模倣品・海賊版対策はなぜ必要?

模倣品を放置しておくと・・

模倣品に気づきながら、ついつい見て見ぬふりをしていると、取り返しのつかないことになる恐れがあります。どのようなことが想定されるのでしょうか。

真正品の売上げへのダメージ

真正品と模倣品の差別化が難しい場合、顧客は一般的に安価な模倣品を購入します。市場に安価な模倣品が出回ることは、直接、真正品の売上げを低下させます。
また真正品の販売価格の切り下げを余儀なくされることもあります。このような状況は自社の利益を圧迫することはもちろん、真正品を扱う海外の販売業者の離反を招く恐れがあります。

売り上げ低下グラフ

企業の信用・ブランドイメージへのダメージ

真正品と同じブランドを使用した粗悪な模倣品が市場に混在することにより、真正品のブランドイメージが著しく低下することがあります。また、真正品と混同して模倣品を購入した消費者から、品質が劣悪であるというクレームが付いたり、訴えられたりすることもあります。このような場合には、模倣品を放置していた企業の信用が失墜することになります。

消費者のクレーム

海外事業計画の遂行が困難に

対策を取らずに問題を放置しておくと、海外で自社商品を製造・販売するという事業計画の遂行が困難という事態に陥る恐れがあります。
海外において事業を計画通り遂行するためには、的確な模倣対策が必要です。
どのような対策が有効でしょうか

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