スコットランド・ウイスキー協会 政府に酒税減税を要請 －他のEU加盟国よりも高額な税負担を問題視－

　スコットランド・ウイスキー協会（本部：英国エディンバラ）は2017年2月7日、英国政府に対して蒸留酒に対する酒税の2％減税を求める提言を発表した。同協会によれば、英国における酒税負担は他のEU諸国との比較でも高額で、ウイスキー販売価格の約8割を租税が占め、事業者・消費者双方にとって重税となっているという。英国政府が進めようとしているEU離脱に向けた備えとしても、国内の投資・雇用拡大を担うウイスキー産業に対する支援が必要との考えを示している。