伊勢丹、成都に2号店を開業
(中国)
成都発
2018年04月20日
三越伊勢丹ホールディングスは4月8日、四川省成都市に第2号店となる複合型スーパーマーケットを開業した。
伊勢丹は1993年に天津市に初めて進出し、成都へは2007年に1号店を繁華街の春熙路に開業。今回の開業は、成都では11年ぶりとなる。
2号店が位置するのは中国(四川)自由貿易試験区や市政府機関がある成都市南側の高新区にある複合型ショッピングセンター「銀泰中心in99」の地下1階だ。店内には生鮮食料品が並び、成都初出店となるベーカリー「ジョアン(johan)」や精肉ショップ「お肉の専門店 スギモト」、青果店「ころくや」などが入居している。ほかに、広島風お好み焼きや「とんかつ和幸」などさまざまなイートインスペースや、ジュースバー、ステーキバーなども設置されている。会社員や家族連れの客が出社時や休日に気軽に訪れ、テイクアウトやイートインでの食事を楽しめるようになっている。
開業式において、三越伊勢丹ホールディングスの杉江俊彦社長は「日本企業の安心感を売りに、四川料理+新しいスタイルを提案していきたい」と述べ、日本食の安心、安全、信頼感や、成都での新たなライフスタイルを発信していくことに意欲をみせた。
(田中琳大郎)
(中国)
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