている。ピンク色のワンピースを着ている。

女性キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。

映像説明: スタジオ。画面の左側に女性キャスターが、右側にモニターが置いてあり、モニターには円柱や四角い柱が並び天井にたくさんのライトが取り付けられた青い床の見本市の会場を大勢の来場者が奥に向かって歩く映像、黒いテーブルに置いた銀色の四角い製品の映像、柄(がら)のある服を着た人物が丸みを帯びた白い四角柱(しかくちゅう)の機械に両手を入れ挿入口内(そうにゅうぐちない)が青く光る様子、商店街が並ぶ通りを映し出したモニターを設けたブースで青と赤のタータンチェック柄のジャケットを着てマスクをつけた男性がモニターを見ながらコントローラーを操作している映像が映し出されている。女性キャスターが話をする。

テロップ: 江連 裕子(えづれ ゆうこ)

江連(えづれ)キャスター: 世界最大規模のテクノロジーの見本市「CES」。シリーズ第2弾の今回は、時代の「変化」を捉えた新たな製品やサービスで世界市場に挑むスタートアップにフォーカスしました。

テロップ: 変化が商機! スタートアップ最前線 ‐CES 未来のテックショーⅡ‐

映像説明: 見本市の会場内。人型ロボットを展示したブース。幹線道路がある街並みのコンピューターグラフィックスを映し出した大型モニターの前にリアルな表情をするグレーの人型ロボットが立っている。人型ロボットの体から機械が見え、胸の中央には円いカメラのレンズのようなものがついている。黒の服を着てマスクをつけた女性に人型ロボットが話をする。スマートフォンを手にした女性が笑みを浮かべる人型ロボットと一緒に自撮りで撮影をしている。人型ロボットの周りに十数人の人物が立ち、スマートフォンを手に持ちながら眺めている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 世界の最新製品を CES2022でチェック!

人型ロボット: OF COURSE(オフコース), THANK YOU(サンキュー). THAT I CAN.

ナレーション: リアルな表情で多くの来場者を引きつけていたロボット。

映像説明: グレーの人型ロボットが質問を受け、返事をしたあとにまばたきをして笑顔を見せる。

質問者・英語: 元気?

人型ロボット・英語: まあ、ロボットは何も感じないけど、 もし感じたら「よい」と言う。 あなたは?

映像説明: 大型モニターの前にグレーのリアルな表情をする人型ロボットが展示されているブース。グレーのスーツを着てマスクをつけた男性が人型ロボットを眺め、黒いTシャツを着た男性が業務用カメラで撮影している。背後にあるモニターに「Shaping the future Innovate UK」などの文字、子どもやロンドンの街並みなどの映像が映し出されている。 グレーの人型ロボットが右手の指を右頬に添えポーズをとっている。

テロップ: イギリス国旗 Engineered Arts(エンジニアード アーツ)

ナレーション: 開発したのはイギリスのスタートアップ。人間とデジタル領域をつなぐプラットフォームとして設計され、未来のロボット技術の開発に活用する狙いだ。

映像説明: ブース前の通路。黒のストライプ柄のシャツとグレーのスーツを着た男性がインタビューに答える。 十数人の人物がグレーの人型ロボットの周りに立ち、スマートフォンで撮影したら、様子を眺めている。 グレーの人型ロボットが来場者に笑顔で視線を向けたり、リアルな表情で話をしたりしている。

テロップ: Engineered Arts(エンジニアード アーツ) マーカス・ホールド プロダクトマネージャー

ホールドプロダクトマネージャー・英語: 驚いたり喜んだりする感情表現に対して、 多くの人のリアルな反応が見られてすばらしい。

映像説明: 青空の下。見本市の会場の外観。左側に外壁に大きな看板が掲げられ、薄いピンクがかったオレンジ色(いろ)を基調とした横長の低層の建物があり、右側に少し高く建てられた建物が建っている。左側の建物の側面と右側の建物の正面はつながっていて、周辺には樹木が植えられている。建物の周りには多くの人が行き交っている。

テロップ: 米国 ラスベガス

テロップ: 1月5(いつか)~(から)7日 CES2022

ナレーション: ラスベガスで毎年1月に開催されるCES。

映像説明: 白い壁と青い床の会場内に数十人の人物が入ってくる。 会場内。円柱や四角い柱が並び、グレーの天井には等間隔でたくさんのライトが取り付けられていて大勢の来場者が奥のブースに向かって歩いていく。

テロップ: Eureka Park(エウレカパーク)

ナレーション: なかでも注目は、スタートアップだけが出展するエリアだ。

映像説明: オレンジ色(いろ)を基調としたブース。「INSMART」と胸元に書かれた黒いポロシャツを着た2人の男女が黒いスーツを着た男性とグレーのスーツを着た男性と話をしている。全員マスクをつけている。 青いパネルにモニターが設置されたブース。白い機械2台を置いた透明のケースに左手を置いた濃紺のスーツを着た男性が黒いスーツを着た男性と話をしている。 中央が半円に出っ張ったステージが設けられた黒い床のブース。ステージの前に置かれた木製の長椅子に十数人の人物が座っている。ステージに設けた木目調のテーブルに白いヘルメットが置いてあり、「swisstech.」と書かれた黒い壁の前でマイクを持った2人の男女が話をしている。 銀色の服を着てマイクを持った女性がコンピューターグラフィックス映像などが映し出されたモニターの横で話をしている。

ナレーション: ここに、企業は、パートナーシップを求めて。投資家は、次のユニコーン企業を見つけるために。メディアは、新たなストーリーを探しにやってくる。

映像説明: 白いスタンディングテーブルや緑(みどり)と白、赤の壁に設けられたモニターがあるイタリアのブースの前。数人の人物が話をしたりしている。黒い服を着てマスクをつけた女性がインタビューに答える。

テロップ: 健康関連企業

健康関連企業の女性・英語: 私たちの生活や未来の世界をより良くするスタートアップに魅力を感じる。 何を作り出しているか見に来た。

映像説明: 「CES」のロゴマークがある壁の前のスペース。青いソファが置かれ、3人ほどの人物が座っている。青と黒の服を着てマスクをつけた男性がインタビューに答える。

テロップ: WEBメディア

WEBメディアの男性・英語: コロナ禍でのCESでは、奇抜なアイデアが注目されている。 スタートアップのブースには、CESらしい最高なものがある。

映像説明: オレンジ色(いろ)の床のブース。鉄製の骨組みが組まれた横長の台にガラス瓶のようなものが並べて固定されている機械が設けてあり、機械の横に柄(がら)のある服を着た女性が立っている。ガラス瓶の底部(ていぶ)には液体が入っていてチューブがつながれ、緑色(みどりいろ)のランプがともっている。

テロップ: オランダ国旗 Scentronix(セントロニクス)

ナレーション: こちらは、オランダのスタートアップのブース。この装置は、一体…?

映像説明: Scentronix(セントロニクス)のブース。機械の前でマスクをつけた2人の男女が話をしている。グレーのパーカーを着てマスクをつけた男性がインタビューに答える。 黄金色(こがねいろ)、透明、薄い黄色(きいろ)、黄緑色(きみどりいろ)など、さまざまな色の液体がそれぞれ入ったガラス瓶がチューブにつなげられ、機械に設置されている。

撮影スタッフの男性・英語: これは何?

テロップ: Scentronix(セントロニクス) 創業者 フレデリック・デュエリンク さん

デュエリンクさん・英語: これは“アルゴリズム香水”で、一人ひとりにオリジナルの香水を作る。 あなた自身がブランドとなり、全ての人がブランドになる。

映像説明: 「EveryHuman」の文字があるウェブサイト。左側に小瓶3本が化粧箱に入っている写真、右側に「Create for yourself」と英語の説明が書かれたページが表示されている。 アンケートの質問項目のページ。「In what setting did you grow up?」と題されたページに「Countryside」、「Small town」、「City」、「Metropolis」、「Suburbs」の質問項目が表示されている。

テロップ: 田舎 小さな町 都会 大都市 郊外

映像説明: 「How would you describe yourself?」と題されたページ。線の両端にそれぞれ「Self‐centered(セルフ センタード)」と「Caring」、「Follower」と「Leader」、「Evader(アヴェイダー)」と「Fighter」、「Observer」と「Participant(パーティシペント)」、「Preserver」と「Disruptor(ディスラプター)」、「Realist」と「Dreamer」の文字が表示されている。線上にある丸い印の位置を手の形をしたカーソルで左右に動かしている。

テロップ: 自分勝手 思いやり 従者 先導者 逃避者 戦士 観察者 参加者 保護者 破壊者 現実主義者 夢想家

映像説明: 室内。小瓶がセットされた黒い土台が機械のベルトコンベアに載り移動している。機械に注ぎ口(そそぎぐち)がついた細い金属3本が束になったものがいくつも設けてあり、注ぎ口(そそぎぐち)の下に停止した小瓶に液体が注がれる。 香水用ポンプをはさんだ黒いアームが開き、小瓶の口に差し込まれる。 「Fig Remix」などの文字があるシールが貼られた香水の小瓶3本が化粧箱に並んでいる。 セントロニクスのブースの前。香水の小瓶を手に持ったデュエリンクさんが話をしている。

ナレーション: オンラインでのアンケートで、育った環境や性格などについて答えると、AI(エーアイ)がその人に合う香水を提案。調合のパターンは無限大で唯一無二の香水を自動で作り上げるのだという。伝統的な香水産業を変革する新たな価値を提供することが狙いだ。

映像説明: 会場の一角。エスカレーターのそばにあるスペースを数人の人物が行き交ったり、立ち止まって話をしたりしている。黒い服を着てハンチング帽をかぶり眼鏡をかけた男性と黒いTシャツを着て眼鏡をかけた女性が話をしている。2人ともマスクをつけている。黒い服を着た男性がグレーの壁のブースに設けたモニターを指し示しながら話をしている。

テロップ: イスラエル国旗 Bzigo(ビジーゴー)

映像説明: 機械の下部に「bzigo(ビジーゴー)」のロゴがある黒いだ円形をした機械。向かって右側に丸いレンズ、左側にだ円の形のガラス窓があり、ガラス窓から赤いレーザーを照射している。 窓から光がさし込む白い壁の部屋。白い机、ワードローブ、背の低い収納棚が置いてある。収納棚に置いた箱の壁面の小さな黒い物体を囲むように赤いレーザーが照射されている。白い壁にとまる蚊の周囲に赤いレーザーが照射される。 白い壁の部屋。こげ茶色(こげちゃいろ)の毛並みをした小型犬がレーザーを照射した収納棚に向かって走り出していく。そばで床に座ってキャップをかぶった女の子がボールを手に持ちながら小型犬に声をかけている。小型犬が照射したレーダーの先に飛びつく。潰された蚊と血液が白い壁についている。(映像提供 Bzigo(ビジーゴー))

ナレーション: イスラエルのスタートアップが出品したのは、位置情報を特定する最新技術を駆使して蚊を発見する製品だ。

映像説明: Bzigo(ビジーゴー)のブース。設置されたモニターに部屋にいる犬とキャップをかぶった女の子の映像が映し出されている。ハンチング帽をかぶり黒い服を着て眼鏡をかけた男性がインタビューに答える。 蚊がとまったクリーム色(いろ)の天井に赤いレーザーが照射される縦長画面の映像。 赤いレーザーを照射しているクリーム色(いろ)の天井に棒の先についた網のようなものを押し付けるとバチバチと音が鳴り、光が発生する。(映像提供 Bzigo(ビジーゴー))

テロップ: Bzigo(ビジーゴー) ベンジャミン・レズニック プロジェクトマネージャー

レズニックプロジェクトマネージャー・英語: 蚊の退治は難しいと思われているが簡単にできる。 蚊を探すのは大変だが、製品が着地点を示すことで容易にする。

映像説明: Bzigo(ビジーゴー)のブース。レズニックプロジェクトマネージャーが話を続ける。

撮影スタッフの男性・英語: 開発の動機は?

レズニックプロジェクトマネージャー・英語: 蚊は年間100万人もの命を奪い、何億もの人(ひと)を病気にする。 それに、蚊に刺されるのが好きな人はいないので。

映像説明: Jスタートアップジャパンパビリオン。モニターが設置された赤い柱のようなブースが並んでいる。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 持続可能な世界に変える! “綿”のバッテリー

テロップ: J‐Startup / JAPANパビリオン(Jスタートアップ ジャパンパビリオン)

ナレーション: 一方、日本のスタートアップも世界の今の課題解決を目指し、出展した。

映像説明: ジャパンパビリオンの一角。黄色いテントの前に座る男性の映像を映し出したモニターが設けられたブース。モニターの左下に手書きの英文が書かれた紙が貼ってある。水色のシャツに黒いスーツを着た男性が白いTシャツにグレーのジャケットを着た男性に手振りを交えながら話をしている。2人ともマスクをつけている。

テロップ: Laboratory6(シックス) ラボラトリー6(シックス)

ナレーション: こちらのブースでは…。

映像説明: ラボラトリー6(シックス)のブース。水色のシャツに黒いスーツを着てマスクをつけた男性がインタビューに答える。 黒いテーブルに銀色の四角い製品が置かれている。 ラボラトリー6(シックス)のブース。水色のシャツに黒いスーツを着た男性が話を続ける。

テロップ: Laboratory6(シックス)の親会社 PJP Eye 翁 詠傑(おきな いんけつ) チーフインテリジェンスオフィサー

翁チーフインテリジェンスオフィサー: コットンからバッテリーを作ってます。 爆発しません。有毒ガスも出ません。 充電時間が普通のバッテリーのだいたい10倍(の速さ)で充電ができます。

映像説明: ラボラトリー6(シックス)のブース。白いTシャツにグレーのジャケットを着た男性に翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが手振りを交えながら話をしている。2人ともマスクをつけている。 画面下部に英文のテロップが表示された映像。採石場 のような場所に巨大なくぼみがあり、くぼみのそばに1人の人物が立ち、オレンジ色(いろ)のテントが設置されている。巨大なくぼみの中には三角屋根のテントが7張りほど設けてあり、周囲で数十人の人物が作業している。 溝がある金属製の2本のローラーがかみ合いながら回転しているなかでカーボンが砕かれていく。 綿毛が育った綿畑(わたばたけ)の枝が風に揺れている。 黒い粉末が白いテーブルの上に注ぎ落とされている。 ベージュの木目調のテーブルに置いてあるバッテリーへのズームアップ映像。バッテリーの一辺には穴があいた小さな金属の板が2枚ついている。(映像提供 PJP Eye)

ナレーション: 持続可能なエネルギーで世界を変えようと、採掘の過程での児童労働や環境問題があるレアメタルを使わず、綿のほか、農作物の搾りかすなどの廃棄物を炭素に変える独自の技術でバッテリーを量産している。

映像説明: ラボラトリー6(シックス)のブース。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーがインタビューに答える。 黒いテーブルの上に置かれている銀色のバッテリー。

翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサー: 世界のいろんな問題があると思います。それを救っていくっていうのが弊社の、あの、ビジョンで、 サステナブルなソリューションとして提供していくということを弊社は、あの、目標としています。

映像説明: ラボラトリー6(シックス)のブースの前。白いTシャツに黒いジャケットを着てマスクをつけた男性がインタビューに答える。

テロップ: フィンランド国旗 スタートアップ

フィンランドのスタートアップの男性・英語: すばらしい。従来のリチウムイオンではない解決策を探していて、 多くの電力を蓄え、軽量でリサイクルできて、エコな小型バッテリーが必要。

映像説明: ベージュの木目調のテーブルに「Laboratory6(シックス)」と書かれた黒とつや消しの銀色の四角い箱型の機械とバッテリーが3個置いてある。 車体に白い文字で「Laboratory6(シックス)」と書かれた黒い電動アシスト自転車のバッテリー部分にケーブルをつなぐ手元。 白いシャツを着て紺色のズボンをはいた外国人男性が、黒い電動アシスト自転車で道路を走行している。 アームとプロペラの接続部分にある赤いライトが点灯した白と黒のドローンが飛んでいる。 曇り空の下、白と黒のドローンと下部に白いアーチ状の脚がついたドローン2機が上空を飛行している。 家屋の白い壁のガレージ。白い乗用車に充電ケーブルが差し込まれている。 上空から撮影した林に囲まれた道路を白い乗用車が走行する映像。(提供映像 PJP Eye)

ナレーション: このバッテリーは、寿命が長いのも特徴だという。すでに電動アシスト自転車やドローンなど、顧客の用途にカスタマイズして提供されている。現在、さらに高出力のEV車向けのバッテリーを開発中だ。

映像説明: ラボラトリー6(シックス)のブース。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが白いTシャツにグレーのジャケットを着た男性と話をしている。2人ともマスクをつけている。 グレーのジャケットを着た男性が手振りを交えて話し、話を聞いていた翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーがブースの台に置いたスマートフォンに手を伸ばす。

ナレーション: 翁(おきな)さんは、そうしたメーカーの担当者や多くの投資家と話ができ、今後の世界展開に自信がついたと言う。

映像説明: ラボラトリー6(シックス)のブースの前。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが手振りを交えてインタビューに答える。

テロップ: Laboratory6(シックス)の親会社 PJP Eye 翁 詠傑(おきな いんけつ) チーフインテリジェンスオフィサー

翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサー: (EV車向けバッテリーの)プロトタイプはできているので、あとは2年か3年ぐらいで量産はできます。 そしたら、もう、あの、オセロの黒と白を返すように(従来のリチウムイオンから)、返していきたいなと思っています。

映像説明: 別のブース。グレーのジャケットを着てリュックを背負った男性が、白いゴーグルをかけ白いコントローラーを両手に握り、操作をしている。そばで紫色の花柄がある白い浴衣を着た女性がうなずいている。2人ともマスクをつけている。 壁にモニターが設置され、展示台の上にタブレットや2台のスマートフォンが置かれたブース。緑(みどり)と黄色(きいろ)のグラデーションの中央に「S」と書かれたプレートのようなものが立てかけられている。緑(みどり)と黄色(きいろ)のグラデーションの中央に「S」と書かれたマークが胸元にある白い服を着てマスクをつけた男性が話をしている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): コロナ禍の移動制限も これで解決!?

テロップ: SpoLive Interactive(スポライブ インタラクティブ) スポライブ インタラクティブ

映像説明: 展示台の上。スマートフォンが置かれ、画面上部にラグビーの試合、中央に得点が映し出され、下部には「Nice goal」、「流石にこの差は不安やな」、「うまいなー」などと書かれたチャットが映し出されている。

ナレーション: コロナ禍で、多くの人が移動の制約を受けているが、そこに商機を見いだした企業もある。こちらは、スポーツ観戦のアプリだ。

映像説明: SpoLive Interactive(スポライブ インタラクティブ)のブース。緑(みどり)と黄色(きいろ)のグラデーションの中央に「S」と書かれたマークが胸元にある白い服を着てマスクをつけた男性が手振りを交えながらインタビューに答える。

テロップ: SpoLive Interactive(スポライブ インタラクティブ) 高橋 健太 さん

高橋さん: コロナ禍で、なかなかスタジアムに行けないとか、人数制限があって、ま、現地に行けないそういった方(かた)がですね、現地のファンと一緒に盛り上がれる。 そして、ファンの方(かた)が、より今までより楽しめるみたいなところで応援観戦アプリを提供しております。

映像説明: 黒を背景に、左側に緑(みどり)で縁取られた(ふちどられた)スマートフォンが表示され、画面上部にラグビーの試合、中央に対戦カード、下部にチャットが映し出されている。横に頭上などで手をたたく緑(みどり)で縁取られた(ふちどられた)2人の人物のシルエットが表示されている。右側にも緑(みどり)で縁取られた(ふちどられた)スマートフォンが表示され、画面上部には、ラグビーの試合、中央に対戦カード、下部にはデジタルの応援グッズのイラストと料金が映し出される。横に頭上で腕を振り上げる緑(みどり)で縁取られた(ふちどられた)人物のシルエットが表示されている。画面が切り替わり、右側に緑(みどり)で縁取られた(ふちどられた)スマートフォン、左側に緑(みどり)で縁取られた(ふちどられた)グラウンドが表示される。スマートフォンの上部にラグビーの試合、下部に拍手をする手のイラストが表示され、左側にあるグラウンドのほうに矢印が向かう。グラウンドの画面の得点ボードの下部に拍手をする手のイラスト が現れる。右側のスマートフォンが拡大表示される。「Notification(ノティフィケーション)」と題された画面に、「SpoLive COLLECTION(スポライブ コレクション)」と書かれた四角の黒い袋のようなものが映し出され、「MF 吉濱 遼平(よしはま りょうへい)」と書かれた緑(みどり)を基調としたユニフォームを着た男性の画像に切り替わる。それぞれの画面の下部などに英語で説明が表示されている。(映像提供 SpoLive Interactive(スポライブ インタラクティブ))

ナレーション: チャット機能、デジタルの応援グッズなど、試合を見ながら、ファン同士やチームをつなげる仕掛けがある。

映像説明: SpoLive Interactive(スポライブ インタラクティブ)のブース。クリーム色(いろ)のシャツに紺色のジャケットを着た男性がスマートフォンの操作をしている。隣で黒い長袖の服に紺色のTシャツを重ねて着た男性が、展示台の上のカードのようなものを手に取る。2人ともマスクをつけている。 ブース前の通路。クリーム色(いろ)のシャツに紺色のジャケットを着た男性が笑顔で話をしている。

ナレーション: このサービスがCESのなかで、最も興味深かったというのは、アメリカとインドでマーケティング事業に携わるこちらの男性。

映像説明: ブース前の通路。クリーム色(いろ)のシャツに紺色のジャケットを着た男性がインタビューに答える。

テロップ: アメリカ国旗 マーケティング会社

アメリカのマーケティング会社の男性・英語: スポーツ配信は大きな市場で関心がある。どんな付加価値があるかが重要。

映像説明: 展示台の上。右にスマートフォンが置かれ、画面上部にラグビーの試合、中央に得点、下部にチャットが映し出されている。左にはタブレットが置かれ、画面には得点が映し出されている。 スマートフォンのチャット画面。「Nice goal」、「流石にこの差は不安やな」、「うまいなー」などと書かれている。 SpoLive Interactive(スポライブ インタラクティブ)のブース。高橋さんがインタビューに答える。

テロップ: SpoLive Interactive(スポライブ インタラクティブ) 高橋 健太 さん

高橋さん: 同じ、あの、ようなものを見たことがないみたいな声をいただいてまして、 日本(にほん)で今、数百チームぐらい利用していただいてますけど、 世界でも展開できるんではないかなっていうのを、手応えを、あの、感じました。

映像説明: 展示台の上にモニターを設置しているブース。モニターには、両側に店舗が並ぶ通りを進む映像が映し出されている。モニターの横で紺色のジャケットを着た男性がタブレットを操作している。ブースには、数人の男女が集まり、モニターを眺めている。 モニターの前で、黒いスーツを着て眼鏡をかけた男性が、青い服を着た女性に、コントローラーを操作しながら話をしている。隣で紺色のジャケットを着た男性がモニターを眺めている。全員マスクをつけている。

テロップ: Toraru トラル

ナレーション: 今、注目の仮想世界「メタバース」!? リアル版メタバースをうたうサービスにも関心が集まった。

映像説明: toraruのブース。展示台の上に設置したモニターには、飲食店街が建ち並ぶ狭い路地を進み、白いパーカーを着て黒いズボンを履いた男性が狭い路地を奥に向かって歩いて行く映像が映し出されている。紺色のジャケットを着た男性がインタビューに答える。そばで青と赤のタータンチェック柄のジャケットを着た男性がうなずいている。2人ともマスクをつけている。

テロップ: toraru 西口 潤 社長

西口社長: 視覚、聴覚、ときには触覚も同期しながら、 ま、現地の依頼人(いらいにん)が、あたかも自分自身の分身かのように動いてもらって、あの、働いてくれる。そういう人と、えーと、依頼者をマッチングするサービスです。

映像説明: ショッピングセンターのような室内。木目調の長机(ながづくえ)に黒い服を着た2人の女性が対面で座っている。黒いセーターを着た男性がタブレットを持ち、女性の1人に画面を向けている。タブレットには、黒いジャケットを着た男性が映し出されていて、画面の右下の小さい枠に、タブレットに向かっている女性が映し出されている。全員マスクをつけている。 モニター画面。建物内の広場に白い円柱が等間隔に並び、左側にコンビニエンスストアがある。広場の奥にはビルなどの夜景が見える。画面左下に十字のマーク、右下に青、緑(みどり)、オレンジ、黄、グレーの円いマークが表示されている。(映像提供 toraru)

ナレーション: 現地の人の体を借りて、依頼人(いらいにん)は移動ができなくても、目的を果たすことができる。スマホなどのカメラを視覚、マイクを聴覚の代わりにしてメタバースのように疑似的に入り込むのは、現実の空間だ。

映像説明: toraruのブース。モニターには神社の映像が映し出されている。青と赤のタータンチェック柄のジャケットを着た男性が、コントローラーを手にする。そばで西口社長が手振りを交えながら話をしている。2人ともマスクをつけている。

ナレーション: 言語を問わずに使え、コントローラーで意思を伝えることもできる。

映像説明: モニターの前で、青と赤のタータンチェック柄のジャケットを着てマスクをつけた男性が、コントローラーを手に持ち操作をしながらインタビューに答える。モニターには、商店街の中でコントローラーの操作と連動して右に向きを変えたり進んだりジャンプをする映像が映し出される。

青と赤のタータンチェック柄のジャケットを着た男性: このように十字キーに反応して、あの、方向を変えていただくことができます。 じゃ、続いては右のボタンを押して、えー、向いている方向、元に戻します。 じゃあ、前に進みたいので1番上のキーを押して、前に向きます。 このボタンを押すと、ワーカーさんがジャンプしてくださるという機能も備えています。

映像説明: ジャパンパビリオンの前の通路。水色のシャツに黒いベストを着た男性がインタビューに答える。隣に立つやまぶき色(いろ)のパーカーを着た女性がうなずいている。2人ともマスクをつけている。 toraruのブース。西口社長がモニターの横で説明をしている。水色のシャツに黒いベストを着た男性とやまぶき色(いろ)のパーカーを着た女性がモニターのほうを眺めている。 ジャパンパビリオンの前の通路。やまぶき色(いろ)のパーカーを着た女性が、続けてインタビューに答える。隣の水色のシャツに黒いベストを着た男性がうなずいている。2人ともマスクをつけている。

テロップ: イタリア国旗 投資家

イタリアの投資家の男性・英語: いいアイデアだ。家に居ながらにして、いろいろな人に会えて代わりに動いてもらえるので。

イタリアの投資家の女性・英語: コロナ禍でも距離が関係ない。

映像説明: toraruのブース。肩から袖口にラインが3本ある黒い服を着て黒いキャップをかぶった男性がモニターに向かいコントローラーで操作をしている。モニターには、両脇に店舗が立ち並ぶ通りを進む映像が映し出されている。青と赤のタータンチェック柄のジャケットを着た男性がその様子を見守っている。2人ともマスクをつけている。(映像提供 toraru) 西口社長がインタビューに答える。隣で青と赤のタータンチェック柄のジャケットを着た男性がタブレットの画面をカメラに見せながらうなずいている。2人ともマスクをつけている。

西口社長: 交通手段にしたいなと思っていて、ポイントが日本全国(にほんぜんこく)もしくは世界全国にあるとどこでも入って行けて、 “行かなくてもいい‟社会を作ろうとしています。 “行けない人‟も世界にはすごく多くいるので、ま、そこの問題を解決したい。位置の格差の解消を目指しています。

映像説明: ジャパンパビリオンの一角。「J‐Startup(ジェイ スタートアップ)」と書かれた看板の下で4人の人物が話をしている。奥には多くの来場者が行き来している。 ブースに設置されたモニター。モニターには、子どもが手をハンドドライヤーで乾かしている画像が映し出され、ハンドドライヤーの上部に「新型コロナウイルス等の感染拡大防止のため、ハンドドライヤーの使用を一時的に停止いたします。」と書かれた貼り紙がされている画像に切り替わる。 ブースの上部に、「Most Advanced Sucking Type Hand Dryer」などと書かれたパネルが掲げられ、右下に、「CES INNOVATION AWARDS 2022」と書かれたマークが表示されている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 衛生意識の変化が商機! 吸引式ハンドドライヤー

テロップ: Air Labo(エア ラボ) エアラボ

ナレーション: コロナ禍で、衛生面に対する意識が変わるなか、製品が注目されたのがエアラボ。

映像説明: CES2022のウェブサイト。「CES 2022 Innovation Awards」と題されたページ。下にスクロールすると、受賞したさまざまな製品が表示されている。「Airlabo Inc.(エアラボ インコーポレーティッド)」と書かれハンドドライヤーが映し出された画面をクリックすると、ページが切り替わる。画面左上に「Circula(サーキュラ)」と表示され、中央には丸みを帯びた白い四角柱(しかくちゅう)のハンドドライヤーが映し出されている。右上には、「CES INNOVATION AWARDS 2022 HONOREE(オノリー)」と書かれたマークが表示されている。

テロップ: CES2022 Innovation Awards 受賞

ナレーション: ヘルス&ウェルネスの部門でCESイノベーション・アワードを受賞した。

映像説明: グレーや白い壁の中層のビルの外観。

テロップ: 東京都 千代田区

映像説明: 白い壁のオフィス。奥の窓に縦型のブラインドが掛かり、光がさし込んでいる。室内の中ほどに長机(ながづくえ)が向かい合って設置され2人の男女が横並びに座り、机の上に置かれたパソコンに向かっている。手前には黒い長机(ながづくえ)と黄色い椅子が6脚置かれている。黒い長机(ながづくえ)のそばに、丸みを帯びた白い四角柱(しかくちゅう)のハンドドライヤーが2台置かれている。

ナレーション: エアラボは、東京にある従業員5人の企業。

映像説明: 上部に「AirLabo(エア ラボ) CIRCULA(サーキュラ)」などと書かれ、角(かど)が丸い長方形の手指挿入口(しゅしそうにゅうぐち)がある。 柄(がら)がある服を着た人物がハンドドライヤーの手指挿入口(しゅしそうにゅうぐち)に両手を入れると、挿入口内(そうにゅうぐちない)が青く光る。

テロップ: 吸引式ハンドドライヤー

ナレーション: 手がけるのは「吸引式」のハンドドライヤーだ。

映像説明: 縦型のブラインドが掛かった窓の前。白いシャツに薄茶色(うすちゃいろ)のチェック柄のジャケットを着てマスクをつけた男性が、ベージュ色(いろ)の長机(ながづくえ)に置かれたノートパソコンに向かって作業をしている。

ナレーション: CEOの浅見さんは、世界のトイレの衛生環境を変えたいと、2016年から開発を始めた。

映像説明: 縦型のブラインドが掛かった窓の前。奥にはカレンダーが貼られたスチール製の書庫がある。白いシャツに薄茶色(うすちゃいろ)のチェック柄のジャケットを着た男性がインタビューに答える。

テロップ: Air Labo(エア ラボ) 浅見 潤 CEO

浅見CEO: もともと、あの、ハンドドライヤーを街中(まちなか)で見かけるようになって、で、使うたびに汚れているのが目について、汚いなあと思っていて。で、これ何とか(なんとか)したいなっていうのを思って。

映像説明: オフィスに置かれている2台の吸引式ハンドドライヤーの前。浅見CEOが吸引式ハンドドライヤーの手指挿入口(しゅしそうにゅうぐち)に両手を入れる。奥の長机(ながづくえ)や左の黒い長机(ながづくえ)で男女2人がパソコンに向かい作業をしている。 縦型のブラインドが掛かった窓の前。マスクをつけた浅見CEOが、ベージュ色(いろ)の長机(ながづくえ)に置かれたノートパソコンに向かって作業をしている。

ナレーション: その後、コロナ禍で従来型のハンドドライヤーは、使用が中止になるなど、衛生面が課題となった。

映像説明: 縦型のブラインドが掛かった窓の前。奥にはカレンダーが貼られたスチール製の書庫がある。浅見CEOがインタビューに答える。 従来型のハンドドライヤーとエアラボの製品「CIRCULA(サーキュラ)」の比較映像。全体が暗く左上に「従来型ハンドドライヤー」と表示された画面。黒い服を着てマスクをつけた人物が、中央に設置されたハンドドライヤーの手指挿入口(しゅしそうにゅうぐち)に両手を入れる。手指挿入口(しゅしそうにゅうぐち)から水滴などの飛沫が舞い上がり緑色(みどりいろ)に光っている。 全体が暗く左上に「CIRCULA(サーキュラ)」と表示された画面に切り替わる。黒い服を着てマスクをつけた人物が、中央に設置されたハンドドライヤーの手指挿入口(しゅしそうにゅうぐち)に両手を入れる。(映像提供 Air Labo(エア ラボ)) 縦型のブラインドが掛かった窓の前。奥にはカレンダーが貼られたスチール製の書庫がある。浅見CEOが話を続ける。

浅見CEO: 手を乾かしたあとの風をどう処理するか。 えー、他社さんの場合は、それが吹き飛ばしてしまって大気に舞ってしまうわけなんですけど、 やはり汚染された風ですので(吸引式は)それを機械の中に取り込んでしまう。 吸引式で、かつ、循環式で、きれいな風で手を乾燥させるということが他社さんと大きな違いかなと思っております。

映像説明: 吸引式ハンドドライヤーが2台置かれている前。浅見CEOが吸引式ハンドドライヤーの前にかがみ、下部にあるトレーを引き出し、トレーの中に手を差し込む。 縦型のブラインドが掛かった窓の前。奥にはカレンダーが貼られたスチール製の書庫がある。浅見CEOがベージュ色(いろ)の長机(ながづくえ)に置かれたノートパソコンに向かって作業をしている。

ナレーション: コンパクトで手入れが簡単な点も特徴だ。当初は、ビジネスの難しさを感じていたというが、コロナ禍で、一転、問い合わせが急増。

映像説明: 洗面室。ダークグレーのジャケットと黒いズボンを着た人物が、手を洗った洗面台からオフホワイトの扉の横の柄模様(がらもよう)がある壁に設置された吸引式ハンドドライヤーの前に移動し、手指挿入口(しゅしそうにゅうぐち)に両手を入れる。 「吸引式ハンドタオル」と書かれた手指挿入口(しゅしそうにゅうぐち)に両手を入れている人物の手元。 柄模様(がらもよう)がある壁に設置された吸引式ハンドドライヤーの前面に「吸引式なので吹き飛ばさず 安心」、「CIRCULA(サーキュラ)」などの文字や両手を乾かす絵が書かれている。

ナレーション: 国内の商業施設などに設置されるようになった。そこにアワード受賞の知らせ。

映像説明: 白い壁のオフィス。奥の窓に縦型のブラインドが掛かっている。浅見CEOが長机(ながづくえ)に置かれたパソコンに向かっている。手前には、白い長机(ながづくえ)が向かい合って設置され、パソコンなどが置かれている。 縦型のブラインドが掛かった窓の前。浅見CEOがベージュ色(いろ)の長机(ながづくえ)に置かれたノートパソコンに向かって作業をしている。

ナレーション: 新型コロナの影響を鑑み、直前に現地への渡航は断念したが、それでも販路拡大の追い風になっているという。

映像説明: 縦型のブラインドが掛かった窓の前。奥にはカレンダーが貼られたスチール製の書庫がある。浅見CEOがインタビューに答える。 洗面室。洗面台があり、オフホワイトの扉の横の柄模様(がらもよう)がある壁に「CIRCULA(サーキュラ)」と書かれた吸引式ハンドドライヤーが設置されている。 壁に「吸引式ハンドタオル」、「吸引式なので吹き飛ばさず安心」、「CIRCULA(サーキュラ)」などの文字と手順の絵が書かれたパネルが貼られていて、下に「CIRCULA(サーキュラ)」が設置されている。 縦型のブラインドが掛かった窓の前。奥にはカレンダーが貼られたスチール製の棚がある。浅見CEOが話を続ける。

テロップ: Air Labo(エア ラボ) 浅見 潤 CEO

浅見CEO: 今まで検討していた方たちも、お墨付きがあるんなら安心して購入できるねという形で非常に販売のほうもプラスな作用をしております。 アジアのほうの、あの、ファクトリーのほうから、これをぜひ作らせて欲しいと。で、一緒に海外に、あー、世界に向けて売っていこうみたいなオファーを受けてまして、 今、そういった形でMOU(エムオーユー)(合意書)を結んで進めているような段階です。

映像説明: CES2022のエントランス。アーチ型の看板に、青や水色、黄色(きいろ)の四角形が重なり合い中央に白い文字で「CES」と書かれたロゴマークが掲げられている。さまざまな映像が映し出されている大型モニターが天井からつり下げられ、「Panasonic」と書かれた看板が見える。その下の通路を大勢の来場者が行き交っている。 Engineered Arts(エンジニアード アーツ)のブース。展示されているグレーの人型ロボットが口を動かしている。カーキ色(いろ)のダウンジャケットを着た男性やグレーのダウンジャケットを着た男性がグレーの人型ロボットのそばに立ち、その様子を眺めている。2人ともマスクをつけている。 ラボラトリー6(シックス)のブース。翁(おきな)チーフインテリジェンスオフィサーが、白いTシャツにグレーのジャケットを着た男性に手振りを交えながら話をしている。2人ともマスクをつけている。 洗面室。ダークグレーのジャケットと黒いズボンを着た人物が、手を洗った洗面台から柄模様(がらもよう)がある壁に設置された吸引式ハンドドライヤー「CIRCULA(サーキュラ)」の前に移動し、手指挿入口(しゅしそうにゅうぐち)に両手を入れる。 toraruのブース。青と赤のタータンチェック柄のジャケットを着た男性が、モニターを見ながらコントローラーを操作している。モニターには商店街を進む映像が映し出されている。 「J‐Startup(ジェイ スタートアップ)」の立体看板が掲げられたブース。ブースには白と青の空飛ぶクルマの機体が展示されていて、座席に男性が座っている。ブースの前には大勢の来場者が集まっている。

ナレーション: コロナ禍でリアル開催されたCES。サステナビリティ、疑似的な現地体験、衛生環境の向上など、長く続くコロナ禍によって変化した人々のライフスタイルを捉えた製品やサービスで世界に挑む企業の姿があった。

映像説明: 薄い黄緑色(きみどりいろ)を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。緑(みどり)を基調とした、中が空洞になった地球儀が回転している。

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