対中輸出の伸びが鈍化するも企業への影響は軽微−中国経済の減速が世界経済に与える影響−
デュッセルドルフ事務所
2013年03月07日
2012年の対中国貿易総額は前年比3.1%減の1,439億4,200万ユーロに縮小した。しかし、中国経済減速の貿易への影響は対中輸出の伸びが鈍化した程度にとどまっており、企業のビジネス活動への影響は今のところ軽微だ。フォルクスワーゲン、BMW、ダイムラーの大手自動車メーカーは2012年も軒並み販売台数を伸ばしており、ドイツ企業の投資活動も2011年に比べて若干鈍化しつつも、高水準を維持している。中国は今後もドイツ企業にとって投資先、販売市場として有望で、両国の経済関係はさらに緊密になる見通しだ。
ビジネス短信 5136ece1ca260




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