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柿くへば… おいしい奈良を再発見 ‐古都の味を世界に発信‐

2018年09月06日

大仏や数々の歴史的建築、そして、広大な公園に遊ぶ鹿。海外からの観光客を魅了してやまない古都、奈良。彼らには、知らなかった味とのおいしい出会いもある。その一つ、柿は国内2位の生産量を誇る奈良の特産品だ。五條市で柿をはじめとする様々な果物を栽培、「あんぽ柿」などの加工品も生産する企業は、それらを贈答品として香港に輸出しようと挑戦。一方、奈良の郷土料理として親しまれている「柿の葉寿司」のあるメーカーは、新たに開発した商品を瞬間冷凍することで鮮度を保ち、海外市場を狙う。インバウンドを取り込むだけでなく、アウトバウンドへ。奈良の味の輸出に取り組む2つの企業を取材した。

(11分16秒)

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テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図から飛び出した、中が空洞になった地球儀が、 回転しながら拡大表示される。 さらに世界のさまざまな都市の画像が周囲を取り巻きタイトルが現れる。 「世界は今ジェトロ グローバル アイ」

映像説明: スタジオ。 地球儀と都市の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。 グレーのブラウスに深緑のスカート。

テロップ: 宮瀬 茉祐子(みやせ まゆこ)

宮瀬キャスター: 世界は今、ジェトロ グローバル アイ。 日本を代表する歴史的な文化財が数多くある奈良県。 世界中から多くの人々が訪れますが、今、地域の特産品を世界へ発信しようという試みも広がっています。 今回は、地元で長年生産されている「柿」をテーマに、香港の食品見本市「Food Expo」に出展した2つの企業を追いました。

タイトル: 柿食へば(かきくえば)… おいしい奈良を再発見 ‐古都の味を世界に発信‐

映像説明: 緑豊かな景色が広がる奈良の街並み。 五重塔がひときわ高くそびえ立つ向こうには、現代的な建物がかすんで見える。

テロップ: 古都 奈良

ナレーション: 古都、奈良。

映像説明: 東大寺。 中門(なかもん)と大仏殿が壮大に佇み、鏡池の水面にはその姿が美しく映る。 南大門の前には、多くの観光客に混じって、鹿が参道に集まっている。 参道を歩く外国人観光客。 サングラスを着用し、キャップや帽子、Tシャツ姿と、ラフな格好で、土産のつえを持っている者もいる。 大仏殿の盧舎那仏像。 3人組の外国人が虚空蔵菩薩の前で、スマートフォンで自撮りをする。 デジカメを片手に参道の鹿に触る女性が、カメラに向かって、にっこりと微笑む。 観光客でにぎわう南大門。 鹿がカメラに顔を寄せ、傍らには座り込んでいる鹿もいる。   ナレーション: 神社仏閣が多く残るこの街は、歴史観光地としてインバウンドでも人気の地だ。 連日、世界中からの観光客でにぎわいを見せている。

映像説明: 夕焼けの空。木々(きぎ)が茜色に染まっている。

テロップ: 柿くへば(かきくえば)鐘が鳴るなり法隆寺

ナレーション: 柿くへば(かきくえば)鐘が鳴るなり法隆寺。

映像説明: 夕方。歩道に観光客が列を作っている。 通りに面した軒先に、多くの観光客が集まっている。

ナレーション: 正岡子規の俳句にも読まれている、「柿」は古くから奈良の特産品だ。

映像説明: 観光客が散策する様子を背景に、「柿の収穫量 上位5件(平成29年)」と題された横棒グラフ。 縦軸は都道府県名、横軸は収穫量。5,000トンから50,000トンまで、5,000トン刻みで表示されている。 和歌山県 47,500(トン) 奈良県 32,800(トン)(赤色で強調) 福岡県 18,000(トン) 岐阜県 14,600(トン) 愛知県 12,800(トン) 出所:農林水産省統計を基にジェトロ作成

ナレーション: 全国でも2位の生産量を誇る。 しかし、海外では「柿」というフルーツに、なじみのない国もあるようだ。

映像説明: 堀内果実園の外観。店先に、スムージーやフルーツサンド、かき氷の立て看板が並んでいる。 大きなガラス張りのドアの奥から、女性と男性が出てくる。男性は抱っこ紐をして赤ちゃんを抱いている。 四角い枠内に奈良県の地図のイラスト。 奈良県の北部に、奈良市が位置する。

テロップ: 奈良市 堀内果実園

ナレーション: 観光客でにぎわう通りに、フルーツ専門のカフェがあった。

映像説明: ガラスに描かれた堀内果実園のロゴマークの前で、水色のちょうちんが揺れている。 大きな氷の赤い文字。

ナレーション: 堀内果実園。

映像説明: 店内のイートインスペースに、明るい色の木目調テーブルが並んでいる。 白いTシャツを着て、薄い黄色(きいろ)のキャップをかぶった女性店員が、外国人カップルのテーブルに商品を運ぶ。 金髪の男性が、かき氷の入った細長いカップに刺さっている太いストローを吸う。 カップに入った飲みものを飲んだ長い髪の女性が、男性に話しかける。

ナレーション: 「柿」を使ったスイーツを初めて食べたという外国人観光客に話を聞いてみた。

映像説明: 席でインタビューに答える外国人カップル。

観光客の女性・英語: (柿のスムージーは)変わった味わいで、少しイチゴのようなラズベリーのような。 オランダ人はヘルシー志向になってきていて、おやつとしても人気が出ると思う。

映像説明: 店内のガラスショーケースに、レモンやキウイ、ブドウ、カットフルーツ、ジュースのボトルなどが並んでいる。 傍らのカウンターで、女性店員が作業をしている。 イートインスペースでは、3組の女性客たちが、食事を楽しんでいる。

ナレーション: ここ堀内果実園は、奈良・吉野に自家農園を持つ。

映像説明: ショーケースの中に、キウイとパイナップルのカットフルーツ、ジュースのボトル、ラ・フランスとりんごの瓶ジュースが並んでいる。 店頭の籠には、ジュースの他に、シロップ漬けや、はちみつといった加工品もある。

ナレーション: そこで採れたフレッシュなフルーツのジュースやフルーツサンドなどを提供。

映像説明: 透明なカップに盛られたかき氷。 ふちには黄金(こがね)色の柿シロップ、中心に、いちごのシロップがかけられる。 色鮮やかになったかき氷の上に、機械から薄切りのアイスフルーツが落とされる。 カップの中では、フルーツとシロップ、氷が、それぞれ層になっている。

ナレーション: 夏のこの時期、人気は柿のシロップがたっぷりとかかったかき氷。

映像説明: 店頭。ジュースの瓶や加工品のほか、みかんや柿などのドライフルーツや色とりどりのジャムが陳列されている。 あんぽ柿(がき)のドライフルーツ。へたを含んだ果実が丸ごと梱包されている。 「3パックでお得」の手書きPOP広告が添えられている。 ショーケースの横に、さまざまなドライフルーツの袋が、ぎっしりと陳列されている。

ナレーション: そのほかにも、加工品のドライフルーツ、ジャムなどを店頭で販売している。 今回のFood Expoに出展する企業の一つだ。

映像説明: たくさんの商品が陳列されている店内。 ドライフルーツや加工品以外にも、ラムネ菓子(がし)やTシャツなどもある。

ナレーション: 奈良県五條市にある農園をのぞいてみた。

映像説明: 堀内果実園の農場。 緩やかな山の斜面に鮮やかな緑の果樹が立ち並び、麓に民家が見える。 四角い枠内に五條市の地図のイラスト。 奈良県の西部に五條市が位置する。

テロップ: 奈良県五條市 堀内果実園 農場

ナレーション: 吉野で果樹を専門に栽培している「堀内果実園」。

映像説明: まぶしい日ざしを浴びる果樹。 青い柿の実がなっている。 緑豊かな果樹園を眺める水色のシャツを着た男性。

テロップ: 堀内果実園 農場

ナレーション: 総面積2.5ヘクタール。

映像説明: 農園の説明をする堀内社長。

テロップ: 堀内果実園 堀内 俊孝 社長

ナレーション: 甲子園球場と同じくらいの広大な農地だ。

映像説明: 堀内社長が、柿の木の葉っぱを数枚むしり取る。

ナレーション: 6代目となる堀内社長に農園を案内してもらった。

映像説明: 果樹園内の木陰でインタビューに答える堀内社長。

テロップ: 堀内果実園 堀内 俊孝 社長

堀内社長: なかなか土(つち)もええ(良い)感じでしょ。 これもね、土(つち)の深い良いところなんですよ。 土(つち)がふかふかでしょ、けっこう。

映像説明: 日光に照らされた柿の木。 大きく実った青い柿が、窮屈そうに肩を並べる。

ナレーション: 肥よくな土地で育てられた自慢の柿。収穫は10月以降。

映像説明: 果樹園の一画。 葉ばかりがついている柿の木が立ち並ぶ。 木々(きぎ)の間を歩き進む堀内社長が、作業をしている男性に声を掛ける。

ナレーション: その一画に、柿の実を一切つけていない、なぜか柿の葉だけを収穫しているエリアがあった。

堀内社長: ご苦労さん。

映像説明: 紺色の作業着を着た男性が、柿の葉を束にしてまとめ、黄色いプラスチックのかごに入れていく。

映像説明: 堀内社長が、果樹園でインタビューに答える。

堀内社長: ぼくらのとこの五條市ていうところには柿の葉寿司という郷土料理…、 サバの寿司なんですけど、それを包む材料として出荷します。

映像説明: 男性の腰に付けられた収穫かごの中に、大きくてきれいな柿の葉がたくさん入っている。 手際よく柿の葉を収穫していく男性。 果実の周りの葉は取り除かれていく。

ナレーション: ここでは柿の実と柿の葉を収穫する農園を分けている。 栽培方法も変えて養分を凝縮させるのが堀内社長のこだわりだ。

映像説明: 2枚の写真が横並びに映る。 左側には、橙色に熟した柿が、たくさん入っているたくさんの収穫かご。 右側には、葉の少ない木に実る熟した柿。

ナレーション: 品質の高い「柿」の果実は、こうやって栽培されていた。

映像説明: 赤々と熟した実をたたえる、すももの木。 堀内社長が、片手で実を1つずつ採っていく。 両手で5つの実を持つのに苦労するほどの大きさ。 ブルーベリーの木には、熟れた(うれた)ものから、まだ熟れて(うれて)いないものまで、さまざまな実がなっている。 熟れた(うれた)濃い色の果実が、太陽の光を反射している。

ナレーション: そのほかにも、旬のフルーツ「すもも」や「ブルーベリー」、また「梅」や「かりん」など、気候や風土に合わせたフルーツを栽培している。

映像説明: 農園のすぐそばに、黒と白の建物が2棟、建っている。

ナレーション: ここで収穫されたフルーツは、農園内にある自社工場で加工されて出荷される。

映像説明: 工場内。 まな板の上にカットされたすももが積まれている。 水色のゴム手袋をした手のアップ。手際よくすももをカットしていく。 白い作業服にキャップ、マスク、青いエプロンを着けた男性が作業を進めている。

ナレーション: 手作業で加工する、これが堀内農園のポリシーだ。

映像説明: ブルーベリーの果実が、ぎっしりとパックに詰められ、しっかりとフタが閉められる。 作業台に並べられたパックに、「奈良県産 堀内農園の手摘み(てづみ)ブルーベリー」と書かれたラベルが貼られていく。 包装されたふじりんごのドライフルーツが段ボール箱に入れられる。

ナレーション: ドライフルーツ、ジャム、ジュースなどの加工品の中で、今回はどの商品をFood Expoに持っていくのか堀内社長に尋ねてみた。

映像説明: 別室。堀内果実園の商品を背にインタビューに答える堀内社長。

堀内社長: ラインナップですね。あんぽ柿(がき)、ドライフルーツ。 あと、今年ちょっと新しいところで飲むお酢というのも、ちょっと試しに。

映像説明: 瓶に入った花梨と梅の酢。 堀内果実園のロゴと、それぞれの果実を模したマークが描かれたラベルが貼られている。 インタビューに答える堀内社長。

堀内社長: 梅と花梨のお酢で、黒酢(くろず)で割りました。 ヘルシーなのでリサーチがてら持って行きたいなと思います。 贈り物のほうをですね、春節だとか、そっちのほうの需要のほうを ちょっと探ってみたいなと思うてますけど。 (出展は)3回目になりますので、今までの経験も生かして、 良い結果に結びつけれたらなと思います。

映像説明: 柿の実を手に、農園で堀内社長がインタビューに答えている。

ナレーション: Food Expoに向けての準備は万全のようだ。

映像説明: 奈良市。 古風な風情ながらも、真新しい家々が軒を連ねている細い路地を数人の観光客が進んでいく。 観光客が柿の葉寿司の店先に目を向ける。 大きく平宗(ひらそう)と書かれた、立派な木の看板。

テロップ: 奈良市 柿の葉ずし 総本家 平宗(ひらそう) 奈良店

ナレーション: 一方、奈良の伝統の味でFood Expoに挑むのが「平宗(ひらそう)」。

映像説明: 木製の箱と、献上鮎寿司についての説明などが展示されている。 ショーウィンドウに、柿の葉ずしや焼き鮎ずし、焼さばずし(やきさばずし)などのサンプルが並んでいる。 青々とした大きい柿の葉の上に、ゴマの入ったシャリの鯖ずしが乗っている。 傍らに、柿の葉に包まれた柿の葉ずしが折に詰められ並んでいる。

ナレーション: 郷土料理として親しまれている「柿の葉寿司」は、 今では外国人観光客にも人気だ。

映像説明: 店内。テーブル席で、紺色の割烹着を着た店員が注文を取っている。 カウンターの奥に立っていた調理白衣と白い和帽子姿の男性がお辞儀をする。

テロップ: 柿の葉ずし 総本家 平宗(ひらそう) 奈良店 黒木 貴光 店長

黒木店長: いらっしゃいませ。

映像説明: 寿司下駄に柿の葉ずしが3つ乗っている。 黒木店長が持っていた柿の葉ずしの柿の葉を剥がすと、中から鮭のすしが出てくる。 寿司下駄に柿の葉を敷き、すしを乗せる。

ナレーション: もともとは、冷蔵技術がなかった頃、塩鯖とにぎりめしを柿の葉で包んで塩漬けにした保存食。 海に面していない奈良県ならではの特産品だ。

映像説明: 5つの柿の葉ずしが乗った寿司下駄を差し出す。 白いワイシャツを着た男性客が受け取る。

黒木店長: こちらが伝統の柿の葉寿司になります。 柿の葉の香りと一緒にどうぞ。

映像説明: 寿司下駄に乗った5つの柿の葉ずし。お新香と茶粥が添えられている。 柿の葉が剥かれた鯖と鮭のすしの姿に新鮮さのある色味(いろみ)が出ている。 客に柿の葉ずしの説明をする黒木店長。

黒木店長: 柿の葉寿司は押し寿司ですので、押すことによって、ごはんと魚のうま味がなじんできます。

映像説明: 平宗(ひらそう)の表(おもて)。外国人の観光客が店から出てくる。

ナレーション: 特別な日のごちそうとして親しまれてきた柿の葉寿司。

映像説明: 平宗(ひらそう) 本社工場。青い屋根と白い壁の外観の2階建て。 屋根の側面に平宗(ひらそう)の文字、正面にはロゴと「文久元年創業(そうぎょう) 柿の葉ずし」という大きな文字が付けられている。 四角い枠内に天理市の地図のイラスト。 奈良県の北部に天理市が位置する。

テロップ: 奈良県天理市 柿の葉ずし 総本家 平宗(ひらそう) 本社工場

映像説明: 工場内。白い作業服を着て水色の手袋をした従業員が、柿の葉の上に鯖を乗せている。 シャリを取り、柿の葉で包む。 丁寧に包まれた柿の葉ずしがタッパに並べられていく。

ナレーション: この寿司店を運営する、本社工場では展示会の出展に向けて開発が進められていた。 平宗(ひらそう)では昔と変わらず、手作業で柿の葉ずしを作り続けている。 

映像説明: 作業する従業員の傍らに、黒いスーツを着た平井社長。

テロップ: 柿の葉ずし 総本家 平宗(ひらそう) 平井 孝典 社長

ナレーション: 今回のFood Expoには、これらを冷凍にして持っていくのだと平井社長は話す。

映像説明: 平井社長が、柿の葉ずしが敷き詰められたタッパを手に取り、説明を始める。 タッパを持って冷凍庫の方へ歩き出す。

平井社長: 巻き上がりがこういう形になっております。 こちらをですね、作りたてをですね、すぐ冷凍庫のほうに入れてまいります。

映像説明: 冷凍庫の扉を開ける平井社長。 中には、柿の葉ずしが敷き詰められたタッパが3段に渡り、9個入っている。

ナレーション: 瞬間冷凍により、シャリとネタの鮮度をキープ。 国内での味を維持したまま海外へ持っていけるようになったと言う。

映像説明: 平井社長の手に海外向けの焼き鯖ずしと柿の葉ずしのパッケージ。

ナレーション: 海外向けの商品開発について聞いてみた。

映像説明: 別室で、柿の葉寿しの看板を背にインタビューに答える平井社長。

テロップ: 柿の葉ずし 総本家 平宗(ひらそう) 平井 孝典 社長

平井社長: 海外に持っていくにあたりまして、アジア圏の方々にいろいろとご試食をいただいたなかで、 一番声が大きかった(多かった)のは、やはり味が薄い、はっきりしないという お声が多かったもので…。 それにあたりまして、商品開発をするのに、やはり1年くらいかかりました。 海外のお客様は、やはり、なま物を嫌われるというところがありましたので。

映像説明: 海外向けの柿の葉ずし。 丸皿に盛られた焼き鯖、あぶり鮭、穴子、海老のネタが載った柿の葉ずし。 4種類のネタと葉に包まれたままの柿の葉ずしが寿司下駄の上に並んでいる。 それぞれのネタには、火が通った色合いがある。

平井社長: 今回は柿の葉ずしのネタも全て火の入ったもの、シャリの中に4種類違うフレーバーを入れまして、

映像説明: 別室でインタビューに答える平井社長。

平井社長: 電子レンジで解凍できる、というふうな便利さを持ちあわせた商品で開発いたしております。

映像説明: 工場内。調理白衣姿の従業員が焼き鯖を押し枠に入れる。 枠を引き上げ、できあがった焼き鯖ずしに包丁を入れ、切り分ける。

ナレーション: 和食のお店で修行してきた平井社長。 伝統を守りつつも、海外の好みに合わせた味を提案していくことが大事なことだと話す。

映像説明:  控室で外国人従業員と談笑する平井社長。

ナレーション: 平宗(ひらそう)では働いている外国人従業員の方(かた)の反応を大事にしている。

映像説明: 3人の女性外国人従業員が柿の葉ずしを囲んでいる。 白いTシャツを着た従業員が、焼き鯖の柿の葉ずしを指さす。

テロップ: 外国人従業員

白いシャツの女性外国人従業員・日本語: 私、焼きサバが好きです。

映像説明: 3人が柿の葉ずしを笑顔でほおばる。 赤いシャツの従業員が親指を立てる。

赤いシャツの女性外国人従業員・英語: おいしい。

映像説明: 半分にカットされた柿の葉ずしが紙の皿に載っている。

ナレーション: これらは海外専用商品。

映像説明: あぶり鮭の柿の葉ずし。シャリに黄色いものが混ぜ込まれている。

ナレーション: シャリには柚子の皮が。

映像説明: 焼き鯖の柿の葉ずし。シャリにゴマが混ぜ込まれている。

ナレーション: こちらはゴマを加えている。

映像説明: 控室で、平井社長が外国人従業員たちと明るい表情で会話をしている。

ナレーション: どちらも評判は上々だったようだ。

映像説明: 別室でインタビューに答える平井社長。

平井社長: 一人でも多くの世界中の方々に、奈良の郷土料理というものは、 こんなにもおいしいんだよと伝えたい気持ちでいっぱいでございます。

映像説明: 控室。平井社長と従業員との活発な議論が行われている。

ナレーション: 海外での反応が楽しみだ。

映像説明: Food Expo 2018 ジャパンパビリオンの会場の入り口。 赤地に白でJの文字をかたどったロゴマークと黒地に白い文字でJAPANという看板が掲げられている。 受付カウンター奥の黒い壁には英語で「What’s new?」(わっつにゅー)の白い文字、横のモニターでは映像が流れている。 多くのブースが出展しており、人々が行き交う。 デモンストレーションブースでは、調理白衣と背の高い和帽子姿の男性が調理の実演を行っている。 モニターを4枚合わせた大型スクリーンに、実演の様子が映し出されている。 満席のテーブル席で来場者たちが、試食品に箸をつけている。

テロップ: 香港 8月16日~(から)20日 Food Expo 2018

ナレーション: そして迎えたFood Expo 2018当日。

映像説明: ブースが左右に軒を連ねる通路は多くの人でごった返している。 平宗(ひらそう)のブース。 海外向け商品の写真に英語と中国語で「柿の葉寿し」と書かれたパネルの下に、電子レンジが置かれている。 平井社長たちが、来場者にプロモーションを行っている。 傍らで、試食をする来場者の男性。

テロップ: ジャパンパビリオン

ナレーション: ジェトロは日本産食品(にほんさんしょくひん)のプロモーションブースを設置した。 ブースの周りには人だかりができていた。 平宗(ひらそう)の「柿の葉寿司」に興味津々の来場者。

映像説明: 平宗(ひらそう)のブース前。 眼鏡をかけたグレーのスーツ姿の男性バイヤーがインタビューに答える。

テロップ: バイヤー

バイヤー男性・英語: とてもおいしい。

映像説明: バイヤーの男性が笑顔で親指を立てる。

バイヤー男性・日本語: おいしい。

映像説明: 平宗(ひらそう)のブース前。 青いストライプ柄のシャツの女性バイヤーが、興味深(ぶか)げな表情でインタビューに答える。

テロップ: バイヤー

バイヤー女性・広東語・吹き替え: 電子レンジで加熱して食べるお寿司は、なかなかないので面白いと思います。

映像説明: 平宗(ひらそう)のブースの前で平井社長がインタビューに答える。

テロップ: 柿の葉ずし 総本家 平宗(ひらそう) 平井 孝典 社長

平井社長: まだまだ冷凍食品(の寿司)に対しての認知は低いですけれども、 徐々に広まっていっていただければチャンスはあるかなと思います。 国内のようなコールドチェーンが、まだ海外では整っていないところもたくさんありますので、 それが課題になります。それがうまく整えば、広がっていくかなということだと思います。

映像説明: 堀内果実園のブース。フルーツや加工品が展示されている。 堀内果実園のロゴをあしらった白いTシャツ姿の堀内社長たちが、来場者にプロモーション活動を行っている。

ナレーション: 一方、堀内果実園のブースにも熱心に質問をしている来場者の姿が。

映像説明: 紺と水色のラガーシャツを着た男性バイヤーがブースの前で、手に取った商品を興味深そうに見つめながらインタビューに答える。

テロップ: バイヤー

バイヤー男性・広東語・吹き替え: あんぽ柿が一番好きです。 もともと私は甘党ですが、これは女性向きの商品だと思います。

映像説明: 堀内社長が堀内果実園のブースの前でインタビューに答える。

テロップ: 堀内果実園 堀内 俊孝 社長

堀内社長: あんぽ柿なんかは、皆さんかなり興味を持たれて。 もちろん青果物のほうも、興味を持っていただきました。 お酢のほうが、意外と酸っぱいものが苦手と聞いていたのですけど、 試飲していただくと意外といけるなという感じはあります。 (課題は)物流や輸送のロットですよね。 結構大きいロットで言われる(注文される)ことが多いので、 日本の宅配みたいな感じで手軽に送れるような業者さんを探さないときついかなと思います。

映像説明: 平宗(ひらそう)と堀内果実園のブースが隣り合っている。 平宗(ひらそう)の平井社長が通訳の女性の言葉に、真剣な表情で耳を傾けている。

ナレーション: 両社とも確かな手ごたえを得ることができたようだ。

映像説明: ブースの前に、多くの来場者がいる。 通路を行き交う人々。 真剣な表情で話し合っている人たちもいる。

ナレーション: いかにスムーズに商品を届けられるかが課題だ。 海外への挑戦は続いていく。

映像説明: スタジオ。

宮瀬キャスター: 今回の柿のように、日本ではあたりまえでも、 まだ海外に知られていない特産品も多くあるのではないでしょうか。 インバウンドの機会を生かしながら、世界へ発信するそうした取り組みが、 ほかの地域にも広がっていくといいですね。

映像説明: 宮瀬キャスターがお辞儀をする。

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