ブレグジットに伴う“リスク”に警戒感あらわ －欧州最大の農業生産者団体COPA-COGECAが声明－

英国政府が2017年3月29日、EUに対する離脱通告を行ったことを踏まえ、欧州最大の農業生産者団体COPA-COGECAは、離脱に伴う農業生産者や農業協同組合に対する影響について懸念を表明。双方の農産品・食品に関わる新たな貿易条件を定める通商交渉の開始には相当の時間を要するものとみられるため、EU・英国間の貿易の停滞が長期化する懸念があるほか、 EU予算の純拠出国である英国の離脱によって、EU域内の農業生産者を支援する共通農業政策（CAP）予算にも影響が出るとの警戒感が広がっている。