11年の新車販売台数、2.1%減の220万台
パリ発
2012年01月10日
2011年の乗用車(新車)販売台数は、前年比2.1%減の220万台だった。新車買い替え補助金制度の終了で国内メーカーの販売台数が減少した。12年の新車販売台数は景気後退の影響を受け、8〜9%の減少が見込まれている。なお、政府は12年の環境報奨金・課徴金制度を改正した。課徴金の適用対象を、走行1キロ当たりの二酸化炭素(CO2)排出量が141グラム以上の車に広げる一方、3,500〜5,000ユーロの報奨金支給は同60グラム以下の車に絞ることで、電気自動車(EV)・ハイブリッド車の需要喚起を図る。
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