南西アジア最大級の国際電子部品・アセンブリ・マテリアルの専門展示会 「electronica India 2025」ジャパン・パビリオンに9社が出品 ーエレクトロニクス分野でグローバルサウス市場を開拓ー

2025年08月19日

ジェトロ(理事長:石黒憲彦、本部:東京都港区)は、9月17日(水曜)~19日(金曜)にインド・ベンガルールで開催される南西アジア最大級の国際電子部品・アセンブリ・マテリアルの専門展示会「electronica India 2025」にジャパン・パビリオンを設置します。ジェトロとして初めてのジャパン・パビリオン設置となる今回、同パビリオンには半導体製造関連設備・機器や部品・ソフトウェアまで幅広い分野で高い技術力を有する日本の中堅・中小企業9社が出品し、ジェトロはこれら企業の南西アジアおよびインドでの販路開拓を支援します。

出品者ロゴ画像

グローバルサウスで存在感を増すインドでの市場開拓を加速

グローバルサウスの中核国として、政治・経済面でその存在感が高まるインド。インド政府は、投資環境の整備を通じて直接投資誘致を促進し、GDPに占める製造業の割合を15%から25%に引き上げる「メイク・イン・インディア」をスローガンに、売上高に応じて補助金を支給する生産連動型奨励金(PLI)スキームなど製造業振興策を打ち出しています。さらには世界最大の人口や近代化による旺盛な内需を背景に、スマートフォンや家電製品などエレクトロニクス分野への製造拠点など新規投資が拡大し、近年は特に半導体の製造拠点としての注目が集まっています。こうした近年の投資拡大を受けて産業構造の変化が見られます。スマートフォンは完成品の輸入依存から、完成品の組立製造拠点の構造に移行、また産業電気機器は完成品の輸入から、海外向けに部品を製造して海外から完成品を輸入する構造に変化しています。さらに近年の製造業における技術力向上によって、今後、グローバルサプライチェーンにおける製造ハブとしてインドの存在感が益々高まることが予想されます。
ジェトロでは、今回のジャパン・パビリオン出展を通じて、インドにおける日本企業のビジネス機会の獲得、販路開拓を支援いたします。

図1:ジャパン・パビリオン全体像イメージ

ジャパン・パビリオン全体像イメージ

展示会概要
項目 詳細
展示会名 electronica India 2025
会期 2025年9月17日(水曜)~19日(金曜) 各日10時00分~18時00分
開催地 インド・ベンガルール
会場 Bangalore International Exhibition Centre (BIEC)
主催者 Messe Muenchen India Pvt. Ltd.
出展者 25ヵ国・地域 566社 (2024年実績)
来場者 約45,532人 (2024年実績)
ジャパン・パビリオン概要
項目 詳細
主催 ジェトロ
出品会場 ホール3
規模 143平方メートル
出品社数 9社

「electronica India 2025」ジャパン・パビリオン企業一覧

No. 法人名 本社所在地 代表的な出品物
1 旭有機材株式会社外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます 東京都 高機能樹脂バルブ
2 株式会社CRI・ミドルウェア外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます 東京都 映像・音声開発用ソフトウェア・ツール(CRI Glassco)
3 アネスト岩田株式会社外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます 神奈川県 スクリューコンプレッサ
4 YITOAマイクロテクノロジー株式会社外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます 山梨県 スイッチング電源
5 本多電子株式会社外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます 愛知県 超音波洗浄機(石英振動体型)
6 株式会社山田ドビー外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます 愛知県 高速プレス装置
7 株式会社東邦鋼機製作所外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます 三重県 CMPパッド加工装置
8 日精テクノロジー株式会社外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます 兵庫県 車載用カメラレンズ、照明用レンズ
9 株式会社SHT外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます 大阪府 カレントトランスフォーマー、パワートランスフォーマー

ジェトロ 海外展開支援部 販路開拓課 機械・環境産業班 (担当:西田、塩田、平原、飯塚)
Tel:03-3582-4631
E-mail:mono@jetro.go.jp