中小企業海外ビジネス人材育成塾のご利用株式会社Farmer’s Manager

我流で海外市場開拓を試みたが、大きな成長は難しいと判断
商談の深みが増し、ビジネスチャンスが増えた

受講年度・コース
2023年・食品
会社所在地
和歌山県有田市
展開国・地域
カンボジア、タイ、ブラジル
主な輸出商品
温州ミカン、梅酒

代表取締役 吉田 亮 氏

受講動機

設立以来、我流で海外市場開拓を試みたが、大きな成長は難しいと判断。一度ゼロから海外市場開拓の基礎を学び、成果に繋げたいと考えた。

育成塾で得られたもの、向上したスキル

受講前は会社概要と商品リストのみをバイヤーに提示していた。200品目を提示しても商談が深まるケースは稀であった。受講後は、商談相手先の国の状況、市場状況を下調べし、提案品目を1~3に絞り込みを行い、焦点を絞った商談を実施するなど効率的な商談スキルを身に付けた。例えば、アルコール度数の好みが年齢層によって違いがある国では、需要が多く低アルコール度を好む若者層向けの商品提案を行い、バイヤーの興味を高める工夫を行った。

育成塾参加後の主なビジネス成果

商談の深みが増し、サンプル発送/見積書提出の機会が増加した。提案品目数を絞ることにより、効果的な商談が可能となった。

ビジネス成果以外の育成塾「プチ・成果」

育成塾を通じて、海外販路を開拓する仲間と知り合うことができ、今でも交流が続いていること。仲間同士でコミュニケーションを図る中で、相談できる人が増え、多くのヒントを得られたこと。

受講を検討している方へメッセージ

毎日業務をこなしながら週1回の課題提出は厳しい面もありますが、勉強するには良い機会です。輸出未経験者でも輸出経験者でもそれぞれ得るものが多いと感じます。

同社製品

同社製品

ジェトロ和歌山からコメント

創業間もないにもかかわらず、短期間でビジネスネットワークを構築し海外販路構築を進めている積極性が素晴らしい。マッチングサービス等のジェトロサービスを有効活用いただき、販路開拓を応援していきます。

「中小企業海外ビジネス人材育成塾」とは?

中小企業海外ビジネス人材育成塾(以下:育成塾)とは、海外ビジネスを担う社内人材の不足に悩む中小企業の人材育成を支援すべく2019年に始まったサービスです。海外戦略の立て方や商談用のプレゼン資料の作成方法を学び、模擬商談演習を通じて、海外バイヤーとの商談への準備を行っていきます。
「中小企業海外ビジネス人材育成塾」の詳細ページへ

もっと育成塾の活用事例をご覧になりたい方は

サービス開始から5年を経て累計受講者が1,000名を超えたジェトロの育成塾。この度、2024年3月に初の活用事例集を発行しました。総勢45名の修了者にインタビューし、育成塾受講のきっかけ、育成塾で得られたもの、その後のビジネス状況をお聞きしました。各社のインタビューは、下記リンクから冊子版でもご覧いただけます(ダウンロード・閲覧は無料)。
中小企業海外ビジネス人材育成塾 活用事例集PDFファイル(38.3MB)

2024年4月

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