海外現地視察(ミッション)米国バイオミッション(ウィスコンシン州マディソン・ミルウォーキー周辺)

米国におけるバイオヘルス・バイオテクノロジー関連の市場は、医療、農業・食品、環境・エネルギー、化学、IT・データ等の幅広い産業に親和性があります。その市場規模は年々拡大しており、2034年には現在の3倍近い約2兆ドル規模になると予想されています。集積地としては、ベイエリアやサンディエゴ等のカリフォルニア州、ボストン及びノースカロライナ州のリサーチ・トライアングルに加え、近年ではウィスコンシン州※1でも多くの投資が進み、新たなバイオテクノロジー拠点として注目されています。

直近では、2023年にウィスコンシン州が、米国経済開発庁(EDA)による「Regional Technology and Innovation Hub」に選定され、先進的な医療分野等での研究、良好なインフラ、熟練した人材を背景に、国内外をリードする存在になりつつあります。同州内で最大規模の都市であるマディソン及びミルウォーキーでは、ウィスコンシン大学※2Exact Science CorporationGE HealthCareなどの企業などから成る、ネットワーク型エコシステムのWisconsin Biohealth Tech Hubがあり、近年では、約4,900万ドルの連邦政府からの資金等も活用し、プロジェクトを強力に推進しています。

また、州内の日系企業では、富士フィルム株式会社が同州のFUJIFILM Cellular Dynamics, Inc.を拠点に、細胞治療薬の生産能力を倍増させるための大規模な設備投資※3を行っています。

本ミッションでは、ウィスコンシン州におけるバイオヘルス・バイオテクノロジー分野における主要な大学や企業、アクセラレーター等を訪問するとともに、関係者とのビジネスマッチング、ネットワーキングの機会も設ける予定です。同分野における投資やビジネスの機会を多角的にご理解いただける場となりますので奮ってお申込みください。

※1:ウィスコンシン州の医療・科学産業年間78億ドル相当の関連製品を供給しており、2024年には、医療・科学機器の輸出額が22億ドルに達する。また、医療画像機器の製造では、米国第1位。

※2:ウィスコンシン大学マディソン校2023年度に年間17億ドルの研究費が投入され、うち10億ドルをライフサイエンス分野に注力。生化学・生物物理学・分子生物学の博士号取得数では米国第2位。

※3:富士フィルム株式会社による設備投資2025年にカリフォルニア拠点、2026年にウィスコンシン拠点にて新設備を稼働させる予定で、両拠点で総額約2億ドルの設備投資を実施。

日時

2025年11月5日(水曜)~11月7日(金曜)

訪問都市 米国ウィスコンシン州(マディソン・ミルウォーキー)
内容
募集対象
バイオヘルス・バイオテクノロジー等を活用した研究開発・製品・サービスにより、米国への進出や米国企業との協業、ビジネス拡大等を検討されている日本の企業・大学・研究機関等
視察先

(※現時点の予定であり今後変更となる可能性があります)

  • Exact Sciences Corporation(分子診断等のバイオ関連企業)
  • Promega Corporation(生命科学研究向け試薬・機器のバイオ関連企業)
  • Gener8tor(ウィスコンシン発のアクセラレーター)
  • University of Wisconsin School of Medicine and Public Health(医学と公衆衛生を統合した教育機関)
  • GE HealthCare(画像診断、患者モニタリング等の世界的な医療技術企業)
  • Medical College of Wisconsin(州最大の医学教育等の私立研究機関)
    など

※後段の「米国バイオミッション スケジュール」「ウィスコンシン州バイオヘルス産業の紹介資料」(PDF)もあわせてご参照ください。

️各視察先での使用言語
英語 ※同時通訳有り
主催・共催 ジェトロ・シカゴ事務所
Wisconsin Economic Development
ウィスコンシン日米協会
参加費 無料
定員 30名程度
※お申し込みが多数の場合は、締め切り日前に募集を終了させていただきます。
※より多くの方にご参加いただけるよう、最小人数でのお申込みにご協力をお願いいたします。
※お申し込みが多数の場合は、1社あたりの参加人数の制限、あるいは、バイオ関連企業様を優先し、参加のご遠慮をお願いする場合がございます。予めご了承ください。
注意事項・免責事項
注意事項

※本ミッションへお申込前に必ずご確認ください。

  1. 本ミッションは現地集合・現地解散型です。集合場所までの往復移動手段(航空券・タクシー等)、飲食代、宿泊代、海外旅行保険等は参加者各自でご手配ください。費用も各自にてご負担いただきます。
  2. ジェトロからご参加確認及び催行決定の通知を受け取った後に、航空券等の手配を開始いただくようお願いします。
  3. 訪問先・視察先の使用言語は英語です。日米通訳を手配予定です。
  4. 11月5日(水曜)午後の集合場所は、オヘヤ国際空港等(後日決定)を予定しています。11月6日及び7日の視察先への移動のためのバスは、ジェトロが後日案内するホテルの発着となりますので、同ホテルへの宿泊を推奨しますが、他のホテルにお泊りの際には、各自同ホテルに集合ください。確定次第、ミッション参加者にご案内いたします。
  5. ミッションのプログラム(各日のスケジュール)は現時点での予定であり、変更の可能性がございます。タイムスケジュール詳細は、確定次第、ミッション参加者に連絡させていただきます。
  6. ビジネスミッションの視察先において、各企業様個人で行動されることは基本的に認められません。主催者側による引率の指示に従って行動をお願いいたします。
  7. 申し込みフォームにご記入いただく情報のうち、「参加者ご氏名」、「貴社名」、「ご所属部署名・役職」及び「貴社事業概要」については、ミッション催行時、現地での訪問・視察・交流先に対し、参加者リストとして提供させていただく旨、予めご了承ください。
  8. ミッション期間中、メディアの取材が入る可能性がございます。
  9. ジェトロでは、ミッション期間中に発生した参加者に係る携行品盗難・携行品損害、疾病治療費用 などについて一切負担いたしかねます。
  10. ミッション終了後、ジェトロが成果把握等を目的として実施するアンケートにご協力ください。
免責事項
  1. 本ミッションが中止もしくは延期となった場合、申込者の責によらない事由により参加できなくなった場合においても、一切の経費・損害(予約されたホテル、航空券代等のキャンセル料を含みますが、これに限られません。)をジェトロが補填することはいたしかねますので、予めご了承ください。
  2. 本ミッション参加中に体調不良となった場合、ジェトロは最大限のサポートはさせていただきますが、現地での感染・発症リスク、現地での治療・隔離措置等に伴う滞在期間延長またはその他の不測の事態に伴い発生する費用・損失等に関しては、一切補償できません。
  3. 旅行中に発生する如何なる事故にも責任を負いかねます。各自で海外旅行保険に加入されることをお勧めします。また、持病がある場合には英文のカルテをご持参いただくほか、常用薬がある場合は携行いただくようお願いします。

お申し込み方法

イベント申し込みページで必要事項を入力・送信してください。

なお、本イベント申し込みページより取得しました個人情報は、主催者及び共催者で共有し、本事業の円滑な運営のため利用いたします。

お申し込み締め切り

2025年10月10日(金曜) 23時59分

お問い合わせ先

ジェトロ・シカゴ事務所

(担当:三原、大森、井上、塩野)

E-mail:jetrochicago6@jetro.go.jp