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ベビーテックで変わる未来 ‐日本発! 世界への挑戦‐

2020年12月24日

欧米を中心に、近年盛り上がりを見せる「ベビーテック」。ITやIoTを活用し、育児や妊娠、出産を助ける製品やサービスだ。今、日本のスタートアップが、この分野で世界から注目されている。ビックデータを活用し、泣き声で赤ちゃんの気持ちが分かる装置を開発した企業は、赤ちゃんの頃から親と別に寝る習慣がある欧米で市場開拓の可能性を見いだしていた。一方、胎児の健康状態を把握するコンパクトなモニターを開発した企業は、ASEAN諸国やアフリカなどの病院へ納品実績があり、さらなる市場開拓を目指している。海外市場のニーズをとらえ、販路開拓をする企業の取り組みを追った。

(10分36秒)

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図の上で回転する、中が空洞になった地球儀から、もうひとつ地球儀が飛び出す。 拡大表示された地球儀の横にタイトルが現れる。 「世界は今 ジェトログローバルアイ」

映像説明: スタジオ。地球儀と世界地図の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。 タイの付いたピンクのワンピースに、花柄のレースのスカートをはいている。

テロップ: 八木 ひとみ(やぎ ひとみ)

八木(やぎ)キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。 産業とテクノロジーを掛け合わせた言葉を耳にする機会が増えていますが、近年、関心が高まっているのがベビーテックです。日本から生まれた製品が、未来の育児を変えるかもしれません。

テロップ: ベビーテックで変わる未来 ‐日本発!世界への挑戦‐

映像説明: 見本市の会場。巨大なパビリオンが立てられている。青と水色、黄色(きいろ)の3つの四角形に「CES」と書かれたロゴと「REGISTRATION」の文字が壁に書かれている。建物の周りには白いパビリオンが何棟も建てられている。画面右下の四角い枠に米国の地図。ネバダ州は国の西部に位置している。ラスベガスは州の最南端に近い街で赤い星印で示されている。(資料映像)

テロップ: 米国 ラスベガス

映像説明: パビリオンの中。ブースが立ち並ぶ通路を大勢の人が歩いている。通路の先にはCESの電光看板が取り付けられた大きなアーチが建てられている。(資料映像)

テロップ: CES

ナレーション: 毎年1月にラスベガスで開催される世界最大級の見本市、CES。

映像説明: 薄暗いブース。「LG」と書かれた電光看板が壁に掲げられている。曲線的なデザインの巨大なモニターが天井に設置されている。きらめく銀河や無数のオレンジの灯籠が表示される画面を、たくさんの人が見上げている。 別の一角。大きな白いボートが展示されている。船体の側面に細長いデザインの窓がいくつも作られている。5人ほどの人がボートのデッキを歩いている。 白いキッチンカーの前。車体の側面に「IMPOSSIBLE SLIDER」と書かれている。黒いTシャツを着た女性スタッフがたくさんのハンバーガーを載せたトレーを手に立っている。周りの人々がトレーにスマートフォンを向け、ハンバーガーに手を伸ばす。 下半分が白、上半分が透明のパネルで囲まれた4m四方ほどのエリアが設けられたブース。白いパネル部分に「SENSE ARENA」と書かれたロゴが描かれている。VRゴーグルを着け、スケート靴をはいた男性が4m四方ほどのエリアの中を動き回り、アイスホッケーのスティックを振っている。隅に置かれたモニターに、男性の動きと連動して動くアイスホッケーゲームの映像が映っている。 ステージ。壁に「BODYFRIEND」と書かれたロゴが表示されている。壇上には車の運転席のようにデザインされた赤いマッサージチェアが置かれている。タンクトップにショートパンツをはいた女性が傍らで踊っている。 エレベーターの前。4本脚の動物のようなロボットが背中にあたる部分に段ボール箱を載せ、素早く足を動かしながら進んでくる。ボディーの側面に「Robo-Delivery Powered by ANYmal(ロボ デリバリー パワード バイ エニマル)」と書かれたロゴが表示されている。(資料映像)

ナレーション: かつては家電が中心だったが、今やモビリティー分野やAI(エーアイ)、そして食品まで、時代の先端を行く、さまざまな製品が集まる。イノベーションのトレンドが分かるイベントだ。

映像説明: 揺りかごに置かれている赤ちゃんの人形の写真。そばに、数値や波形が表示された小型のタブレットや小型の機器が置かれている。 白いスピーカーの写真。スタンド付きの丸みのあるスピーカーが化粧箱の上に置かれている。化粧箱にはスマートフォンの写真が表示され、「nanit plus」と書かれたロゴが描かれている。 ブースに掲げられた電光看板の写真。笑顔の赤ちゃんのイラストに「happiest baby」と書かれたロゴが描かれている。

テロップ: BabyTech(ベビーテック)

ナレーション: 近年、盛り上がりを見せるのがベビーテック。IT(アイティー)やIoT(アイオーティー)を活用し、育児や妊娠、出産を助ける製品やサービスだ。

映像説明: 淡い緑の腹巻きのような形状の機器の写真。眠っているフクロウのマークが描かれた腹巻きのような形状の機器がマネキンのおなかに巻きつけられている。「Owlet Band(オーレット バンド)」と書かれたプレートがそばに置かれている。 黒いブースの写真。「4moms(フォーマムズ)」と書かれたロゴが壁に描かれている。丸みのあるチャイルドシートのようなデザインの揺りかごがテーブルに展示されている。隣に置かれたベビーベッドには、フレームにアームが取り付けられていて、その先には布で作られた羽根の形のおもちゃが付いている。壁際のソファーには黒いTシャツを着た女性スタッフが笑顔で座っている。

ナレーション: 大手からスタートアップまで、多くの企業が最新の製品を披露するなか、

映像説明: 角(かど)が丸い小ぶりな正方形の機器の写真。深緑(ふかみどり)と白の2つの機器がテーブルに並べられている。赤ちゃんの人形と押しボタンが取り付けられた装置がそばに置かれている。傍らのモニターにはメッセージが表示されたスマートフォンの画面と泣いている赤ちゃん、角(かど)が丸い小ぶりな正方形の白い機器の写真が表示されている。

ナレーション: 今年注目を集めたのが、こちら。

映像説明: 角(かど)が丸い小ぶりな正方形の機器が展示されたブース。モニターの左上に「CryAnalyzer Auto」と書かれたロゴがあり、英語で書かれた機器の説明が表示されている。白い上着を着た人物が赤ちゃんの人形の前にある装置のボタンを押す。赤ちゃんの泣き声が流れたあと、モニターに「Detecting baby's cry(ディテクティング ベイビーズ クライ)」の文字とマイク、波形のイラストが表示される。赤ちゃんの泣き声が止まると、モニターの表示内容が「Analyzing baby's cry(アナライジング ベイビーズ クライ)」の文字と虫眼鏡、波形のイラストに切り替わる。

ナレーション: 一体、これは…。

映像説明: 布団の上に寝そべるグレーのベビー服を着た赤ちゃんが手を動かし、泣いている。枕元に角(かど)が丸い小ぶりな正方形の白い機器が置かれている。機器には波形や2つの顔のイラスト、音符が描かれたボタンとCryAnalyzer Autoのロゴがある。 手にされたスマートフォンの画面。「赤ちゃんの気持ち」というタイトルがある画面に哺乳瓶をくわえた赤ちゃんの写真があり、「おなかがすいたよ 71%」、「不快だよ 29%」、「MEMO お腹がすいているのかもしれません。お腹がいっぱいのようなら、おむつを替えてあげても良いかもしれませんね。」、「パパっと育児@赤ちゃん手帳」と書かれている。 濃いグレーのソファーがある部屋。マスクを着け、黒いブラウスを着た女性が、グレーのベビー服を着て泣いている赤ちゃんをだっこして座っている。女性が笑顔で赤ちゃんをあやし、哺乳瓶のミルクを飲ませる。

ナレーション: 赤ちゃんの枕元に置いておけば、泣き声を、ビッグデータを基に解析し、「おなかがすいた」、「遊んでほしい」、「眠い」など5つの感情を示す。

映像説明: 白いパーカーを着た笑顔の男性の写真。角(かど)が丸い正方形の小さな機器などが展示されたブースに立っている。

テロップ: ファーストアセント 服部 伴之(はっとり ともゆき) CEO

ナレーション: 手がけたのは日本企業(にほんきぎょう)のファーストアセント。

映像説明: 展示会場の一角の写真。「JAPAN」と書かれた白い立体文字看板が立てられたブースに、スーツを着た大勢の人々が集まっている。

テロップ: 1月7~10日(いちがつ なのか から とうか) CES 2020 J‐Startup(ジェイ スタートアップ)パビリオン

ナレーション: スタートアップが集まるエリアに、ブースを構えた。

映像説明: 縦長の窓がある部屋。窓の前でグレーのパーカーを着た服部CEOがインタビューに答える。 角(かど)が丸い正方形の機器などが展示されたブースの写真。ブースの上部にあるフレームから「Monitor baby's crying(モニター ベイビーズ クライング)」、「FIRST ASCENT」と書かれた看板がつり下げられている。 ファーストアセントのブースの一角の写真。大勢の人がテーブルに展示されている機器を眺めている。

テロップ: ファーストアセント 服部 伴之(はっとり ともゆき) CEO

服部CEO: 開始数分で、日本(にほん)よりも、あの、こういったものに抵抗なく導入するっていうことを考えられるんだなっていうことが実感しまして、 非常に強い手応えを感じました。

映像説明: 白いブラウスを着た女性が、赤ちゃんが眠っているベビーベッドの中をのぞいている写真。笑顔の女性が眠っている赤ちゃんのほほに触れている。 青いベビー服を着て、笑顔を浮かべながら眠っている赤ちゃんの写真。

ナレーション: 欧米では赤ちゃんの頃から子供部屋に1人で寝かせる習慣があり、ベビーモニターを使用する親も多い。デジタルネイティブといわれるミレニアル世代が親になり、その市場を、年々押し上げているのだという。

映像説明: 濃いグレーのソファーがある部屋。マスクを着け、黒いブラウスを着た女性がソファーに座り、グレーのベビー服を着た赤ちゃんをだっこしながらあやしている。赤ちゃんがあくびをする。

ナレーション: 日本では親が赤ちゃんに添い寝することが多く、モニターを使う習慣は、まだあまりない。

映像説明: 白いレースカーテンが引かれた会議室。ノートパソコンが置かれた長机(ながづくえ)で服部CEOを含む5人の人物が話をしている。全員マスクを着けている。 マスクを着けた服部CEOがノートパソコンを操作しながらうなずいている。

テロップ: 東京都 中央区

ナレーション: そこで服部さんは、日本よりも先行して市場がある海外の反応を確かめたいと、CESに出展した。

映像説明: 笑顔でファーストアセントのブースに立つ服部CEOの写真。 紺のトレーナーを着た男性と服部CEOの写真。2人は肩を組み、親指を立てている。 テーブルの上にCryAnalyzer Autoのロゴがある正方形の機器と赤ちゃんの人形が並べて置かれている写真。

ナレーション: 出展のあと、欧米を中心とした100社ほどとメールでのやり取りをし、そのうちの10社と、オンラインでのミーティングを行ってきた。さらに、CESへの参加が日本の大企業ともつながった。

映像説明: 白い壁の前。服部CEOがインタビューに答える。 カーペットの上で寝そべっている水玉模様のベビー服を着た赤ちゃんが泣いている。CryAnalyzer Autoのロゴがある正方形の機器とスマートフォンの映像がそばに現れる。スマートフォンの画面には「Baby is crying. Emotion is hungry」と書かれたメッセージが表示されている。 白い壁の前で服部CEOが話を続ける。

服部CEO: 今年のCESで、ベビーテック業界につきましては、ちょっと動きがあったっていうのがあります。 日本(にほん)の大企業さんがIT化、デジタルトランスフォーメーション、そういったことに力を入れなきゃいけないんじゃないかということで、当社に多数問い合わせをいただきました。

映像説明: 白いレースのカーテンが引かれた会議室。ホワイトボードに、赤ちゃんの顔とハートを円で囲んだマークに「ainenne」と書かれたロゴのスライドがホワイトボードに映っている。マスクを着けた服部CEOが長机(ながづくえ)でスライドを見ながら話をしている。

ナレーション: 現在、目覚まし機能を付けるなど製品を改良中だ。

映像説明: 服部CEOがテーブルでノートパソコンを操作している。 服部CEOがテーブルでノートパソコンの画面に表示された円グラフや棒グラフを見つめている。

ナレーション: 服部さん、1月にオンラインで開催されるCESで、改良した製品を出品することを決めた。しかし、オンラインならではのデメリットもあるという。

映像説明: 白い壁の前。服部CEOがインタビューに答える。

テロップ: ファーストアセント 服部 伴之(はっとり ともゆき) CEO

服部CEO: (オンラインでは)偶然ブースを見たっていうのがありません。そのために、何か賞を受賞するですとか、そういったことがやっぱり必要だと思ってまして…。

映像説明: CESのウェブサイトの画面。「CES 2021 Innovation Awards Program(イノベーション アワーズ プログラム)」の文字や壁のポスターを見つめる男性の写真と、デスクで書類を手にした女性の写真が表示されている。 「CES 2020 Innovation Awards(イノベーション アワーズ)」と題されたウェブサイトの画面。英語で説明が書かれている。

ナレーション: 賞を獲得することで、より注目される。そこで挑んだのは、優れた製品に贈られるCESイノベーションアワードだ。

映像説明; 白いレースのカーテンが引かれた会議室。服部CEOを含む5人の人物がデスクでノートパソコンに向かっている。全員マスクを着けている。

ナレーション: そしてCES開催に先立って、うれしい知らせが届く。

映像説明: CESのウェブサイトの画面。「CES 2021 INNOVATION AWARD PRODUCT(イノベーション アワード プロダクト)」、「ainenne ‐ Sleep Trainer」書かれている。眠っている赤ちゃんの枕元に置かれた丸みのあるデザインのライトの写真が掲載されている。

ナレーション: 受賞が決まったのだ。

映像説明: 白い壁の部屋。服部CEOがテーブルでノートパソコンの画面を見ている。

ナレーション: 服部さんは受賞によって販路開拓の可能性を、より強く感じたという。

映像説明: 長方形の窓がある部屋。窓の前で、服部CEOがインタビューに答える。

テロップ: ファーストアセント 服部 伴之(はっとり ともゆき) CEO

服部CEO: 赤ちゃんの泣き声の解析、こういうAI(エーアイ)技術の活用っていうのをやってる会社がほかにいない状況ですので、 この技術を使ってワールドワイドにサービスを展開できるようになっていければと思っています。

映像説明: 海沿いの街の俯瞰(ふかん)。細長い波止場が海上に突き出している。画面左下の四角い枠に四国周辺の地図。香川県は四国の北東部に位置している。高松市は県の中部にあり、瀬戸内海に面していて赤い星印で示されている。海を挟んで北西の対岸には広島県が、北の対岸には岡山県がある。

テロップ: 高松市

ナレーション: 妊娠、出産に関する製品で世界のベビーテック市場に挑む企業が香川県にある。

映像説明: グレーの床のオフィス。長机(ながづくえ)で5人の人物がノートパソコンに向かい、書類を手にしている。全員マスクを着けている。

テロップ: メロディ・インターナショナル

ナレーション: 香川大学発ベンチャーのメロディ・インターナショナルだ。

映像説明: テーブルに水色とピンクの2つのハート型の機器が置かれている。そばに置かれたスマートフォンには数値が表示された2つのハートが、タブレットには折れ線グラフが表示されている。

ナレーション: 手がける製品はASEAN諸国やアフリカなど、8ヵ国で採用されている。なぜそうした地域に目をつけたのだろうか。

映像説明: ブラインドが下ろされた部屋。紺のジャケットを着た女性が身ぶりを交えてインタビューに答える。

テロップ: メロディ・インターナショナル 尾形 優子 CEO

尾形CEO: 海外って日本(にほん)に比べて、もっともっと医師が少なくて、病院には(産婦人科の)医師がいない病院ってたくさんあるんですね。 で、ま、そういったところで使っていただけないかなっていうところで…。

映像説明: ピンクのカーテンがある病室。淡い緑のシャツをたくし上げた妊婦がベッドで横になっている。水色の看護服を着た女性が妊婦のおなかにピンクのハート型の機器を当てている。

ナレーション: 実はこれ、どこでも胎児の健康状態を知ることができるモニター。

映像説明: テーブルに水色とピンクの2つのハート型の機器とスマートフォン、タブレットが置かれている。スマートフォンには数値が表示された2つのハートが、タブレットには折れ線グラフが表示されている。

ナレーション: 病院で使われるものと同等の性能ながらも、とてもコンパクトだ。

映像説明: スマートフォンの画面。画面上部の枠に「患者ID」、「名前」、「妊娠週数」、「経過時間」といった項目がある。「赤ちゃんの心拍」と書かれたピンクのハートには「142」という数値が、「子宮収縮」と書かれた水色のハートには18前後で変化する数値が表示されている。画面の右下には胎児のシルエットイラストがある。 タブレットの画面。赤ちゃんの心拍と子宮収縮の値を示す2つの折れ線グラフが表示されている。

ナレーション: 自宅で妊婦自身が胎児の心拍を測定し、スマートフォンで確認したり、医師にデータを送ることができる。

映像説明: 建物の軒下の通路。大勢の女性がベンチに座って並んでいる。木目調のデスクで、紺のワンピースを着て腕に血圧計のベルトを巻いた女性がいすに座っている。向かい側に立つピンクのブラウスを着た女性がメモを取っている。

テロップ: タイ チェンマイ

映像説明: カウンター。5人の人が書類を前に向かい合って座り、話をしている。

ナレーション: 日本に先駆けて、2014年に最初にアプローチしたのが、香川大学とつながりがあるチェンマイ大学だった。チェンマイには産婦人科医がいない公立病院が19ある。

映像説明: ブラインドが下ろされた部屋。紺のジャケットを着た尾形CEOがうなずきながら笑顔でインタビューに答える。

テロップ: メロディ・インターナショナル 尾形 優子 CEO

尾形CEO: 「いらないよ」っていうのが、最初でした。 医師じゃない人でも使うことができるので、 (産婦人科の)医師がいない病院で使ってほしいっていうお話を、何回かさせていただいていて…。

映像説明: ござが敷かれた部屋。青い花柄のスカートをはいた妊婦が床で横になっている。妊婦のおなかには水色とピンクのハート型の機器が当てられ、それぞれベルトで固定されている。白衣(はくい)を着てタブレットを手にした女性と尾形CEOを含む8人ほどの人が周りに座って話をしている。白衣(はくい)を着た男性がタブレットを指さしながら話をする。タブレットを持っている白衣(はくい)を着た女性がうなずく。 タブレットの画面に2つの折れ線グラフが表示されている。

ナレーション: リスクがある妊婦を早期に見つけ、設備が整った病院への搬送につながったことが認められ、去年、チェンマイの全ての公立病院へ製品の導入を果たしたという。

映像説明: 3人の女性が写っている写真。毛布が敷かれた床に、青いストライプのズボンをはき、上着をたくしあげた妊婦が横になっている。紺のジャケットを着た女性が妊婦のおなかにピンクのハート型の機器を当てている。眼鏡を掛けた女性がそばでその様子を見守っている。

ナレーション: 「この製品により、遠隔医療のシステムが作られていった」と、チェンマイ大学の産婦人科医は言う。

映像説明: 水色の壁の部屋。眼鏡を掛け、ストライプ柄のベージュのジャケットを着た女性がインタビューに答える。(Zoomのビデオ通話) 病室。ピンクのシャツをたくしあげた妊婦がベッドで横になっている。青いユニホームを着た人が妊婦のおなかにピンクのハート型の機器をベルトで固定している。 青いユニホームを着た人物とグレーのユニホームを着た人物がタブレットを操作している。タブレットには2つの折れ線グラフが表示されている。 水色の壁の部屋。眼鏡を掛け、ストライプ柄のベージュのジャケットを着た女性が話を続ける。(Zoomのビデオ通話)

テロップ: 産婦人科医 チェンマイ大学 スパトラ・シリチョティヤクル 教授

スパトラ・シリチョティヤクル教授・英語: 遠い山岳地帯に暮らす人は、高度医療を受けることが困難だが、 赤ちゃんの健康状態のデータが直接私に届くので、 問題があっても地域の病院と電話やLINEで連絡を取り合うことができる。

映像説明: 8人の人物が写っている写真。淡い緑の壁の病室で、黄色いブラウスを着た女性と笑顔の尾形CEOが2人でタブレットを持ち、画面をこちらの方へ向けている。 6人の人物が写っている写真。尾形CEOがベッドで横になっている妊婦のおなかにピンクのハート型の機器を当てている。ベッドの周りに立つ人々がその様子を見ている。

ナレーション: タイでの実績が、カンボジアやミャンマーなどでの販売にもつながっていった。

映像説明: 展示会場の一角の写真。ガラス張りのショーケースが置かれたブース。ショーケースの中には、ハート型の機器やタブレット、日本の国旗、腰にベルトを巻いた白い熊の縫いぐるみが展示されている。黒いスーツを着た女性がピンクの大きな布を広げている。ピンクの大きな布の後ろでグレーのブラウスを着た女性と尾形CEOが話をしている。大勢の人が周りでその様子を眺めている。

テロップ: バンコク

テロップ: MEDICAL FAIR THAILAND 2019

映像説明: 別の展示会場の一角の写真。ピンクのテーブルクロスが掛けられたテーブルのそばに、グレーの柄物の上着を着た男性と尾形CEOが立っている。テーブルにハート型の機器やタブレットが並べられている。後ろに立てられた太い柱には、おなかの前に水色とピンクのハート型の機器を持った2人の人物が写ったポスターが貼られている。

テロップ: ドイツ デュッセルドルフ

テロップ: MEDICA(メディカ) 2019

ナレーション: 医療関係の世界的な見本市にも積極的に参加。

映像説明: レンガの壁の部屋。尾形CEOが演台(えんだい)でマイクを手に話をしている。壁際に設置されたスクリーンに「メロディのソリューション」、「いつでも、どこでも『胎児の状態を知る』ことを可能にする」と書か たスライドが表示されている。4人の人物が間隔を空けていすに座り、耳を傾けている。

テロップ: 岡山市

テロップ: 2020年11月19日 SETOUCHIから海外へ!‐香川大発ベンチャーの海外への挑戦‐ 主催:ジェトロ

ナレーション: セミナーなどでの情報発信も行ってきた。

映像説明: レンガの壁の部屋。演台(えんだい)で尾形CEOがマイクを手に話を続ける。

尾形CEO: 問題解決のためだったら、もう世界中、地域を問いません。

映像説明: 展示会場のメロディ・インターナショナルのブースの写真。ハート型の機器やタブレット、モニター、腰と胸にベルトを巻いた白い熊の縫いぐるみがテーブルに並べられている。カタログを手にした尾形CEOが笑顔で製品を手で示している。 水色のシャツを着た男性がブースにカメラを向けている。

テロップ: 米国 ラスベガス

テロップ: CES 2020 J‐Startup(ジェイ スタートアップ)パビリオン

ナレーション: 海外でのB to Cでの展開を視野に出展したCESでは大きな気付きがあったという。

映像説明: ブラインドが下ろされた部屋。尾形CEOが笑顔でインタビューに答える。 水色とピンクの2つのハート型の機器がテーブルに置かれている。 ハート型の機器の傍らに置かれたスマートフォンの画面に「赤ちゃんの心拍 145」、「子宮収縮 20」と表示され、数値が変化している。 尾形CEOがうなずきながら話を続ける。

テロップ: メロディ・インターナショナル 尾形 優子 CEO

尾形CEO: デザインとか大事だなってすごい思って。 自分たちの商品は、かわいいデザインだと思って作っていましたが、 もっともっと簡単かつデザイン的にも良くしなくちゃなーみたいなとかですね、UI(ユーザーインターフェース)をもうちょっと良くしたいなっていうふうなことも感じたりしました。

映像説明: グレーの床のオフィス。室内の中ほどで3人の人物が長机(ながづくえ)で作業をしている。壁際の木目調の仕切りがあるデスクに座る紺の上着を着た人物のななめ後ろに尾形CEOが立ち、様子を見ている。全員マスクを着けている。 紺の上着を着た人物とマスクを着けた尾形CEOが話をしている。

ナレーション: 現在、新しいデザインや分かりやすいインターフェース作りに取り組んでいる。

映像説明: 3階建てのグレーのビルの外観。車道の脇に緑の田んぼが広がっている。 ブラインドが下ろされた部屋。水色のワイシャツを着た男性が長机(ながづくえ)でパソコンに向かっている。マスクを着けた尾形CEOが、ブラインドが下ろされた窓の前に置かれた大型モニターを見ている。 大型モニターにはピンクのワイシャツを着た男性と青い上着を着た女性が話をする様子が映っている。2人ともマスクを着けている。 水色のワイシャツを着た男性がハート型の機器を手にしている手元が大型モニターに映る。 大型モニターにピンクのワイシャツを着た男性を含む4人の人物が映る。全員マスクを着けている。 大型モニターに折れ線グラフが表示されたタブレットが映る。

ナレーション: この日は、製品の導入が決まったルワンダの病院とビデオ通話。医師の元には製品が届いたばかり。現地時間の朝早くから集まった医師たちに使い方を説明していた。

映像説明: 大型モニターに、マスクを着け、青い上着を着た女性がタブレットを差し出し、話をする様子が映っている。

マスクを着け、青い上着を着た女性・英語: これでいい?

男性の声・英語: はい

映像説明: ブラインドが下ろされた部屋。水色のワイシャツを着た男性がパソコンに向かって話をしている。尾形CEOが隣で一緒にパソコンのモニターを見ている。

テロップ: メロディ・インターナショナル 二ノ宮 敬治(にのみや けいじ) CIO(最高情報責任者)

二ノ宮CIO・英語: これでは、どう?

映像説明: 大型モニターに、マスクを着け、青い上着を着て話を続ける女性が映る。

マスクを着け、青い上着を着た女性・英語: まだ届かない。

映像説明: 大型モニターに話をする4人の人物が映っている。全員マスクを着けている。

ナレーション: 通信環境が悪いため、データが送れないというトラブルも…。

映像説明: 大型モニターに、マスクを着け、青い上着を着て身ぶりを交えて話をする女性が映る。二ノ宮CIOがパソコンに向かって話をする。二ノ宮CIOの顔が大型モニターに表示される。

マスクを着け、青い上着を着た女性・英語: すべてを理解するのが難しい。

二ノ宮CIO・英語: もちろん。初めてなので当然だ。

映像説明: 白い熊の縫いぐるみが置かれた部屋。マスクを着けた尾形CEOが身ぶりを交えてインタビューに答える。

テロップ: メロディ・インターナショナル 尾形 優子 CEO

尾形CEO: 今まではコロナじゃないから、自分たちが行って(いって)、で、調査してSIM(シム)なんかも選んだりしてたので、結構、パッパッと、こうスムーズにいってたんですけど…。

映像説明: 5人の女性が写っている写真。ござが敷かれた部屋で青い花柄のスカートの妊婦がピンクのハート型の機器をベルトでおなかに固定され、横になっている。白衣(はくい)を着た女性と黒いブラウスを着た女性が妊婦のおなかに手を当てている。尾形CEOが水色のハート型の機器を手にしている。 5人の人物が写っている写真。ピンクのカーテンが引かれた病室で、水色のシャツをたくしあげ、おなかに水色とピンクのハート型の機器をベルトで固定された妊婦がベッドで横になっている。眼鏡を掛けた男性と尾形CEOがそばで見守っている。 11人の人物が写っている写真。淡い緑の壁の病室で、オレンジのシャツをたくしあげ、おなかに水色とピンクのハート型の機器をベルトで固定された妊婦がベッドで横になっている。尾形CEOが黄色いブラウスを着た女性にタブレットの画面を見せている。

ナレーション: 以前は現地に足を運び、通信に使う機器も適したものをセットにして販売してきたため、こうしたトラブルはなかったという。

映像説明: 白い熊の縫いぐるみが置かれた部屋。マスクを着けた尾形CEOが身ぶりを交えて、うなずきながらインタビューに答える。

尾形CEO: 改善する必要があるっていうことが、あの、今分かって、今後、すぐ対応して使っていけるようにしたいなと思ってます。

映像説明: スクリーンが張られたステージ。「JAPAN HEALTHCARE VENTURE SUMMIT(ジャパン ヘルスケア ベンチャー サミット) 2019」と書かれたロゴが表示され、「Save baby's life(セーブ ベイビーズ ライフ)」などと題されたスライドが映っている。尾形CEOが小型のノートパソコンとマイクを手に笑顔で話をしている。 ブラインドが下ろされた部屋。二ノ宮CIOがタブレットを手にパソコンに向かって話をしている。マスクを着けた尾形CEOが隣で一緒にパソコンの画面の方を見ている。 レンガの壁の部屋。演台(えんだい)で尾形CEOがマイクを手に、身ぶりを交えて話をしている。 ブラインドが下ろされた部屋。マスクを着けた尾形CEOがデスクでパソコンに向かっている。

ナレーション: 尾形さんには、現地のニーズに合わせながら全世界に製品を届けたいという目標がある。現在、アフリカや中東の病院などと打ち合わせ中(うちあわせちゅう)だ。さらにヨーロッパでの展開に向けた改良を進めているという。

映像説明: ブラインドが下ろされた部屋。緒方CEOが身ぶりを交えて笑顔でインタビューに答える。

テロップ: メロディ・インターナショナル 尾形 優子 CEO

尾形CEO: 世界にはですね、年間1億4,000万出産あるんですね。 そういったところに届けて、安心、安全な出産をしていただくっていうところが本当の目標なので、 この機器が、もう(世界中に)行き渡るようにしたいなと思っています。

映像説明: 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 中が空洞になった地球儀が回転している。

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