セミナー・講演会米国ミシガン州・イノベーションセミナー ―モビリティの未来を支える革新のハブ―
募集は締め切りました。
ジェトロはミシガン州政府と連携し、モビリティ分野を中心に、同州のイノベーション・エコシステムと投資機会を紹介するセミナーを開催します。
ミシガン州は、Ford、General Motors、Stellantisという米国自動車“ビッグ3”の本拠地であり、26のOEMと98社超のサプライヤーが集積する世界有数のモビリティ・クラスターです。州内にはモビリティ関連企業が2,200社超存在し、自動車関連R&D支出は全米の約60%を占めます。実証インフラも充実しており、ミシガン大学の自動運転R&D拠点「MCity」、約500エーカーの全天候型試験・実証施設「American Center for Mobility(ACM)」、空港周辺産業開発地帯「Detroit Region Aerotropolis」などが、実地検証や産学官・スタートアップの連携を後押ししています。
この強固な基盤のもと、トヨタ、デンソー、アイシン、スバル、日産等の日本企業は、州内でR&D・設計・生産機能を展開し、EV、自動運転、次世代バッテリーの研究開発を積極的に推進しています。例えば、トヨタはアナーバー/ソライン拠点で2025年にEVバッテリー評価施設の稼働を予定し、デンソーは2023年にバトルクリーク工場へ6,300万ドルを投じて電動化対応ラインへ改修しました。日本の製造系スタートアップにとっても、州内の製造・物流ネットワークは現場実装とパートナー創出に適した環境です。
さらに、モビリティを起点としながら、先端製造、ロボティクス、AI・半導体、クリーンエネルギー、ライフサイエンスといった周辺分野でもハブ機能が強化され、クロスインダストリーでの展開機会が拡大しています。
本イベントでは、グレッチェン・ウィットマー州知事が基調講演で日米協力のビジョンと州の取り組みを紹介します。講演後には、ミシガン州政府 Chief Innovation Ecosystem Officer のBen Marchionna氏、ミシガン大学 Research担当 Associate Vice President のDr. Kelly Sexton氏等との1対1ミーティング枠を設け、米国・ミシガンでの事業立上げ・拡大の具体的な進め方について実務的な議論の機会をご提供します。モビリティ分野における先進技術の協業や製造・物流現場への実装、ならびにAI・半導体、ロボティクス、クリーンエネルギー、ライフサイエンス等の関連領域で米国中西部への展開を検討される皆様のご参加を心よりお待ちしています。
※本イベントは、J-BRIDGEの一環として実施します。J-BRIDGEは、日本企業とスタートアップ等の海外企業の国際的なオープンイノベーション創出のためのビジネスプラットフォームです。
- J-BRIDGEの詳細ならびに会員登録(無料):
- J-BRIDGE:連携・協業のためのビジネスプラットフォーム
日時 | 2025年9月3日(水曜) 14時30分~17時00分 受付開始14時00分(ジェトロメンバーズは、13時50分から優先入場いただけます) |
---|---|
場所 | ジェトロ本部 5階 JETROホール(港区赤坂1-12-32 アーク森ビル) |
内容 |
|
主催・共催 |
ジェトロ 米国ミシガン州 |
後援 | 米国大使館商務部 |
参加費 | 無料 |
定員 | 200名(事前登録制) |
ミシガン州訪問団についての情報 | 本ページ下部の、添付ファイル「ミシガン州側参加者情報(8月22日時点)」をご参照ください。 |
お問い合わせ先
ジェトロ海外ビジネスサポートセンター・ビジネス展開課 (担当:小泉、藤本)
Tel:03-3582-5235 E-mail:scc-event@jetro.go.jp