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ハノイでベトナム初の対日投資セミナー開催

2016年7月

2016年7月5日、ジェトロはベトナム・ハノイにおいて、「対日ビジネスセミナー -Doing Business with Japan-」を開催、開会挨拶に立ったベトナム計画投資省外国投資庁(FIA)のドー・ニャット・ホアン長官や在ベトナム日本国大使館の永井公使らによって両国のビジネス関係発展への期待感が示されました。ベトナム国内で開催される初の大型対日投資セミナーとなった本セミナーには、ベトナム企業を中心とする212名の参加者があり、48の現地メディアで報道されるなど、大きな反響を呼びました。

会場風景

投資先としての日本の魅力をアピール

基調講演に立ったジェトロの前田理事は、日本政府が2020年までに世界最高水準のIT利活用社会を実現するとしていることに言及し、ベトナムの企業が同国にとっての有望分野であるIT産業などで対日投資を行うことへの期待感を示しました。また、投資先としての日本が洗練された巨大市場としての魅力を備えている点を強調し、日本でのビジネスに関心があるベトナム企業は、まずジェトロにコンタクトを取って欲しいと呼びかけました。同じく基調講演を行ったFIAのブー・バン・チュン副長官は、「ベトナムから日本への投資はまだ小規模だが、豊富な人材、日本語を学ぶ多くの留学生、これからの発展が期待される企業力を活かし、ジェトロとともに対日投資を推進していきたい」と語りました。

ジェトロ前田理事の基調講演

ベトナム業界団体・企業が対日投資の取り組みを紹介

対日投資への具体的なイメージを喚起するプレゼンテーションのセッションでは、既に日本に進出しているベトナム企業2社、および対日投資有望分野であるIT企業が多く所属するベトナムソフトウェア協会(VINASA)の代表者が登壇しました。VINASAのグエン・ドアン・フン副会長は、同協会が行った日越間のネットワーク構築支援の事例を挙げ、対日ビジネスや日本への事務所開設ニーズが高まっていると述べました。また、VPMS(金型製品製造業)のグエン・スアン・フイ社長は、「報・連・相」の徹底など、日本企業とのビジネスを成功させるための秘訣を実体験に基づいて説明しました。ジェトロが支援したTinh Van Outsourcingのグエン・イック・ビン社長は、日本におけるオフィス開設の経験について、ジェトロから受けたサポート内容を交えつつ紹介するとともに、日本へ進出する際には人材への投資や品質確保を長期的視野に立って行うことが重要である、と語りました。

深まった対日投資への関心

さらに、ジェトロ・ハノイ事務所のグエン・シー・ハイ所員によってジェトロサービスの紹介が行われましたが、その後のレセプションで設置されたジェトロ相談ブースには多くの参加者が訪れ、対日投資に関する具体的な相談が寄せられました。セミナー参加者に対するアンケートでは、「日本に進出するチャンスがあると分かった」などの声が寄せられるなど、ベトナム企業の対日投資に対する関心の高さが伺えました。そのほか、レセプション会場に設置された神奈川県・愛知県・大阪・埼玉県・神戸市・福岡市・京都市の各ブースにも大勢の参加者が訪れ、熱心な交流が行われました。

レセプションの様子
「対日ビジネスセミナー -Doing Business with Japan-」概要
日時 2016年7月5日(火曜)9時00分~13時00分
会場 Hilton Hanoi Opera
主催 ジェトロ
共催 経済産業省(METI)、計画投資省外国投資庁(FIA)
後援 在ベトナム日本国大使館、ベトナムソフトウェア協会(VINASA)
来場者 212名(うち越企業150名、日系企業17名、報道関係者45名)
プログラム概要
主催者挨拶 川田 敦相 ジェトロ・ハノイ事務所長
共催者挨拶 ドー・ニャット・ホアンFIA長官
来賓挨拶 永井克郎公使 在ベトナム日本国大使館代表者
基調講演(1) 前田 茂樹 ジェトロ理事
基調講演(2) ブー・バン・チュン FIA副長官
越業界団体プレゼンテーション グエン・ドアン・フンVINASA副会長兼日越IT協力クラブ(VJC)会長
越企業プレゼンテーション(1) グエン・スアン・フイVPMS社長
越企業プレゼンテーション(2) グエン・イック・ビン Tinh Van Outsourcing社長
ジェトロ紹介 グエン・シー・ハイ ジェトロ・ハノイ事務所 所員
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