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STSフォーラム・年次総会のテーマ別セッションにオンライン参加

2020年10月

「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」の第17回年次総会が2020年10月3~6日、開催されました。2日目となる10月4日(日曜)午後9~10時、「ビジネスにおける科学技術(Science and Technology in Business)」をテーマとするセッション(201)が開催され、ジェトロの佐々木理事長はセッション・チェア(議長)を務めました。

第一線の経営者・有識者が課題解決に向けて自由に討議

討議では、科学技術分野の第一線で活躍する日米欧、ブラジル、トルコの経営者、有識者(本セッション登壇者は以下のとおり)が率直な意見交換を行い、新型コロナウイルス感染症問題や地球環境問題の解決に向けて、業種や国境の壁を越えた連携・協業が重要との認識が示されました。

「STSフォーラム・年次総会 セッション201」登壇者

セッション・チェア
ジェトロ 佐々木伸彦理事長
スピーカー
アルチェリッキ(トルコ・家電企業) ハカン・ブーグール最高経営責任者(CEO)
東京大学 五神真総長
ソルベイ(ベルギー・化学企業) イルハム・カドリ最高経営責任者(CEO)
ENGIE(フランス・エネルギー企業) シャンカー・クリシュナモーシー上級副社長
インテュイティブ財団(米国・慈善団体) キャサリン・モーア理事長
ウルトラパール(ブラジル・エネルギー企業) ペドロ・ウォングチョウスキー会長
コメンテーター
フィリップモリス インターナショナル・マネージメント モイラ・ギルクリスト副社長

オンライン・セッションでの質疑応答の様子

また、新型コロナウイルスの影響もさることながら、気候変動など地球環境問題が深刻であり、この解決に向けた産官学連携やオープン・イノベーション、消費者への働き掛け(課題共有)が喫緊の課題との見解が多く示されました。

新たな産官学連携の重要性を強調

佐々木理事長は、本セッションに向けた事前収録ビデオ・メッセージの中で、各国が感染拡大防止に努めているが、新型コロナウイルスはビジネス環境や世界経済に大きな影響を与えていると指摘しました。また、企業は、社会的接触を制限するためのリモートワーク拡大など、さまざまな変化を迫られていると述べました。企業が既存事業の枠を越えて新たな分野に進出、サプライチェーン再構築に取り組む中、ジェトロが、日本企業の海外企業との出会いや連携を支援するとともに、オンライン商談会やバーチャル見本市への参加を促進するためのデジタルツールの有効活用など、中小企業の海外進出を支援していることも紹介しました。これらの取組のためには新たな産官学の連携がより一層必要であり、このような連携は、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献すると指摘しました。

事前収録ビデオに登壇する佐々木理事長

地球レベルの課題解決に向けて叡智結集の必要性を再確認

佐々木理事長は、本セッションを総括し、地球規模の課題に取り組むためには、様々なステークホルダーの知識や叡智を結集する必要があることが再確認されたと述べました。また、科学技術に関わる有識者の自由な意見交換の場であるSTSフォーラムの役割の重要性を指摘しました。