第40回「発展途上国研究奨励賞」(2019年度)表彰作品決定

2019年06月17日

ジェトロ・アジア経済研究所は、2017年10月~2018年9月の1年間にわが国で公刊された図書、論文など発展途上国の経済、社会などの諸問題を調査、分析した著作29点の中から次の二つの著作を「発展途上国研究奨励賞」表彰作品として決定しました。

岩﨑 葉子 著『サルゴフリー 店は誰のものか:イランの商慣行と法の近代化』(平凡社)

橋本 栄莉 著『エ・クウォス―南スーダン・ヌエル社会における予言と受難の民族誌』(九州大学出版会)

「発展途上国研究奨励賞」は、途上国に関する社会科学およびその周辺分野の調査研究水準の向上と研究奨励に資することを目的として、昭和55(1980)年度に創設し、今回で第40回目の表彰です。29点は大学や出版社等から推薦されたもので、田中明彦 政策研究大学院大学学長を委員長とする選考委員会が選考し、ジェトロ・アジア経済研究所が決定しました。

なお、同表彰式を7月1日(月曜)午後1時30分よりアジア経済研究所にて 開催し、受賞者による講演を行います。

ジェトロ・アジア経済研究所 研究支推進部 研究奨励賞担当
Tel: 043-299-9536 Fax: 043-299-9726