ドイツのバイヤーが選んだ日本食品は? 展示会に見る食の新潮流Ⅱ
2021年12月02日
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ドイツ・ケルンで開催された世界最大級の食品見本市「ANUGA2021」から、世界の食のトレンドを紹介するシリーズ。第2回目は、現地大手スーパーチェーン向け卸のバイヤーに密着し、日本企業の出展ブースをめぐる。グルテンフリーのラー油や、持続可能性を追求し生産された和牛、魚肉ソーセージなど、日本食品の評価はいかに・・・? バイヤーの視点から世界の食の潮流を探る!
(9分29秒)
テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。
映像説明: 見本市の会場のブースの一角。木目調のカウンターの前。マスクを着け濃紺のジャケットを着て眼鏡をかけた女性が、料理をよそった白いカップをマスクをつけ水色のシャツに紺のジャケットを着て眼鏡をかけた男性に渡す。カップにはフォークが添えられている。
テロップ: バイヤーが選んだ商品は?
ナレーション: ドイツのバイヤー、フレーゼさんが選んだ商品は?
映像説明: 別のブース。水色のシャツに濃紺のジャケットを着て眼鏡をかけたフレーゼさんがパンフレットを見ながら、水色のシャツに黒のジャケットを着て眼鏡をかけた男性の話を聞いている。2人ともマスクをつけている。
テロップ: ANUGA(アヌーガ) 2021で 注目された日本食品(にほんしょくひん)とは!?
ナレーション: 食品見本市ANUGA(アヌーガ)2021で注目された日本食品(にほんしょくひん)を紹介。
映像説明: 見本市の会場のブースの一角。黄色(きいろ)を基調とした家紋や「緑茶」「醤油(しょうゆ)」「米(こめ)」「柚子」などの文字が入った六角形の模様が一面に描かれたパネルが設置されている。フレーゼさんがブースに置かれたパンフレットに手を伸ばしながら話をする。
フレーゼさん・英語: これは、おもしろい!
映像説明: 壁に料理の写真と「和田久(わだきゅう)」と書かれたポスターが貼られているブース。フレーゼさんが商品の袋を手に持ち、薄紫色(うすむらさきいろ)のシャツにグレーのジャケットを着てマスクをつけた男性に話をする。
フレーゼ購買マネージャー・英語: クール! サンキューベリーマッチ。
映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 フランス・パリのエッフェル塔や凱旋門、アニメキャラクターのコスプレをした20代くらいの海外の女の子や、渋谷のスクランブル交差点の写真など、世界中の12枚の写真が画面の奥から飛び出してくる。水色を基調としたコンピューターグラフィックスの背景に、中が空洞になった緑色(みどりいろ)の地球儀が回転しながら現れる。画面右側で地球儀が回転し、左側に紺の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。
映像説明: スタジオ。横長の背景モニターに緑色(みどりいろ)を基調とした地球儀と「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」のロゴが映し出されている。前方にも小さいモニターが置いてある。モニターには見本市の会場で、通路際(つうろぎわ)の天井にモニターがつり下げられた「sonac(ソナック)」「cth」の看板があるブースで、赤い展示台の周りや白いテーブルにたくさんの人が座り、商品を見たり話をしたりしている様子が映し出されている。モニターの左側、スタジオ中央に女性キャスターが座っている。薄紫色(うすむらさきいろ)のワンピースを着ている。
女性キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。
映像説明: スタジオ。画面の左側に女性キャスターが、右側に小型モニターがある。モニターには、「CHALO(チャロ)」と書かれた看板が設置されたブースでフレーゼさんが黒い服を着た女性から小さなコップを受け取ったあと、マスクをあごにずらし、小さなコップを口に運びうなずく様子が映し出されている。女性キャスターが話をする。
テロップ: 江連 裕子(えづれ ゆうこ)
江連(えづれ)キャスター: ドイツで開催された食品見本市から、世界の食のトレンドをシリーズでお伝えする第2弾。今回は、現地のバイヤーに密着し、出展ブースをめぐります。
テロップ: ドイツのバイヤーが選んだ日本食品(にほんしょくひん)は? 展示会に見る食の新潮流Ⅱ
映像説明: 白と赤を基調とした「ANUGA(アヌーガ)」と書かれた看板を掲げたガラスの壁、「koelnmesse(ケルンメッセ)」の立体看板と左側にだ円形のモチーフ7枚が掲げられた白い壁の建物の外観。7枚のだ円形のモチーフは時計の1時から8時の位置に配置されていて、濃い緑色(みどりいろ)から薄い緑色(みどりいろ)のグラデーションになっている。出入り口付近にスーツケースを引いた人など複数の人物がみえる。画面右下の四角い枠にドイツの地図。ドイツが緑色(みどりいろ)で示され、東側はポーランド、西南側はフランス、北部はバルト海に面している。ドイツ西部に位置するケルンは赤い星印で示されている。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 世界最大級! 食品見本市ANUGA(アヌーガ)
テロップ: ドイツ ケルン
ナレーション: ドイツで2年に1度、開催される世界最大級の食品見本市「ANUGA(アヌーガ)(2021)」。
映像説明: 見本市の会場。「sonac(ソナック)」「cth」のブース。通路際の天井にモニターがつり下げられている。上部がガラスケースになった3つの赤い展示台と、複数の白いカウンターテーブルと椅子が置かれている。赤い展示台の周りや白いカウンターテーブルにたくさんの人が座り、商品を見たり話をしたりしている。 ショーケースの中。「Bio Happy veggies(ビオ ハッピー ベジーズ)」と書かれた白いパッケージに赤カブのような野菜の断面の写真が複数印刷された商品が4つ並べられている。そばにはスライスした赤い乾燥した食品と商品の説明が書かれたパンフレットが置かれている。 ショーケースの中。「Escal(エスカル)」と書かれたパッケージにホタテの形をしたパイ生地に緑色(みどりいろ)のソースと真ん中にホタテを載せた料理が6個ある写真が印刷された商品が2つ並べられている。手前には木のプレートがあり、ニンニク1個と木を輪切りにスライスしたようなもの2枚に緑色(みどりいろ)の植物2本が載っている。そばには商品の説明が書かれたパンフレットが置かれている。
テロップ: 10月9~(から)13日 ANUGA(アヌーガ) 2021
ナレーション: およそ100ヵ国から出展があり、健康志向に応えるものや持続可能性がある商品など、世界中の食のトレンドが一堂に会した。
映像説明: 会場の通路。黒いハイネックの服にグレーのジャケットを着てマスクをつけた女性がインタビューに答える。
テロップ: オランダ国旗 輸入業者
オランダの輸入業者の女性・英語: 日本茶(にほんちゃ)の輸入がメインのビジネス。 ことしは来場者が少ないが、 興味深い食品が見つかった。
映像説明: ベージュ色(いろ)のカウンターに商品の写真が印刷されたポスターが貼られたブース。カウンターの横の陳列ケースに魚のイラストが描かれた透明のパックが並べられていて、カウンターや陳列ケースの上には瓶詰の製品が並べられている。グレーの服を着た男性と黒い服を着た女性が2人の女性とカウンターをはさんで立っている。黒い服を着た女性がようじを付けた商品を盛りつけた小皿をカウンターに置き、空いた小皿をさげている。 猿のイラストと「CHALO(チャロ)」と書かれた看板が設置されたブース。フレーゼさんが小さなコップを手に持ちマスクをあごにずらしてコップを口元に運ぶ。
ナレーション: 来場者は、世界169ヵ国から7万人余り。なかには、アジアの食材を目当てに訪れたバイヤーもいた。
映像説明: 猿のイラストと「CHALO(チャロ)」と書かれた看板が設置されたブース。フレーゼさんが小さなコップを口に運ぶ。フレーゼさんがブースのスタッフに声をかけ、ブースを離れる。
紺のジャケットを着た男性バイヤー・英語: ベリーグッド! サンクス。
映像説明: 「Noble」と書かれた看板が設置されたブース。フレーゼさんがカウンターの中に立つ黒い服を着た女性に「おいしい」と親指を立てて合図しながらブースを離れる。商品が並んだショーケースや棚があるさまざまなブースが並んだ会場の通路をフレーゼ購買マネージャーが歩いている。奥のほうに「JAPAN」と書かれた看板を掲げたブースが見みえる。
テロップ: Kreyenhop & Kluge(クライエンホップ アンド クルーゲ) アルネ・フレーゼ 購買マネージャー
ナレーション: フレーゼさんは、大手スーパーチェーンなどにアジアの商品を卸しているバイヤー。ドイツで流通する多くの日本食品(にほんしょくひん)を手がけている。
映像説明: 会場の通路。フレーゼ購買マネージャーがインタビューに答える。
フレーゼ購買マネージャー・英語: ことしはパンデミックの影響もあるが、ANUGA(アヌーガ)の開催がとてもうれしい。
映像説明: さまざまなブースが並ぶ会場の通路。左肩にかばんをかけて右手に手さげ袋を2つ持ったフレーゼ購買マネージャーがブースを見ながら通路を歩いている。 会場の一角。ブースでフレーゼ購買マネージャーが木目調のカウンターに並べられたボトルを見て、そのうちの1本を手に取る。カウンターの中に立つ白いブラウスを着た女性と黒いジャケットを着た女性に話しかける。白い服を着た女性がフレーゼ購買マネージャーに話をしている。全員マスクをつけている。
ナレーション: いろいろな商品を見て、顧客への新たな商品提案につなげたいというフレーゼさん。近年のドイツでの潮流がビジネスの追い風になっていると話す。
映像説明: 会場の通路。フレーゼ購買マネージャーがインタビューに答える。
フレーゼ購買マネージャー・英語: ドイツの消費者は10年以上前からインターナショナルな料理に寛容になっていて、 異国を感じる料理に興味を持っている。
映像説明: 会場の通路。フレーゼ購買マネージャーが話をしている。
ナレーション: ドイツでは、コロナ禍のロックダウンを機に、家庭で本格的なアジア料理を作る人も増えているという。
映像説明: 見本市会場の一角。日本企業のブースが並んでいて、それぞれのブースで出展者と来場者が話をしている。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): しょうゆメーカーの グルテンフリーのラー油
テロップ: ジャパンパビリオン
ナレーション: ジャパンパビリオンには32社、団体がブースを構えた。
映像説明: カウンターや壁に「SHOYU(ショウユ) ISLANDS JAPAN」の文字と日本地図(にほんちず)のイラストが描かれたポスターが掲げられたブース。白い文字で「SHIBANUMA SOY SAUCE」などと書かれた紺ののれんがつり下げられている。紺の法被を着た男性や背中にオレンジ色(いろ)の円の中に黒い文字で「醤(しょう)」と書かれた紺の法被を着た女性が、それぞれ来場者と話をしている。 木目調のカウンターの上。さまざまな種類のしょうゆの瓶やしょうゆさし、「お寿司のお米 笑みの絆」などと書かれた白い袋や「すし酢(すしず)」などと書かれた瓶などが置かれている。
テロップ: Shibanuma Soy Sauce International 柴沼醤油(しばぬましょうゆ)インターナショナル
ナレーション: フレーゼさんが訪れたのは、すでに取り引きのある柴沼醤油(しばぬましょうゆ)。江戸時代から、木桶(きおけ)でしょうゆを作る老舗企業だ。
映像説明: 柴沼醤油(しばぬましょうゆ)インターナショナルのブースの一角。さまざまな種類のしょうゆの瓶などが置かれた白いテーブルを囲み、フレーゼ購買マネージャーと濃紺のセーターを着た男性、背中に「柴沼醤油(しばぬましょうゆ)」と書かれた紺の法被を着た男性、黒い服を着た女性が座って話をしている。全員マスクをつけている。
ナレーション: ドイツの多くのレストランでも取り扱いがあり、評判は上々だという。
映像説明: ブースの一角。さまざまな種類のしょうゆの瓶などが置かれた白いテーブルに座り、マスクをつけ黒い服を着た女性が、しょうゆの瓶のフタを閉めている。隣りに座るフレーゼ購買マネージャーがマスクをずらし、しょうゆが注がれた白いスプーンを口に運び、味を確かめる。マスクをつけ紺の法被を着た男性とフレーゼ購買マネージャーが話をする。
ナレーション: 今回、たまりしょうゆなどを試してみた。
紺の法被を着た柴沼醤油(しばぬましょうゆ)の担当者の男性・英語: 他社と違い、塩辛くなく甘みがある。
フレーゼ購買マネージャー・英語: 甘くてマイルド。
映像説明: 木目調の机の上。奥には、「おひたち」、「紫峰」などと書かれたしょうゆの瓶が並んでいる。円や六角形(ろっかくけい)の中に玉ねぎやししとうなどのイラストが書かれた模様がいくつも描かれた紺のラベルに「T‘s(ティーズ) HOT SAUCE GLUTEN FREE」などと書かれたラベルのあるガラス瓶が置かれている。ラベルの下部には、青と白を基調にしたギザギザの円形に「gluten‐free(グルテンフリー) 2020」などと書かれたロゴや、オレンジ色(いろ)を基調にしたメダルをイメージしたような円形に「FAN AWARD 2019」などと書かれたロゴも描かれている。
ナレーション: こちらは、しょうゆを使ったラー油。グルテンフリーなのが特徴。
映像説明: ブースの一角。黒い服を着た女性が、白いテーブルに置かれたガラス瓶から赤茶色いラー油をスプーンですくいながら、フレーゼ購買マネージャーと話をする。2人ともマスクをつけている。
黒い服を着た柴沼醤油(しばぬましょうゆ)担当者の女性・英語: ドイツのグルテンフリー市場は?
フレーゼ購買マネージャー・英語: ますます大きくなっている。
映像説明: フレーゼ購買マネージャーが、白いスプーンに載せられたラー油を口に運ぶ。 フレーゼ購買マネージャーと黒い服を着た女性、背中に「柴沼醤油(しばぬましょうゆ)」と書かれた紺の法被を着た男性が話をしている。全員マスクをつけている。
フレーゼ購買マネージャー: これも、とてもおいしい。
映像説明: ブースの前。フレーゼ購買マネージャーがインタビューに答える。 白いテーブルの上。ガラス瓶に入った赤茶色いラー油を銀色のスプーンですくう様子。 ブースの前。フレーゼ購買マネージャーが話を続ける。
フレーゼ購買マネージャー・英語: 日本ではギョーザやラーメンに使うようだが、 ドイツではステーキやバーベキューにぴったりだろう。
映像説明: ジャパンパビリオンの一角。フレーゼ購買マネージャーが「WADAKYU CORPORATION(わだきゅうコーポレーション)」と書かれた白い看板が掲げられ、4人の人物がいるブースに向かって歩いていく。全員マスクをつけている。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 人気高まる昆布 ドイツ料理にも!
テロップ: WADAKYU CORPORATION(わだきゅうコーポレーション) 和田久(わだきゅう)
ナレーション: 続いて向かったのは…。
映像説明: 和田久(わだきゅう)のブースの一角。フレーゼ購買マネージャーがオレンジ色(いろ)のパッケージの商品を手さげ袋(ぶくろ)に入れながら、薄紫色(うすむらさきいろ)のシャツにグレーのスーツを着た男性に話をしている。 ブースの壁の棚に「MA KONBU 200g」などと書かれた白いラベルが貼られた透明のパッケージ、「糸賀喜」などと書かれた白いパッケージ、「蛸節」などと書かれた黒いパッケージなどが並べられている。
フレーゼ購買マネージャー・英語: 昆布が見たい。
映像説明: フレーゼ購買マネージャーが壁の棚に並べられた商品をスマートフォンで撮影し、薄紫色(うすむらさきいろ)のシャツにグレーのスーツを着た男性と淡い水色のシャツに濃紺のスーツを着た男性に話をしている。3人ともマスクをつけている。奥の壁には、さまざまな料理が掲載されたポスターが貼られている。
フレーゼ購買マネージャー・英語: ドイツでは昆布の人気が高まっている。多くの人が料理雑誌で知り、試したいと思っている。
映像説明: こげ茶色(こげちゃいろ)の木目調の机の上。白い丸皿(まるざら)に2種類の乾燥昆布が数枚ずつ置かれている。 ピンクやオレンジ、白などのストライプ柄のテーブルクロスの上。白い丸い深皿(ふかざら)にキャベツやニンジン、ソーセージなどが入ったスープが盛りつけられている。そばには、木製のスプーンが置かれている。 白い丸い深皿(ふかざら)に、白身魚(しろみざかな)やアサリなどが入ったトマトスープのような料理が盛りつけられている。 和田久(わだきゅう)のブースの一角。商品が並べられた棚の前で、フレーゼ購買マネージャーと薄紫色(うすむらさきいろ)のシャツにグレーのスーツを着た男性が手ぶりを交えながら話をしている。2人ともマスクをつけている。
フレーゼ購買マネージャー・英語: ドイツのスープにも昆布を少し加えたら、うまみが出てくる。 ほかの海藻とは違う、ちょっとした香りが楽しめる。
映像説明: ブースの一角。薄紫色(うすむらさきいろ)のシャツにグレーのスーツを着た男性が、手ぶりを交えながらフレーゼ購買マネージャーに話をしている。2人ともマスクをつけている。
ナレーション: フレーゼさん、昆布はドイツの料理にも使えると感じている。
映像説明: 「SANRIKU CORPORATION CO., LTD.(サンリクコーポレーション カンパニー リミテッド)」と書かれた白い看板が掲げられたブース。奥の黒い壁には、ソーセージやオムレツのような料理の写真と「FISH SAUSAGE)」などと書かれたポスターが貼られている。木目調のカウンターをはさみ、マスクを着けた3人の男女が話をしている。 木目調のカウンターの上には、赤の丸い飾りが付いたかんざし串(かんざしぐし)がつけられたソーセージのようなものが並べられた白い角皿(かくざら)、黒いフライパン、パンフレットなどが置かれている。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): ヘルシーさも好評 魚肉ソーセージ
テロップ: SANRIKU CORPORATION 三陸コーポレーション
ナレーション: こちらは、三陸コーポレーションのブース。出品したのは、魚肉ソーセージだ。
映像説明: 木目調のカウンターの上。白い角皿(かくざら)に赤の丸い飾りが付いたかんざし串(かんざしぐし)が刺してある魚肉ソーセージが並べられている。
ナレーション: 天然のすけそうだらとサーモンオイルを使って作られ、カロリーとコレステロール値が低い。
映像説明: 三陸コーポレーションのブースの一角。赤の丸い飾りが付いたかんざし串(かんざしぐし)が刺してある魚肉ソーセージが並べられた白い角皿(かくざら)、黒いフライパン、商品などが置かれた木目調のカウンターの前で、マスクをつけ濃紺のジャケットを着て眼鏡をかけた女性が商品を手に持ちながら話をしている。黒いジャケットを着て黒いリュックを背負った(しょった)女性が白いカップに入った料理をフォークで口に運びながら話を聞いている。
ナレーション: 魚肉ソーセージは多くの来場者にとって、初めて口にする商品のようだ。
映像説明: ブースの前。ブースでは、紺のスーツを着た男性とえんじ色(いろ)のスーツを着た男性が話をしたり試食をしている。その前で、白いシャツにグレーのスーツを着て青いネクタイをした外国人男性がインタビューに答える。
テロップ: 来場者
来場者・英語: おいしかった。 ハーブが入っていて、とてもいい。
映像説明: ブースの前の通路。マスクを左耳にかけ、水色のシャツに紺のスーツを着て青いストライプ柄のネクタイをした外国人男性がインタビューに答える。
テロップ: 来場者
来場者・英語: 魚がフレッシュで、スパイスが効いていて、おいしい。 気に入ったので購入したい。
映像説明: 木目調のカウンターの前。マスクを着け濃紺のジャケットを着て眼鏡をかけた女性が、木目調のカウンターの上の黒いフライパンに入った料理を白いカップによそう。フレーゼ購買マネージャーが料理の入った白いカップを受け取る。
ナレーション: 魚肉ソーセージを使った料理を食べたフレーゼさんの感想は…?
映像説明: カウンターの前。マスクをあごにずらしたフレーゼ購買マネージャーが白いカップに入った魚肉ソーセージを使った料理をフォークで口に運び、うなずきながら親指を立てる。 木目調のカウンターの上。魚肉ソーセージを使った料理の写真や「FISH SAUSAGE」、「ブラックペッパー」などと書かれた黒いパッケージの商品が山型に積まれていて、ロケット包装された魚肉ソーセージも1本置かれている。 木目調のカウンターの上。赤の丸い飾りが付いたかんざし串(かんざしぐし)が刺さった魚肉ソーセージが白い角皿(かくざら)に並べられている。 ブースの前。フレーゼ購買マネージャーがインタビューに答える。
フレーゼ購買マネージャー・英語: 私が知る限りドイツにはない、魚で作られたかなり新しいソーセージ。 ドイツ人はソーセージが好きだし、 魚肉ソーセージは肉よりも健康的な代替品として、よいかもしれない。
映像説明: ブースの一角。奥の黒い壁に魚肉ソーセージを使った料理の写真や「FISH SAUSAGE」などと書かれたポスターが3枚貼られている。マスクをつけ濃紺のジャケットを着て眼鏡をかけた女性がインタビューに答える。 ブースの別の一角。木目調のカウンターをはさみ、マスクをつけ濃紺のジャケットを着て眼鏡をかけた女性が白いカップに入った料理をフォークで口に運ぶ黒いジャケットを着てリュックを背負った(しょった)女性に話をしている。木目調のカウンターの上には、赤の丸い飾りが付いたかんざし串(かんざしぐし)が刺さった魚肉ソーセージが並べられた白い角皿(かくざら)、黒いフライパン、山型に積まれた商品、ロケット包装された魚肉ソーセージなどが置かれている。
テロップ: 三陸コーポレーション代理店 LX FRANCE 方 瑛(ファン イン) さん
ナレーション: 出展企業の担当者は…。
方(ファン)さん・英語: オランダの大手輸入業者が、とても関心を持ってくれた。 ハラール商品なので興味を持つお客もいた。
映像説明: 「銀閣寺大西」の文字と牛のイラストなどが描かれた白いロールアップスクリーンが2つ置かれているブース。4人の男性がガラス張りの冷蔵ショーケースの前で話をしている。全員マスクをつけている。冷蔵ショーケースの上に「銀のシリーズ」と書かれた肉の写真などが載ったプレートと、「和牛 BEEF」と書かれた小さな白いのぼりが2本置かれている。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): おいしい経産牛(けいさんぎゅう)を 世界へ!
テロップ: Ginkakuji Onishi(ぎんかくじ おおにし) 銀閣寺大西
ナレーション: 食品の持続可能な生産は、アヌーガでフォーカスされた潮流の1つだ。和牛を手がける企業も持続可能性を意識した新商品を出品。
映像説明: 冷蔵ショーケースに真空パックされたさまざまな種類と大きさのブロック肉が陳列されている。ブロック肉の前に「ステーキソース」、「銀のすき焼きのたれ」、「銀の焼肉のたれ」などと書かれた白いラベルが貼られた4本のボトルが並べられている。 冷蔵ショーケースの手前には牛を模したイラストの体の部分に「熟」と書かれた黒いロゴと、水色で「SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS」と書かれ、「GOALS」の「O」は17色になっているロゴが描かれた白いプレートが置かれている。左にも牛を模したイラストの体の部分に「熟」と書かれた白いロゴがある黒いプレートが置かれている。 白いテーブルの上。竹製の籠にカットされた和牛が盛られ、「銀のステーキソース 銀閣寺大西」と書かれた白いラベル付きの小さなボトルが添えられている。
テロップ: 経産牛(けいさんぎゅう)
ナレーション: 和牛のなかでも、出産を経験した母牛、経産牛(けいさんぎゅう)だ。日本では市場価値が低いが、ヨーロッパでは、ポピュラーな肉だという。
映像説明: 「銀閣寺大西」のブースの前の通路。白いシャツに黒の上着を着た男性がフレーゼ購買マネージャーと話をしている。2人ともマスクをつけている。 冷蔵ショーケース。真空パックされたさまざまな種類と大きさのブロック肉が陳列され、「JUKU 販売証明書」「Kyoto Beef(キョウトビーフ) 雅 認定証」と書かれた証書が置かれている。 白い机に真空パックの大きなサイズのブロック肉が置かれている。真空パックには、牛を模したイラストの体の部分に「熟」と書かれた黒いロゴが描かれている。「4.5kg」などと書かれた白いシールも貼られている。ブロック肉の表面は脂のようなもので白く覆われ、断面の赤身に白いサシが細かく入っている。 ブースの前の通路。黒い上着を着た男性が話を続ける。
テロップ: 銀閣寺大西 大西 英毅) 常務
大西常務・英語: 生産者とともに経産牛(けいさんぎゅう)を再肥育する取り組みを始めた。 欧州でも好まれる味わいとうまみがある。 日本初(にほんはつ)の持続可能な和牛の取り組み。
映像説明: 草木の前に立てられた、2頭の牛の写真と「熟豊ファーム(じゅくほうファーム)」の文字が書かれた緑色(みどりいろ)の看板を挟んで立つ、笑顔の大西常務と男性の写真。 緑の草地(くさち)で頭部をこちら側に向けて立っている黒毛の牛の写真。 2つの竹製の籠にカットされた和牛が盛られ、「銀の塩ぽんず」「銀のステーキソース」と書かれた白いラベル付きの小さなボトルが添えられている写真。
ナレーション: 大西さん、高まる和牛の需要に応えるため、経産牛(けいさんぎゅう)を有効活用できないか考えた。そこで、生産者とともに経産牛(けいさんぎゅう)を再び育てあげ、食卓へ。
映像説明: 大きなまな板の上にカットされた焼いた肉が並べられ、そのそばに立つ水色の手袋をして包丁を持った男性と紫の法被を着ている大西常務の写真。 白い紙が敷かれた銀色のトレーの上にさまざまな大きさに切り分けられた厚切りの肉が重ねて並べられている写真。 キッチンで大西常務を含むマスクをつけた4人の男性が白い紙が敷かれた銀色のトレーの上に並べられた肉を囲んで立っている写真。
ナレーション: 今年、イタリアなどヨーロッパへ日本から初めて、経産牛(けいさんぎゅう)の輸出を果たした。和牛ならではの、味わい豊かな肉質に高い評価を得ているという。
映像説明: 「銀閣寺大西」のブース。冷蔵ショーケースの前で大西常務とフレーゼ購買マネージャーが手ぶりを交ええながら話をしている。 木のまな板にハムが盛られている。 モザイクのような模様をしたサラミの断面の写真。 ブース。大西常務とフレーゼ購買マネージャーが話を続ける。
大西常務・英語: 日本の和牛とイタリアの肉文化をミックスして、 和牛のハムやサラミなども作っている。 製品だけでなく日本文化(にほんぶんか)の提供が重要だと思っている。
フレーゼ購買マネージャー・英語: そのとおりだ。
大西常務・英語: 文化を合わせることで、さらに価値を生み出せる。
フレーゼ購買マネージャー・英語: すばらしい 。本当にとても、おいしそう。
映像説明: ブースの冷蔵ショーケースの前。フレーゼ購買マネージャーが大西常務に手ぶりをまじえながら話をしている。
ナレーション: フレーゼさん、和牛の生産者による違いなど、新たな発見があったようだ。
映像説明: 銀閣寺大西のブースの前。フレーゼ購買マネージャーがインタビューに答える。 フレーゼ購買マネージャーが大西常務の話をうなずきながら聞いている。 ブースの前。フレーゼ購買マネージャーが話を続ける。
フレーゼ購買マネージャー・英語: それぞれの和牛生産者がワイナリーのように特徴を持っていることが分かり、興味深い。 とても有意義なミーティングだった。
映像説明: 会場内の通路。大西常務とフレーゼ購買マネージャーが名刺を手に話をしている。
ナレーション: 大西さんは、今回の出展で多くの新しい取り引きの可能性を感じていた。
映像説明: 「銀閣寺大西」と書かれた白いロールアップスクリーンの前で大西常務がインタビューに答える。 白い机に真空パックの大きなサイズのブロック肉が置かれている。真空パックには牛を模したイラストの体の部分に「熟」と書かれた黒いロゴが描かれている。 竹製の籠にカットされた和牛が盛られ、「銀の塩ぽんず」と書かれた白いラベル付きの小さなボトルが添えられている。 「銀閣寺大西」と書かれた白いロールアップスクリーンの前で大西常務が話を続ける。
大西常務: ヨーロッパでは当たり前の経産牛(けいさんぎゅう)。日本(にほん)ではまだ当たり前じゃない経産牛(けいさんぎゅう)。 初めて、その日本(にほん)の和牛なんですけれども、その初めてヨーロッパの文化に近しいような商品っていうのが提案できたのかなあと思っておりまして、 そちらのほうは、かなり好評いただきました。
映像説明: 「Miyako Oriental Foods inc.(インコーポレイテッド)」のブース。数種類の瓶が置かれたカウンターをはさみ、フレーゼ購買マネージャーが2人の女性と話をしている。全員マスクをつけている。 和田久(わだきゅう)のブースの一角。鰹節を削るような装置の前でフレーゼ購買マネージャーが2人の男性と話をしている。全員マスクをつけている。
ナレーション: よい商品との出会いがたくさんあったというフレーゼさん。顧客に新たな提案ができると意欲を燃やしていた。
映像説明: 会場の一角。フレーゼ購買マネージャーがインタビューに答える。 左肩にかばんをかけて右手に手さげ袋を2つ持ったフレーゼ購買マネージャーがブースを見ながら通路を歩いている。 柴沼醤油(しばぬましょうゆ)インターナショナルのブースの一角。さまざまな種類のしょうゆの瓶などが置かれた白いテーブルを囲み、フレーゼ購買マネージャーが2人の男女と話をしている。全員マスクをつけている。 会場の一角。フレーゼ購買マネージャーが話を続ける。
フレーゼ購買マネージャー・英語 日本やほかの国々(くにぐに)のよい食品を見つけられた。 台湾のビーガンの中華まんもよさそうだった。 各商品を取り扱うかどうか、社内で検討して判断したい。
映像説明: カーキ色(いろ)の壁に白い文字で「be plus」と書かれた立体看板が掲げられたブース。9人ほどの男女が話をしている。 魚やニワトリ、ウシのイラストが描かれた白い壁のブース。商品が置かれた銀色の机を囲み、5人の男女が話をしている。 黒い棚。「THE ORIGINAL BLACK」などと書かれた色とりどりの柄模様(がらもよう)のカップ型の缶が三角型に2組、積み上げられ、棚の奥にはベージュと黒のオリーブが入った大きさの違う瓶詰めが7本並べられている。 白い2段の棚。上段に青と白の2種類の円形の商品、下段に紫色の四角い形をした商品が並べられている。 「柴沼醤油(しばぬましょうゆ)インターナショナル」のブース。赤い円の中に黒で「醤(しょう)」の漢字が背中に書かれた紺の法被を着た人を含む4人の人物が話をしている。全員マスクをつけている。 ブースの別の一角。マスクをつけ、黒い上着を着た女性がリュックを背負った(しょった)緑色(みどりいろ)のシャツを着た男性にカウンターに並べられたしょうゆのボトルを指さしながら説明している。 「銀閣寺大西」のブース。笑顔の大西常務を含む6人の人物が話をしている。全員マスクをつけている。
ナレーション: 健康志向に応える食品や持続可能な食品に注目が集まった、ことしのANUGA(アヌーガ)。日本企業(にほんきぎょう)も、そうしたニーズをとらえ、さらなる一歩を踏み出していた。
映像説明: 薄い黄緑色(きみどりいろ)を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。緑を基調とした、中が空洞になった地球儀が回転している。
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9月26日(予定)
テーマ:ジャカルタ環境市場 チャンスをつかむ最初の一手!
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