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ASEANを健康で長寿に! ‐ヘルスケアで市場を拓く‐

2018年09月20日

東南アジアでも健康意識が高まるなか、ヘルスケア産業の拡大が見込まれており、日本企業の動きが活発化している。ある大手メーカーは、キットを使った指先からの少量の採血で、簡単に血液検査が行えるサービスをタイに普及させようとしている。一方、健康関連の商品を開発するベンチャー企業は、写真撮影により体のゆがみを測り、健康維持に役立てる商品をマレーシアに広めようと取り組む。いずれも日本での実績はあるが、国内と異なる環境の下、それぞれ課題を抱えていた。ヘルスケア分野で新たなサービスを海外に根づかせるために試行錯誤を重ねる企業の取り組みを追った。

(11分07秒)

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テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図から飛び出した、中が空洞になった地球儀が、回転しながら拡大表示される。 さらに世界のさまざまな都市の画像が周囲を取り巻きタイトルが現れる。 「世界は今ジェトログローバルアイ」

映像説明: スタジオ。 地球儀と都市の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。 白のブラウスに濃いブラウンのスカート。

テロップ: 宮瀬 茉祐子(みやせ まゆこ)

宮瀬キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。 東南アジアでも健康への意識が高まっており、ヘルスケア産業はさらに拡大するとみられています。その分野に、これまでなかった新しいサービスを導入しようと、現地で試行錯誤を続ける企業の取り組みをご紹介します。

タイトル: ASEANを健康で長寿に! ‐ヘルスケアで市場を拓く‐

映像説明: 現代的な高層ビルが林立する都市。広い水辺に沿って緑地が広がる。 四角い枠内にタイの地図のイラスト。ベトナムに近く、マレーシアと国境を接するタイ。バンコクはその海岸沿いに位置する。

ナレーション: タイの首都、バンコク。

映像説明: 明るい日ざしが降り注ぐ公園。白いシャツに濃い色のズボンをはいた人々が太極拳をしている。傍らを、青いランニングウエアの男性が走り抜ける。 腰を落とし、ゆったりした動きで太極拳をする人々。

ナレーション: 朝早く、多くの人がジョギングや体操で汗を流す。

映像説明: ランニングする人々や、話しながらウォーキングをする人々。 人通りの多い一画でも、ランニングをする男性や、トレーニングウエアを着た人々の姿が見られる。

テロップ: ASEAN 6ヵ国 ヘルスケア関連の支出額 2017年 4,200億ドル 2025年 7,400億ドル 出所:solidiance(ソリディアンス)

ナレーション: スポーツや介護、医療など、ヘルスケアに関する市場は拡大傾向だ。

映像説明: 高層ビルが並ぶオフィス街。ビルの大型ビジョンの下に、高架鉄道と道路の立体交差。ラッピングされた電車が走り、道路は多くの車で混雑している。

ナレーション: ビジネスの潮流をつかもうと、企業の動きが加速している。

映像説明: ガラス張りのビルの屋上近くに、富士フイルムのロゴマーク。ローマ字で「FUJIFILM」。白い文字の中で「I」の上半分だけが赤く塗られている。

テロップ: 東京・赤坂

ナレーション: ヘルスケア分野に力を入れる富士フイルム。タイで新たなビジネスを始める。

映像説明: 室内。テーブルに用意された検査キット。黒いスーツを着た男性が、手のひらを上向きにして広げる。中指を伸ばし、指の腹に小さな器具を押しあてる。器具を離すと、1滴分ほどの血液が出てくる。

黒いスーツを着た男性: 採血できる針になります。いいですか。

撮影スタッフ: はい、どうぞ。

黒いスーツを着た男性: 血が出ます。

映像説明: 男性が検査キットの中からアルミ袋を取り出し、開封する。中からカプセル状の容器を取り出す。 別の器具の先端を中指の腹に当て、血液を吸い取る。 男性が血液のついた器具を透明の容器に差し込み、中に押し込む。容器の内部の透明な液体がせり上がってくる。 容器を手に、説明を続ける男性。

テロップ: 富士フイルム メディカルシステム事業部 山田 周一郎 統括マネージャー

テロップ: 血液検査を簡単に

ナレーション: 簡易キットを使って、自分で採血。それを郵送するだけで、血液検査が受けられる。必要な血液は、指先から、ほんの数滴。これまでよりも簡単におこなえる。日本では去年から販売を開始した。

映像説明: 検査キットの説明映像。画面の左上に、「CureSign」のロゴマーク。ハートの形をした人の顔のようなデザイン。横にタイ語のテロップが表示されている。画面の下に、手順を説明する英語のテロップ。 検査キットのふたが開けられる。器具一つ一つに、タイ語のテロップが重なる。 同梱(どうこん)されている検査キットの説明書や申込書などの書類。 採血した血液の取り扱い方法について、説明映像が続く。容器内で血液と溶液を混ぜ合わせる2分割された映像。左側に正しい方法。容器を強く左右に振る。右側は間違った方法。容器を縦に振っている。 正しく振ったあとの容器。血液と溶液がムラなく混ざり合っている。 透明の容器にシリンダーを押し込むと、透明になった液体がせり上がってくる。 キャップをつけて密封した容器を、銀色の袋に入れて封をする。(映像提供 富士フイルム)

ナレーション: このサービスを海外に広げる、最初の国に選んだのがタイ。食生活の変化などで、生活習慣病にかかる人が増えている。血液検査をおこなえば、中性脂肪やコレステロールの値(あたい)がわかり、病気の予防につながる。しかし、日本のビジネスモデルを、そのまま持って行くには課題がある。

映像説明: インタビューに答える山田統括マネージャー。

テロップ: 富士フイルム メディカルシステム事業部 山田 周一郎 統括マネージャー

山田統括マネージャー: タイもだんだん発達してきていますが、まだ個人宅に配送するというところの確実性が、まだ見えないものですから。

映像説明: 検査キットの説明映像。画面の下に、手順を説明する英語のテロップ。2枚の書類と検査キット、返送用の封筒。封筒の裏には、タイ語で3つのチェック項目が書かれており、それぞれにチェックマークが書き込まれている。 折りたたんだ書類と採血が済んだ検査キットを封筒に入れる。 封筒に印刷された、いくつかの項目。 返送前に記入する。

ナレーション: ネックになっているのが宅配サービス。個人の家まで、正しく届けることが難しい。これから調査を重ね、対処方法を探っていく。

映像説明: 打ち合わせの様子の写真。企業の会議室に10名近い社員たち。テーブルに検査キットや書類が広げられている。壁のホワイトボードに映し出された資料。移動式ホワイトボードの前で、黄緑色(きみどりいろ)のシャツを着た女性スタッフが資料を掲げる。 検査キットを使用している様子の写真。若手社員たちが説明書を見ながら採血をおこなう。奥で女性スタッフが、別の男性社員に説明をしている。 富士フイルムのロゴ入りポロシャツを着た男女のグループ。検査キットを広げたテーブルに、指の腹を見ている人や、採血用の器具を手にする人。

テロップ: タイでの採血指導

ナレーション: まずは、企業の健康診断に利用してもらい、実行性を確かめる。タイから周辺国にも広げていく計画だ。

映像説明: 山田統括マネージャーのインタビューが続く。

山田統括マネージャー: このサービスを使えば、いろんな疾病を測ることができます。将来的には感染症の世界であるとか、ほかのいろんな項目ですね、広げていきつつ、いつでも、どこでも、簡単に測れるような社会インフラをわれわれが作ることに貢献していければというふうに思います。

映像説明: 街灯が並ぶ幹線道路。中央分離帯や歩道に植え込みが続き、多くの乗用車が走る。 四角い枠内にマレーシアの地図のイラスト。タイと国境を接するマレーシア。マレー半島の南端に位置しているジョホールバル。 低層の商店や住宅が並ぶなか、近代的な高層ビルも随所に建っている。 街の中心部。街灯にジョホール州旗(しゅうき)とマレーシア国旗が掲げられている。ビルが連なる通りを、多くの乗用車やバイクが走る。脇を流れる川沿いを人々が歩く。

ナレーション: こちらはマレーシア第2の都市、ジョホールバル。ここにも、ヘルスケアの分野で新たなビジネスを現地に根づかせようと奮闘する企業の姿があった。

映像説明: シーリングファンが回る部屋。6台の医療用ベッドがあり、ベッドの横に車椅子も置かれている。6台のベッドのうち、2台に高齢者が寝ている。

テロップ: グッドウィル・ケアセンター 高齢者向け介護施設

ナレーション: 高齢者が暮らす介護施設で健康測定がおこなわれていた。

映像説明: 隣の部屋に、足形の描かれた四角いマット。杖をついた女性高齢者が、裸足でマットに乗る。そばに紺色のポロシャツを着た、施設の男性職員。横の机には、ノートパソコンが広げられている。 マットに乗った女性高齢者の足もと。赤い丸がプリントされた黄色いバンドを、足首に巻いている。 背中を伸ばし、横を向いて立つ女性高齢者。太ももと腰にも黄色いバンド。 眼鏡をかけた男性がカメラを構える。傍らには、三脚に載せたビデオカメラ。 眼鏡の男性が、プリンタに接続したノートパソコンを操作する。手には紙のレポート。

ナレーション: 四角いマットの上に立ち、写真撮影。すると、その場で測定データが出てくる。

映像説明: 印刷された日本語と英語の2枚のレポート。1枚は「歩行測定」と題され、歩行距離や歩幅などの「歩行パラメータ」や、歩行フォームがイラストつきで印刷されている。もう1枚は、「POSTURE REPORT」というタイトル。 姿勢を分析したスコアやランクが記載されている。脇には立った姿勢を撮影した写真。全身のさまざまな位置のゆがみを、センチ単位で表示している。印刷されているスコアは100点中46点、ランクはC。「46」の下には赤いアンダーライン、「C」の下には緑のアンダーラインが引かれる。

ナレーション: 体のゆがみを測り、その結果がスコアやランクで表示される。

映像説明: 男性職員がマットの足形を指さし、女性高齢者の足を移動させる。背筋を伸ばすように指示すると、撮影範囲から離れる。笑顔で正面を向く女性高齢者。

テロップ: ゆがみーる

ナレーション: さらに、筋肉の状態を推定し、最適なトレーニング方法をアドバイスしてくれる。その名も「ゆがみーる」。

映像説明: 英語で書かれた「MUSCLE REPORT」の画像。姿勢の計測結果、ゆがみのデータに基づいた筋肉の緊張と緩みの図、理想的な姿勢となるためのトレーニング方法などが載っている。 人体図の上に、筋肉の緊張と緩みが、赤と青で色分けして表示されている。 トレーニング方法の欄には、説明文にイラストが添えられている。

テロップ: 健康状態を見える化

ナレーション: 数値とビジュアルで、健康状態を見える化する商品だ。

映像説明: 眼鏡をかけた男性が、男性高齢者の腰に黄色いバンドを巻きつける。 カメラを構える眼鏡をかけた男性。男性高齢者が少し緊張した面持ちで、カメラの方を見る。

ナレーション: この商品をマレーシアに浸透させようと、ジェトロの事業を活用し、調査を続けている。

映像説明: 施設内の庭で、眼鏡をかけた男性がインタビューに答える。

テロップ: ジースポート 黒田 篤(くろだ あつし) 社長

黒田社長: われわれの見える化というテクノロジーと、あと、日本で非常に考えられたトレーニングというのを、こちらの高齢者施設に持ってきてですね、高齢者の方々に、それを適用して、良くなるということを、検証…、実証して検証するというのが目的です。

映像説明: 神田川を挟んで広がる高層ビル群。川沿いを走る鉄道と、川を横切る鉄道が立体交差する。

テロップ: 東京・湯島

映像説明: オフィス。壁沿いにファイルなどを収納したキャビネットが並ぶ。端に並んだ2つのデスク。通路を挟んで10名分ほどのデスクが並ぶ。それぞれの席で社員がパソコンに向かっている。

テロップ: ジースポート

ナレーション: その商品を開発したのが、社員数、10名のベンチャー企業。

映像説明: 別室。黒田社長が、骨格模型に手をやりながら、笑顔で話す。

テロップ: ジースポート 黒田 篤(くろだ あつし) 社長

ナレーション: 社長の黒田さん。健康関連の商品作りに力を注ぐ。そこには、自らの苦しい体験があった。

映像説明: 若い頃の黒田社長の写真。赤いフルフェイスのヘルメットをかぶって中型バイクにまたがる。

テロップ: バイクで事故に

ナレーション: 28歳の時、バイクで交通事故に遭う。

映像説明: 病院での写真。腕を三角巾でつり、杖で体を支えている。

テロップ: 4ヵ所の複雑骨折

ナレーション: 一命を取り留めたものの4ヵ所にも及ぶ複雑骨折。長期のリハビリを受けることに。

映像説明: インタビューに答える、ワイシャツを着た黒田社長。

黒田社長: リハビリの現場で、実際にやってみると、いろんなリハビリの課題というか、自分自身が良くなりたいんだけれども、なかなか良くなるための環境だったりとか、やり方が、どうもやっぱり、ちょっと何か足りないんじゃないかと。

ナレーション: 健康な体に戻りたい。その気持ちが、今のビジネスにつながっている。

映像説明: 商店街の一角に、白と緑の大きな看板。「ぶんのいち はり・きゅう治療院」と書かれ、円と分数をモチーフにしたロゴマークが添えてある。レンガ造り風の入り口に、手書きの看板。 落ち着いた色合いの院内。壁に「ぶんのいち」のロゴが飾られている。

テロップ: 東京・経堂

ナレーション: こちらは、「ゆがみーる」を導入したしんきゅう院。

映像説明: カーテンで仕切られた施術室の入り口。左胸に「ぶんのいち」の文字とロゴの入っている黒い医療用ウエアを着た男性が、インタビューに答える。 院内に設置されたカメラと「ゆがみーる」のマット。

テロップ: しんきゅう師 水本 健太 さん

水本さん: 初めて来た患者さんには、必ず計測させていただいて、なんで体の症状が出ているのかっていうのを説明するために導入しました。

映像説明: 施術室で女性の首元に針を刺す水本さん。赤い柄の針が4本刺さっている。 柄を軽く叩いてから、刺した針を抜く。

ナレーション: 東洋医学は、数値で表しにくい部分も多い。そこでポイントとなるのが、見える化だ。

映像説明: 院内のカウンターのそばでインタビューに答える水本さん。人体模型や、さまざまな部位の骨格模型が並んでいる。

水本さん: 自分自身の体がどういう状態なのか、納得してもらえると、より治療効果とか、患者さん自身のモチベーションというか、治そうとする気持ちっていうのが上がってくるんじゃないのかなと思って。

映像説明: 観葉植物が置かれた廊下。施術室の入り口付近にカメラを載せた三脚が立てられ、「ゆがみーる」のマットが設置されている。

ナレーション: 国内では、すでに1,000近い施設で利用されている。日本で普及した商品を世界へ。

映像説明: 青空の下に広がる水面(みなも)。奥に近代的な高層ビルが並ぶ。 片道3車線の幹線道路。街路樹が連なり、超高層ビルが建ち並ぶ。 クレーンを載せた建設中の高層マンション。地上にも、複数のクレーンが設置されている。

テロップ: 一人当たりGDP(2017年) 9,945ドル 出所:世界銀行

ナレーション: 注目したのがマレーシアだ。一人当たりのGDPは1万ドルに迫り、所得も増えている。

映像説明: 公園に家族連れ。幼い子2人の後ろで、父親がボールを蹴る。 幼い子を抱いた2人の母親。 飲食店のテラスでは、年配の男性らが食事をしている。 席に座って食事をしている老人。頭をヒジャブで覆った高齢の女性もいる。

テロップ: 出生率(2016年) 2.04人 平均寿命(2016年) 75.3歳 出所:世界銀行

ナレーション: さらに、出生率は年々減少し、一方で、平均寿命は上昇している。ここでも高齢化が進みつつある。

映像説明: 高齢者向け介護施設。黒田社長と話す、青いシャツを着た若い男性。

テロップ: グッドウィル・ケアセンター テオ W. S. ディレクター

ナレーション: 現地のビジネスパートナーは、シンガポールで医師をしているテオさん。

映像説明: テオさんが女性高齢者の胸もとに聴診器を当てる。 顔に手を添え、目を調べる。青いナース服に、黒いヒジャブを着用した女性看護師がサポートする。

ナレーション: 将来を見越し、マレーシアで介護施設の経営を始めた。

映像説明: 緑に囲まれた施設内の庭。テオさんがインタビューに答える。

テロップ: グッドウィル・ケアセンター テオ W. S. ディレクター

テオディレクター・英語: シンガポールで医師をしているが、私はマレーシア人。 高齢化が進むと考え、多くの調査をおこなってきた。マレーシアで質の高い介護施設を探そうとすると見つからない。今後、マレーシアの介護サービスの質を高めていきたい。

映像説明: テオさんが、医療用ゴム手袋を外しながら、黒田社長と話をしている。 マットに乗った女性高齢者。男性職員が腰に上下に黒のふち取りのある黄色いバンドを、女性看護師は足首に黄色いバンドを巻く。 男性職員と女性看護師の二人で、膝付近にも赤い丸のある黄色いバンドを装着。赤い丸が正面に来るように、位置を調整する。

ナレーション: テオさんと黒田さん、2人で協力して新しいビジネスを浸透させる。 しかし、ここにも課題が。日本と異なり、商品を活用できる専門家が少ない。そこで、専門家がいなくても利用できる仕組みに改善する。

映像説明: ノートパソコンの前でインタビューに答える黒田社長。

黒田社長: こういう評価の人が、こういうトレーニングをしたらいいよという(仕組みの)ところまでは作ってあげないとダメです。それを今、作っているところです、まさに。ソリューションを売るための仕組みを、今作っているというところですね。

映像説明: 歩行器を支えにして、マットの上に立つ女性高齢者。膝を少し曲げて前傾(ぜんけい)姿勢になる。 ノートパソコンを操作する黒田社長。

ナレーション: 健康になるための仕組みも合わせて提供する。そのためには実証データを集める必要がある。

映像説明: 黒田社長と男性高齢者のそばに、紺色の医療用ウエアを着た若い日本人男性。ファイルに目をやりながら、男性高齢者に説明をする。黒田社長が男性高齢者に説明内容を通訳する。

テロップ: 理学療法士 柿澤 健太郎(かきざわ けんたろう) さん

ナレーション: そこで、助っ人となるのが柿澤(かきざわ)さん。日本で理学療法士をしている。リハビリなど、運動機能を回復させるスペシャリストだ。

映像説明: 体操の指導をする柿澤(かきざわ)さん。4人の高齢者と向かい合うように立ち、伸ばした両腕をねじる。女性看護師と男性職員が、高齢者の動きを補助する。 ひじを軽く曲げて肩を回す体操。腰を下ろした女性高齢者たちが、柿澤(かきざわ)さんと一緒に腕を動かす。 掛け声に合わせて、懸命に体操を続ける。 柿澤(かきざわ)さんから笑みがこぼれる。

ナレーション: ゆがみーるの評価をもとに、適度な運動を取り入れる。

映像説明: 柿澤(かきざわ)さんが、印刷されたレポートをのぞき込みながら、男性高齢者と内容を確認する。 男性の手には「POSTURE REPORT」。

ナレーション: 今回の結果を見たこちらの男性。スコアは46点、C判定。「46」には赤いアンダーライン、「C」の下には緑のアンダーラインが表示される。

映像説明: 男性がレポートを見つめる。横から柿澤(かきざわ)さんが、声をかける。

男性・英語: うわー、もっと上げないと。

柿澤(かきざわ)さん: チェンジ、チェンジ!

映像説明: 男性と女性看護師が、レポートを見ながら真剣な表情で話をしている。

ナレーション: 測定結果には、少し残念そう。しかし、その気持ちが健康への活力に。

映像説明: 柿澤(かきざわ)さんがインタビューに答える。

柿澤(かきざわ)さん: 自分にとって悪い結果もあるのは、そこはこういうふうなトレーニングが良いよというのは指導して、今後もやってもらうような動機づけを促すような工夫をしておこないました。

映像説明: 歩行器を使って部屋の中を往復する女性高齢者。

ナレーション: こちらの女性。適度な運動を継続したことで、歩ける距離が伸びた。

映像説明: いすに座る高齢者女性のななめ後ろで、ソファーの背もたれに腰かけた男性職員。身ぶりを交えながら、黒田社長と話す。

男性職員・英語: 15~(から)20メートル歩けるようになったんです。

黒田社長・英語: 彼女は歩けなかったの?

男性職員・英語: はい、以前は。

映像説明: 三脚にセットしたカメラのシャッターを押す黒田社長。 椅子に座った花柄の服を着た女性高齢者のそばに立つ、黒田社長と柿澤(かきざわ)さん。女性看護師がレポートの説明をする傍らで、男性職員ものぞき込む。 真剣な表情でノートパソコンを操作する黒田社長。

ナレーション: データの収集を積み重ね、現地に合ったビジネスモデルを作る。黒田さんたちの試行錯誤が続く。

映像説明: 施設の玄関。庭を背に、黒田社長がインタビューに答える。

黒田社長: 事業として成り立たせるための仕組み作りをうまく最後、事業化していきたいというふうに思っています。

映像説明: ノートパソコンに表示されたレポート。 女性高齢者が、柿澤(かきざわ)さんや女性看護師と一緒に印刷されたレポートを見る。 黒田社長が、男性高齢者に手ぶりを交えながら話しかけると、男性高齢者が頷く。

黒田社長: やはり日本で結構時間をかけてですね、作ったテクノロジーですので、アジアの人たちに使っていただいて、ハッピーなですね人生を送っていただける手伝いをしていくと。

スタジオの宮瀬キャスター: 日本で培ってきたサービスを現地に浸透させるには、課題も多くありました。しかし、健康で長生きというのは、国や文化が変わっても、共通の願いではないでしょうか。企業の今後の活躍を期待したいと思います。

映像説明: 宮瀬キャスターがお辞儀をする。

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