米ミシガン州の連邦上院選世論調査、民主党進歩派エルサイード氏がわずかにリード
(米国)
調査部米州課
2026年09月01日
調査会社EPIC-MRAは8月30日、米国ミシガン州の11月の中間選挙に関する世論調査結果(注1)を発表
した。連邦上院選挙を想定した調査の問いでは、民主党候補の進歩派アブドゥル・エルサイード氏(元ウェイン郡保健局長)の支持率が47%と、共和党候補のマイク・ロジャーズ元連邦下院議員(43%)を4ポイント上回った。未定は10%だった。
共和党のロジャーズ氏は、今回の選挙を共和党対民主党、あるいは左派対右派といった対立を超えたものと位置付けようとしているが、中間選挙に向けて国民に支持されないイラン紛争、ドナルド・トランプ大統領の支持率低下、経済への懸念といった共和党にとって厳しい政治情勢に直面し、戦いが困難になる可能性がある(議会専門紙「ザ・ヒル」8月31日)。
また、州知事選挙を想定した問いでは、民主党候補のジョスリン・ベンソン州務長官の支持率が45%と、共和党候補でトランプ大統領が支持するジョン・ジェームス連邦下院議員(41%)を4ポイント上回った。未定は14%だった。
調査会社サスケハンナ・ポーリング・リサーチが8月中旬に実施した世論調査(注2)の連邦上院選挙を想定した問いでは、エルサイード氏の支持率46%に対して、ロジャーズ氏は39%だった。未定は9%だった。
連邦上院選挙で重視される中西部
11月の中間選挙において、連邦上院で民主党が多数派となるには、現有議席を守りつつ、さらに4議席を共和党から奪還することが必要だ。
中西部で民主党がミシガン州の議席を維持し、オハイオ州とアイオワ州で共和党の議席を奪うことができれば、4議席獲得が現実に近づくとみられる。加えてノースカロライナ州を制し、さらにメーン州、アラスカ州、テキサス州のうち1議席を獲得する必要がある(政治専門紙「ポリティコ」8月30日、注3)。
州知事選の動向は2026年4月22日付地域・分析レポート、上院選の動向は2026年7月3日付地域・分析レポート参照。
(注1)実施時期は2026年8月22~26日。対象者は、ミシガン州の投票予定者600人。
(注2)実施時期は2026年8月11~17日。対象者は、ミシガン州の投票予定者800人。
(注3)各州で不人気な共和党候補への「抗議票」の受け皿として、第三政党の候補者が機能し、民主党候補者を助けることもあるという(ノータス8月21日)。
(松岡智恵子)
(米国)
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