お知らせ・記者発表
ジェトロ、米国から水産物バイヤーを宮城に招へい、県内の事業者と商談を実施へ
2025年09月30日
概要
ジェトロ仙台は、2025年10月1日(水曜)~3日(金曜)に、米国からUogashi Global Innovation, LLCの百瀬慶広氏を宮城に招へいして、県内の水産物の事業者等との商談を行います。
百瀬氏は1991年渡米。日系食品会社、韓国系魚介卸商社、日系卸商社にて、責任者を歴任。長年、日本食材の売り込み、企画・運営に携わってきました。東日本大震災の3日後に日本入りし、生産者と共に 自主放射能検査を行い、日本魚の安心安全を米国に向けPR、復興支援セット販売につなげました。2019年、米国で、生産者、流通、販売先に独自のネットワークを構築し、BtoB、BtoC に鮮魚など日本の美味しいものを提供する会社を設立。2024年農林水産省より「日本食普及の親善大使」に任命されました。今回、招へいする3日間で、百瀬氏は、米国向けの輸出に関心のある水産物の事業者と商談するほか、気候変動・海水温度上昇等の影響で、新たに宮城で獲れるようになった魚種の販路開拓の可能性について関係者との意見交換も実施します。
農林水産省の発表によると、2025年1月~7月の水産物の輸出額は、前年同期比18.8%増の2,299億円。うち米国向けの輸出額は、最大の519億円です(前年同期比34.1%増)。海外市場での日本の水産物需要が拡大するなかで、日本産水産物の良さを生かしつつ、現地の食品トレンドに適合する商品の売り込みに挑戦するサプライヤーと、幅広い販路を持つ海外バイヤーによる、有意義な商談が期待されています。ジェトロでは、日本政府が掲げる2030年までに5兆円の農林水産物・食品の輸出を達成するため、今後も海外での商談会や見本市のみならず、日本国内の各地へ海外バイヤーを招き、商談機会を提供していきます。
米国のバイヤー招へいプログラムの開催概要
- 時期
- 2025年10月1日(水曜)~10月3日(金曜)
- スケジュール
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- 10月1日(仙台市)
13時30分~ フィッシャーマンジャパン、株式会社布施商店
15時30分~ 宮城県庁 - 10月2日(塩竈市、石巻市、気仙沼市)
9時30分~ 塩釜市団地水産加工業協同組合
10時30分~ 三晃食品株式会社
14時30分~ 株式会社ハイブリッドラボ
17時00分~ 気仙沼市 - 10月3日(気仙沼市)
7時00分~ 気仙沼市魚市場を見学
9時30分~ 株式会社ハチヨウ
※時間は変更になる場合あります。
- 10月1日(仙台市)
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ジェトロ仙台貿易情報センター(担当:石橋)
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