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株式会社和田又

商社利用も、バイヤーに直接コンタクトし取引を拡大

株式会社和田又

山口県下関市
http://www.wadamata.co.jp/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
食料品の卸売り販売、和菓子の製造

<輸出> 対象国・地域:オセアニア

創業230年、瓶詰めウニの祖、和菓子の通信販売も

和田又は1781年に回漕問屋として創業、230年以上の歴史を誇る老舗の食品問屋である。1891年考案のウニのアルコール漬け瓶詰めは、発売当初より全国展開した山陰地方名産品の代表格だ。戦災を被ったが1948年に食品問屋として再興し、現在は自ら餅や和菓子の製造も手がける。

主な取扱商品は、山口県産もち米を原料とした餅、そうめん、長崎県産の塩、カシスドリンク、韓国からの直輸入キムチなど多岐にわたる。5年前からは、一年を通じて安定した売上げが期待できる和菓子を製造販売、年々業績を伸ばしている。

同社が活用したジェトロの主なサービス・支援

セミナー・講演会参加
貿易投資相談
商談会参加:食品輸出商談会 in 下関

商社リストと商談フォローアップが奏功

海外展開はかつて、朝鮮、満州、中国、南洋群島にまで販路を拡張した大正・昭和初期に隆盛を迎えた。戦時統制や戦災を経て、戦後は国内市場に専念したが、将来の国内需要の低迷予測や、昨今の世界的な和食ブームを踏まえ、海外販路開拓に再び挑むことにした。

再挑戦の扉を開いたのは、ジェトロ山口での貿易相談だった。海外バイヤーと地元で商談ができると聞き、2013年11月のジェトロ山口が主催した「食品輸出商談会 in 下関」に参加。ジェトロ山口に相談しながら輸出先の選定を進めるとともに、事前に商談スキルアップセミナーを受講、初めての商談会に向けて資料準備や交渉の術を習得するなどして入念に準備を進めた。

その結果、商談会に訪れたニュージーランドのバイヤーと和菓子の輸出取引を成約、同国での販売が好調で、現在は豪州向けにも販路が拡がっている。とりわけ、ジェトロの商社リストと商談後のフォローアップが役立ち成約に至ったという。


下関商談会での様子

商社利用も、バイヤーに直接コンタクトし取引を拡大

現状は商社を通しての間接取引だが、同社自身が、不慣れな海外バイヤー相手に、自発的な取り組みを粘り強く続けていることが取引拡大の大きな要因となっている。「国内取引と異なり、頻繁にフェイス・トゥ・フェイスで話が出来るわけではないので、バイヤー宛てのメール文章はインパクトを残すよう工夫を凝らしている」ほか、「商社に任せきりにせず、定期的に売れ行き状況や新商品の提案を自ら行うよう努めている」という。

「運良くつかんだ」ニュージーランドと豪州向け輸出を足がかりに、今後は新たなターゲット市場を見据え、戦略的な販路拡大に挑んでいく。商談会後も、ジェトロが主催するハラールセミナー、インドネシア、タイ・フィリピン、英国といった国・地域ごとの市場セミナーに積極的に参加するなどして、情報収集に余念はない。

ターゲットは未開拓市場
代表取締役 浅田 保彦 氏

この成功を機に、積極的に海外輸出に取り組みたい。香港など日本企業間で競い合っている飽和状態の市場ではなく、未開拓の海外市場をターゲットに、戦略性を持って開拓していきたい。

ご利用いただいたジェトロのサービス

  • 展示会・商談会への参加
    海外販路開拓のきっかけとなる展示会・商談会への出展をサポートします。
  • 貿易投資相談
    本部(東京)、大阪本部、国内各地の貿易情報センターなどでは、お客様から電話、Fax、E-mailで寄せられるご相談にお答えします。

株式会社和田又

山口県下関市長府扇町6番30号
Tel:083-248-4608
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従業員:25名 資本金:1,000万円

2015年3月

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