物流ターミナル近代化へ大型投資−東西貿易のハブ拠点目指す−

(ポーランド)

ワルシャワ発

2007年12月19日

南部カトヴィツェ近郊のスワフクフで物流ターミナルを運営する政府系資源貿易企業CZHは、EU補助金などを活用して大型投資を進めている。同地で鉄道の軌道が欧州標準(幅1,435ミリ)からロシア・CIS標準(幅1,520ミリ)に切り替わるという特殊性を生かして、2008年には物流ハブとして倉庫機能の増強も行う。ロシア極東や中国(上海)とEU域内を海運より速い2〜3週間で結ぶルートの中核に位置し、中・東欧からサンクトペテルブルクなどへ輸出する場合の中継地としても利用できるため、“東西物流の要衝”として日系企業の関心も高まっている。

ビジネス短信 47686fbfd0a0a

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