日本産養殖クロマグロで水産物の輸出拡大を目指せ！ －完全養殖で持続可能性のある商品へ－

太平洋クロマグロは、世界の漁獲量の3分の2を日本が漁獲し、日本の排他的経済水域内に主要な産卵場がある水産資源である。その資源量は低水準にあるとされているが、「持続可能性」と「海洋環境」に配慮した商品として日本産養殖クロマグロの輸出への取り組みが始まった。今後は、日本が世界に先駆けて確立した完全養殖技術が輸出にも貢献するとみられる。