都内でインベスト・ジャパン・セミナー「Promoting Japan as a Global Hub: New Initiatives by the Japanese Government」を開催

2016年7月

ジェトロは2016年7月22日、本部のIBSC ホール(東京)において、在日米国商工会議所(ACCJ)および在日欧州商工会議所(EBC)と共同で, 対日投資促進セミナー「Promoting Japan as a Global Hub: New Initiatives by the Japanese Government」を開催。ACCJ/EBC両会員を中心とする62名が参加しました。

ジェトロによる対日直接投資促進を目的として開催された本セミナーでは、登壇者が外国企業の日本進出や、外資系企業の事業拡大推進を目指す、日本政府の取り組みを紹介しました。

最初の基調演説を行った籠宮信夫内閣府官房審議官(経済財政運営担当)は、政府の対日直接投資推進パッケージに含まれる「規制緩和」「行政手続きの簡略化」「国際的競争力のある人材の呼び込みと育成」「外国人の生活環境の改善」をはじめとした政策の概要について説明しました。
続く二つ目の基調演説では、大塚友恵東京都政策企画局・国家戦略特区推進調整担当課長が、東京都内での開業を支援する「東京開業ワンストップセンター(TOSBEC)」のサービスについて紹介しました。

セミナーの様子1

続くセミナー後半では、セミナー参加者と、内閣府・経済産業省・東京都・TOSBEC・ジェトロ・各種専門家(行政書士・税理士・社会保険労務士)との質疑応答セッションが設けられ、活発な意見交換が行われました。セミナー参加者からは、外国人駐在員子弟教育の向上、政府のインセンティブ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けての取組み、日本での法人設立、移民政策、コーポレート・ガバナンス・コード、優秀な人材の採用、年金制度など多岐にわたる質問が出ました。

セミナーに参加した政府関係者は、出席者からの質問やコメントにその場で応えるとともに、それぞれの担当組織にこれらを持ち帰り、さらなる検討を加えたいとしています。

セミナー参加者からは、本セミナーに対し高い評価がなされました。 ジェトロは今後も同様に、政府機関と、外資系企業との活発な意見交換の場を提供していきます。

セミナーの様子2