2015年最低賃金、賃金評議会が15.1%引き上げ案を諮問−最終決定は10〜11月の国会審議後の予定−

(ベトナム)

ホーチミン事務所

2014年08月22日

政府代表の労働傷病兵社会省、雇用者側代表のベトナム商工会議所、労働総連の3者で構成される賃金評議会は8月6日、国会へ提出する諮問案を協議し、2015年の最低賃金を15.1%引き上げる諮問案を決定した。23%の高い引き上げを要求する労働総連と2桁を超える引き上げはあり得ないとする雇用者側代表との中間で決着した格好だ。2014年のインフレ率6.0%(7月の世界銀行予測)を大きく上回る引き上げ率であり、日系企業は困惑している。

ビジネス短信 53f16501c5058

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