国際知的財産保護フォーラム(IIPPF)

国際知的財産保護フォーラム運営要領

名称
本フォーラムは、国際知的財産保護フォーラム(英文名 International Intellectual Property Protection Forum。略称「IIPPF」)と称する。
目的
本フォーラムは、模倣品等知的財産権侵害問題に関心のある企業・団体等及び政府が相互協力・連携促進を図り、また、一体となって被害対策を含めた具体的な活動を行い、もって国際的な知的財産権の保護促進に寄与することを目的とする。
メンバー
本フォーラムは、知的財産権を創出し、自らの事業のためにその保護・活用に取り組んでいる企業又は団体をメンバーとする。この他、模倣品等知的財産権侵害問題に関心のある企業・団体等であって、既存のメンバーの推薦があり、本フォーラムの趣旨に合致し、その活動に多大な貢献が期待できるものは、企画委員会が承認することによりメンバーとなることができる。
座長及び副座長
  1. 本フォーラムには、総会の決議により座長及び副座長を置く。
  2. 座長は、本フォーラムの活動を総合的に調整・推進する。
  3. 副座長は、座長を補佐する。
  4. 副座長は、座長が任期途中に退任する等の理由により、座長による職務の遂行が困難と判断される場合、その職務を代行する。
  5. 座長及び副座長の任期は、2年とする。ただし、再任を妨げない。
フォーラムの組織
  1. 本フォーラムの組織は、総会、企画委員会、プロジェクトチーム(以下「PJ」という。)及び事務局とし、総会は、座長の指示により、原則、年1回開催する。
  2. 総会は、本フォーラムのメンバーにより構成される。
  3. 総会は、メンバーの過半数の出席(オンラインによる出席を含む)によって成立する。総会の決議は、出席者の過半数をもって行う。
  4. 総会に出席できないメンバーは、電磁的方法により議決権を行使することができる。電磁的方法によって行使した議決権の数は、出席したメンバーの議決権の数に算入する。
  5. 総会は、以下の事項を決議する。
    (1)座長、副座長、企画委員会の委員(以下、単に「企画委員」という。)の選出
    (2)本運営要領の改廃
    (3)PJの設置・改廃
    (4)各PJの次期活動概要
    (5)第16項に基づき、企画委員会において総会決議対象とされた事項
  6. 緊急・合理的な内容について、座長の判断により、総会の開催・決議に代えて、企画委員会に付議することができる。ただし、この場合、直近の総会において、企画委員会における審議結果について、報告を行うものとする。
  7. 緊急・合理的な内容について、座長の判断により、対面での総会に代えて、書面による総会を開催することができる。
  8. 企画委員は、以下の者とする。座長及び副座長は企画委員会へ出席することができる。
    (1)企画委員長
    (2)PJの幹事
    (3)企画委員会の活動に資する知見を有する団体の実務代表者等
  9. 前項1号及び3号の者の任期は、2年とする。ただし、再任を妨げない。
  10. 企画委員会は、企画委員の過半数の出席(オンラインによる出席を含む)によって成立する。同会の承認は、出席者の過半数をもって行う。
  11. 企画委員が企画委員会に出席することができないときは、同委員が指名した者が代わりに同会に出席し、審議・承認することができる。
  12. 企画委員長は、座長の指示により企画委員会の活動を総合的に調整・推進する。
  13. 企画委員長が任期途中に退任する等の理由により、企画委員長の職務の遂行が困難と判断される場合、座長が指名した者が、その職務を代行する。
  14. 企画委員会は、企画委員長の指示により開催する。
  15. 企画委員会は、以下の事項につき審議し承認する。
    (1)本フォーラム全体の活動方針
    (2)本フォーラムに所属するPJ間の情報共有・連携
    (3)本フォーラムと外部団体間の情報共有・連携
    (4)その他、本フォーラムの運営に関する重要事項
  16. 企画委員会は、特に慎重に扱うべきと判断した事項について、総会に付議することができる。
  17. 企画委員会は、必要に応じその下部に特定テーマを討議する下部組織(ワーキンググループ等)を置くことができる。当該下部組織は必要に応じて、企画委員以外の参加を妨げない。
  18. 事務局は、総会及び企画委員会を中心に本フォーラムの活動を支援するほか、PJについて、所要の調整を行う。
  19. PJの運営要領については、別途定める。
国際知的財産保護フォーラムプロジェクトチーム運営要領
  1. メンバーのプロジェクトチーム(以下「PJ」という。)への加入にあたっては、各PJによる審査を行うことがある。
  2. PJには、総会の決議により幹事一名を置く。幹事は、企画委員会に出席する。
  3. 幹事の任期は、2年とし、特段の事情がある場合を除き、連続して再任されることができない。特段の事情の有無は、企画委員会において審議し承認する。
  4. 幹事は、本フォーラムの活動方針に基づき企画委員会及び事務局と連携し、PJの運営・管理を図らなければならない。
  5. PJには、幹事のほか、当該PJ所属員の互選により副幹事を若干名置く。副幹事の互選にあたっては、PJの運営の活性化及び多様化並びに次期幹事への就任可能性を考慮する。
  6. 副幹事は、PJの運営・管理に当たり幹事を補佐し、PJの会合等に積極的に参加しなければならない。
  7. 副幹事は、幹事が任期途中に退任する等の理由により、幹事の職務の遂行が困難と判断される場合、幹事が指名した順位に従い、同職務を代行する。
  8. 副幹事の任期は1年とする。ただし、再任を妨げない。
  9. 幹事はその任期後において副幹事に就任することができ、副幹事はその任期後において幹事に就任することができる。
  10. 各PJは、当該PJにおける情報提供及びその取扱いについて取り決めることができる。
  11. 各PJは、当該PJ内において、同PJの事業に関連する特定のテーマの研究を目的とする下部組織(ワーキンググループ等)を置くことができる。各PJに属する下部組織の構成員は、当該PJ所属員に限るものとする。
  12. 各PJは、PJの運営状況について適宜企画委員会において報告し、また必要に応じて総会において報告する。

附則
この運営要領は、令和7年4月1日から施行する。


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