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ハブ化するタイでオールジャパンによる日本産食材や泡盛の流通をサポート
―ジェトロと流通事業者2社がMOUを締結してプロモ―ション

2018年5月

2018年5月30日(水曜)、ジェトロ・バンコクはタイで操業する日系流通事業者2社とMOUを締結しました。MOU締結式に続いて開催された日本産食材の普及を図るプロモーションイベント「Japan Fresh Food Market」と「琉球泡盛の夕べ」では、日本政府から宮腰光寛総理大臣補佐官にご出席いただき、来場者延べ約150名に対して日本産食材の魅力をPRしました。

MOU締結の背景と狙い

タイやCLMV(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)を含む東南アジア諸国は人口約6億人超の1大商圏です。なかでもタイはその流通ハブとなりつつあり、その流通ネットワークはインドをはじめ南アジア諸国へと展開する可能性に満ちています。ジェトロではその広域性に着目し、タイで操業する日系流通事業者2社と日本産農林水産物・食品の輸出促進に向けたMOUを締結するとともに、タイ及び周辺国バイヤーを対象としたプロモーションイベントを実施しました。

バンコクで行われたMOU締結式およびプロモーションイベントには、日本政府より日本産農林水産物・食品の輸出促進を統括する宮腰光寛総理大臣補佐官にご出席いただき、同時期に開催中の総合食品見本市Thaifex(日本から78企業・団体が出展、過去最大)の隣接会場で海外バイヤーや現地のメディア等の関係者延べ約150名に対して日本産食材の魅力をPRいただきました。

Thaifexジャパンパビリオンを巡覧する宮腰総理大臣補佐官

ジャパンパビリオン出展者と記念撮影

ジェトロ・バンコクと日系流通2社とのMOU概要

今回のMOUはジェトロ・バンコク事務所とタイで操業する日系流通事業者によるもので、宮腰総理大臣補佐官及びジェトロ入野理事立ち合いのもと、J VALUE CO.,Ltd.(遠藤春雄代表)及び佐川アドバンス株式会社(渡辺加寿惠代表取締役社長)と日本産食材の普及に関する覚書(MOU)を締結しました。J VALUE社は2018年6月にバンコク市内にて日本産食材の生鮮卸売市場を開設し、佐川アドバンス株式会社は同8月にバンコク市内にて日本産食材や地方のプロモーションを行なうアンテナショップを開設します。両社が、タイおよびタイ周辺国等への日本産の農林水産物及び食品の積極的なプロモーションを行う一方、ジェトロ・バンコクは2018年11月にバンコク市内にて開催する商談会において、タイおよびタイ周辺国等のバイヤーの参加をジェトロのネットワークを活用し広く呼びかけます。こうした日本産食材の魅力の発信を通じて、バンコクを起点にしたアジアにおける日本産食材の流通の拡大を図ります。

(左から)ジェトロ入野理事、J VALUE CO.,Ltd.遠藤代表、ジェトロ・バンコク三又所長、佐川アドバンス(株)渡辺代表取締役社長、宮腰総理大臣補佐官

泡盛など日本産食材プロモーションとMOU締結事業者の取組紹介

MOU締結式の後に行われた「Japan Fresh Food Market」ではJ VALUE社が2018年6月に開設予定の生鮮卸売市場を再現するなど、日本産食材PRにおける取り組みを紹介いただくとともに「琉球泡盛の夕べ」として泡盛を中心に日本産食材のプロモーションを実施しました。

J VALUE社が6月に開設予定の生鮮卸売市場を再現したブース

琉球泡盛の輸出拡大を目的としたプロモーションイベント「琉球泡盛の夕べ」では、琉球泡盛をより身近に感じていただくため、泡盛作りに使用するタイ米の貿易を通じたタイと沖縄の約600年に及ぶ交流の歴史も紹介され、タイにおける琉球泡盛の普及をアピールしました。イベントにはタイ王国アピチャート・チラバンデュ観光・スポーツ大臣顧問、宮腰総理大臣補佐官、佐渡島志郎在タイ日本国大使がご出席され、約60名のタイ及び周辺国の食品バイヤーや現地プレス関係者などの参加者とともに泡盛を楽しまれました。イベントの参加者からは「日本酒は飲んだことがあるが泡盛は初めて。全てのボトルを試したがとても美味しい。タイではスピリッツ(蒸留酒)が良く飲まれているので(泡盛はスピリッツに分類される)、芳醇な味わいの泡盛はきっとタイ人が好きな味。」、「タイ料理のエビ入りヤムソムオー(ポメロという果物を使ったスパイシーサラダ)と泡盛の組み合わせが良く合う」などの感想が寄せられました。

多くの来場者で賑わう会場内

宮腰総理大臣補佐官によるご挨拶・乾杯

提供された泡盛カクテル「サザンアイランド」

タイ料理と泡盛のペアリングを提案

泡盛マイスター小嶺氏による泡盛の紹介

泡盛に関心を寄せる来場者