「第1回 JETRO Invest Japan企業交流会」を開催

2016年4月

2016年4月12日、ジェトロは、在日外資系企業などを招いた「第1回 JETRO Invest Japan企業交流会」を開催しました。外資系企業より190名の来場があったほか、在日各国大使館・外国政府機関や、日本の関係省庁・地方自治体等からも79名が参加しました。日本に進出し、日本の拠点をさらに拡大しようとしている外資系企業を対象に交流の場を設けるのは初めてのことで、日本政府およびジェトロによる対日投資促進事業に対する理解を深める契機としました。

交流会主催者として挨拶を行ったジェトロの石毛理事長は、ジェトロは外資系企業の日本進出後の支援のために、外資系企業支援課を設置して専門的な対応を強化していると述べました。また、ジェトロのアンケート調査の分析結果や、欧州ビジネス協会の報告書が2016年の日本を「golden opportunity」と表現していることに触れ、「日本でビジネスを拡大するのはいまだ」と呼びかけました。 来賓の鈴木淳司経済産業副大臣、高木宏壽内閣府大臣政務官は、外国企業の研究開発拠点等を誘致するために新たな補助金制度を設けたことや、アベノミクスの一環である法人税改革等を挙げ、対日直接投資の推進に向けた政府の成果を強調しました。

アメリカンファミリー生命保険会社のチャールズ・レイク会長および株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンのダニー・リスバーグ代表取締役社長からは、「日本のビジネス環境は変わった」、「日本への投資を拡大し、ビジネスを発展させる大きなチャンスが目の前にある」といったメッセージが伝えられました。

ネットワーキングセッションでは、来場者間で積極的な情報交換が行われました。地方自治体はPR動画を流したり、パンフレットを配布したりして、さらなる投資先としての魅力をアピールしました。来場者からは、「普段はアプローチできない企業に自社を紹介できた」、「ジェトロのネットワーク力をあらためて認識した」、「日本政府が外資誘致にここまで力を入れているとは認識していなかった」などの声が聞かれました。

リスバーグ代表取締役社長、高木大臣政務官、鈴木副大臣、レイク会長、石毛理事長の写真

(右から)リスバーグ代表取締役社長、高木大臣政務官、鈴木副大臣、レイク会長、石毛理事長

石毛理事長による主催者挨拶の写真

石毛理事長による主催者挨拶

会場風景の写真

会場風景

「第1回 JETRO Invest Japan 企業交流会」概要

開催日時 2016年4月12日(火曜)18時30分~20時00分
会場 ジェトロ本部 5階 展示場
主催 日本貿易振興機構(ジェトロ)
来場者 269名(外資系企業、在日各国大使館、外国政府機関、関係省庁、地方自治体等)
プログラム概要
主催者挨拶 石毛 博行 ジェトロ理事長
来賓挨拶 鈴木 淳司 経済産業副大臣
来賓挨拶 高木 宏壽 内閣府大臣政務官
外資系企業代表挨拶 チャールズ・レイク アメリカンファミリー生命保険会社 会長
在日米国商工会議所(ACCJ)名誉会頭
外資系企業代表挨拶 ダニー・リスバーグ 株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン 代表取締役社長
欧州ビジネス協会(EBC)会長
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