横浜市で「

地域への対日直接投資カンファレンス(RBC)」を開催

2019年10月

ジェトロ、横浜市、経済産業省は、地方自治体等が外国企業の幹部を招へいし、首長によるトップセールスや地元企業とのマッチングを行う「地域への対日直接投資カンファレンス(Regional Business Conference:以下、RBC)」を、2019年10月8日から10日にかけて横浜市にて開催しました。米国、ドイツからライフサイエンス関連企業9社を招へいし、多くのグローバル企業が集積する横浜市の魅力や、横浜市でビジネスを行うメリットを説明しました。

トップセールスで横浜市の魅力をPR

9日は横浜市の林市長によるトップセールスが行われ、グローバル企業のR&D施設やものづくり企業が集積しイノベーション都市として成長する横浜の強みをアピールしました。経済産業省の牧原経済産業副大臣も挨拶を行い、ライフサイエンス分野における日本や横浜市の魅力を紹介しました。

その後、横浜市の林経済局長が横浜の投資環境をPR。ジェトロの仲條理事からも、投資先としての横浜の優位性のほか、横浜市と一体となった対日投資支援を強調しました。

林市長によるトップセールス

BioJapanの開催に合わせ横浜のビジネスポテンシャルを提供

10日には同時期に開催されていた国際的なバイオビジネスの展示会である「BioJapan2019」に合わせ、同会場内にてビジネスマッチングやピッチイベント「横浜Day」を開催しました。ビジネスマッチングでは横浜市が提携を結んでいる一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(Link-J)等による協力の下、日本企業との商談会を行いました。招へい企業からは「次に繋がりそうな商談ができた」「新しいビジネスのアイデアが生まれた」などのコメントがありました。ピッチイベントでは、多くの来場者を前に招へい企業が自らの商品やサービスのPRを行いました。

ビジネスマッチングの様子

「横浜DAY」ピッチイベント

新たな連携に向けて地元企業や学術機関と交流

8日は湘南iParkとLink-Jを訪問。湘南iParkでは施設内の見学後、入居企業とのビジネスマッチングを実施しました。ビジネスマッチングでは「パートナー候補となる企業と話をすることができた」とポジティブな意見が多く挙がったほか、「将来的にiParkの活用を検討するきっかけとなった」とする企業もありました。その後、Link-J主催の「Global Life Science Session 2019」に参加。横浜市よりRBC招へい企業紹介を行ったほか、ネットワーキングでは招へい企業と来場企業が積極的に交流を行いました。

9日午後には、横浜市立大学先端医科学研究センターを訪問。センター内視察のほか、招へい企業によるピッチと市大の教授との面談が行われました。普段、中々コンタクトが取れない教授陣との面談は非常に有意義だったと招へい企業からは満足の声が寄せられました。

RBC終了後には、招へい企業から「横浜市の魅力を感じることができた」「将来的に横浜市への投資も検討したい」というコメントもあり、横浜市のビジネス環境を広くアピールするイベントとなりました。

iParkでの商談会

横浜市大の視察

地域への対日直接投資カンファレンス(RBC)プログラムin横浜 概要

開催日時 2019年10月8日(火曜)~10日(木曜)
開催地 神奈川県横浜市
主催 ジェトロ、横浜市、経済産業省(METI)
招へい企業 計9社(米国8社、ドイツ1社)
プログラム概要 10月8日(火曜):湘南iPark訪問、Link-Jイベントへの参加
10月9日(水曜):市長によるトップセールス、横浜市立大学先端医科学研究センター訪問
10月10日(木曜):ビジネスマッチング、ピッチイベント「横浜Day」開催

※本事業は経済産業省の委託事業にて実施