パスタの本場にうどんで挑む〔前編〕 －ミラノの「Dufan Udon & Tempura」 宮上氏に聞く－

健康志向やミラノ万博、他の欧州各国での流行などに影響を受け、日本食に追い風の吹くイタリア。日本食レストランの参入が相次ぐ中で、現地パートナーの力を借りてうどん屋をスピード開店したのがDufan Udon & Tempuraの宮上秀一氏だ。さまざまな工夫を凝らし、2018年2月の開店以来好評を博しているが、一方で現地パートナーとのトラブルにも遭遇している。うどん店舗開発における困難への挑戦とその成功要因などの詳細について宮上氏に話を伺うことができた（7月11日）。本稿はその前編。