海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)

日本からタイへの野菜・果物輸出に注意! -生産園地・選果梱包施設登録や衛生管理の施設認証が必要-

(タイ)

バンコク事務所発

2019年02月11日

タイでは日本産野菜や果物の人気が高く、日本からの輸出量も年々増加傾向にある。現在、さつまいも、モモ、カキ、リンゴ、イチゴ、メロン、ブドウ等は輸入可能であり、バンコク都内の百貨店や高級スーパーマーケットに行けばすぐに見つけることができる。最近では、ミドル層向けのハイパーマーケットや、オープンエアーの市場でも日本産のリンゴや柿等を一部見かけるようになってきており、さらに広がりが期待される状況だ。 
 他方、日本からタイへの野菜・果物の輸出を巡っては、昨今さまざまな制度変更が予定されており、対応に注意が必要となっている。直近の制度変更事例としては、植物防疫強化のために生産園地・選果梱包施設登録を求める動きや、残留農薬や衛生管理規制強化のために選果梱包施設についてISO等の認証取得を求める動きがある。

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