ジェトロ・ヨハネスブルク事務所
SIFCA(アビジャン):西アフリカにおける持続可能な農食品産業バリューチェーンの構築

SIFCAグループは、西アフリカ有数の規模を誇る同社のアグリビジネスの未来と発展を見据え、
- 食品加工における高付加価値の創出
- 技術/設備インフラの近代化・イノベーションの導入
- 環境に配慮し、社会的公正を重視する持続可能なビジネスの推進
の3点に注力。それらを共に推し進めるための技術・ノウハウをもった企業とのパートナーシップ構築を目指します。
Message from Leadership

Mr. Alassane DOUMBIA
Title: Group Executive Chairman

Mr. Christophe KOREKI
Title: Special Advisor to the Chairman
About Challenges
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About SIFCA
1964年に設立されたSIFCAグループは、西アフリカで最大級のアグロインダストリー企業の一つであり、同地域における農業、アグロインダストリー、食品産業の発展を牽引するリーダー的存在です。主な事業分野は、油糧作物(パーム油)、天然ゴム、砂糖(サトウキビ)、再生可能エネルギー(バイオマス)の4つです。
同グループは、農園と製造工場を一体化させた統合型拠点(産業用プランテーションと製造拠点)および加工工場を、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリア、リベリア、フランスに展開しています。現在13の子会社(うち3社は証券取引所に上場)を持ち、21の製造拠点、10万ヘクタール以上の産業用プランテーションを有し、年間数十万トン規模の生産量を誇ります。従業員数は34,000人、年間売上高は13億5,000万米ドルに達します。垂直統合型モデルにより、原材料の生産から加工・流通まで、バリューチェーン全体において品質を厳格に管理しています。
また同グループは、持続可能な開発にも積極的に取り組んでおり、以下のような活動を行っています:
- 環境負荷を低減するプロジェクトやシステムの推進
- エネルギー転換の加速
- CSR原則に沿った開発モデルの促進
- 国際認証の取得(RSPO、FSC、ISO 9001・14001・45001、EUDRなど)
- 教育、保健、労働安全、生活環境への投資
また、生産拠点の周辺地域に暮らす地域住民の発展にも大きく貢献しており、さらには12万人以上の独立系小規模生産者との協働体制を構築しています。