「ジェトロ奈良貿易情報センター」開所

2018年12月

2018年11月12日、ジェトロは国内47カ所目となる貿易情報センターを奈良に開設し、12月19日に開所式典を行いました。奈良県は柿、茶、イチゴ、木材、大和肉鶏など上質な農林畜産物、輸送用機器、プラスチック、医薬品、繊維、など高品質で国際競争力のある産品、近畿圏及び中京圏の中央に位置し関空や大阪港に加え名古屋へもアクセスが良く今後も向上が見込まれる利便性の高さ、豊かな歴史文化、世界遺産など魅力ある観光資源が豊富に存在しています。

同県や地元経済団体等からの要望を受けて開設された奈良貿易情報センターは、「奈良と世界を結びつけ、地域の魅力を発信」をキャッチフレーズに県内事業者の海外展開を積極的に支援し、県内経済の活性化に貢献してまいります。

荒井・奈良県知事がジェトロへの期待を表明

奈良貿易情報センターの開所式には、荒井正吾奈良県知事、関芳弘経済産業副大臣、経済産業省の森清近畿経済産業局長、奈良県議会の川口正志議長、奈良県信用金庫協会の川井喜樹会長、ジェトロ奈良会長を務める奈良県商工会議所連合会の植野康夫会長など、地元経済団体代表や県内市長・町長など74名が参列し、テープカットが行われました。荒井知事からは「海外に興味をもつ企業を掘り起こし、ジェトロへ橋渡ししていく。事業者の海外展開支援と県内経済の活性化に連携し取り組みたい。」とのご挨拶を頂きました。

テープカット

石毛理事長 挨拶

荒井・奈良県知事 挨拶

関・経済産業副大臣 挨拶

レセプションでは国会議員の方々から祝辞

地元企業・業界団体関係者など180名が出席した開所記念レセプションでは、小林茂樹衆議院議員、堀井巌参議院議員よりジェトロ奈良への期待を込めたご挨拶をいただきました。

ジェトロ奈良貿易情報センターでは今後、1.柿、イチゴなどの果樹、大和茶、豊富な森林資源、日本酒といった農林産物・食品の輸出促進、 2.機械、プラスチック、繊維、医薬品、加工食品などの海外ビジネス展開支援、3.工場やホテルなどの対日投資促進、さらにインバウンド消費の拡大、4.外国人材の活用促進やスタートアップ事業支援を軸に、事業を実施してまいります。

小林・衆議院議員 挨拶

堀井・参議院議員 挨拶

鏡開き