石毛理事長、遼寧省長および大連市書記と会談

2016年4月

2016年4月7日(木曜)、石毛理事長は、中国遼寧省政府の陳求発省長と瀋陽市で、また中国共産党・大連市委員会の唐軍書記と大連市で、それぞれ会談しました。

陳省長との会談で石毛理事長は、遼寧省が取り組む産業構造改革に貢献するジェトロのアクションプランとして、(1)対日投資の拡大、(2)高齢者介護・ヘルスケア分野の連携強化、(3)循環型農業の促進、(4)新興産業交流、の4項目を提案しました。これに対して陳省長は、4項目からなるジェトロの新興産業の育成・発展に関する提案に対して謝意を表するとともに、高齢者介護・ヘルスケア分野における日中協力について、特に高い期待感を示しました。

唐書記との会談でも、石毛理事長は、(1)対日投資の拡大、(2)高齢者介護・ヘルスケア分野の連携強化、(3)循環型農業の促進、(4)越境EC総合試験区を活用したビジネス促進、の4項目からなるジェトロのアクションプランを提案しました。唐書記は、大連市に対するジェトロの貢献に謝意を示すとともに、アクションプランを高く評価、さらなるジェトロとの緊密な連携・協力に期待感を示しました。

上記両会談において石毛理事長は、遼寧省および大連市が新たな企業を誘致するためには、企業の事業再編が円滑に進むような中国政府の対応や支援が重要であると強調しました。陳省長および唐書記からは、日本企業の投資や事業再編についてもしっかりと対応するとの発言がありました。


陳求発・遼寧省長


唐軍・大連市書記