IMF理事会、エチオピア向けECF第5回レビュー完了、約4億6,400万ドル追加融資を承認

(エチオピア)

アディスアベバ発

2026年08月05日

IMF理事会は7月1日、エチオピア向け拡大クレジット・ファシリティー(ECF、注)の第5回レビューを完了し、約4億6,400万ドルの追加融資を承認した。これにより、2024年7月に開始された総額34億ドル、4年間のECFプログラムに基づく融資実行総額は約26億4,700万ドルとなった(2026年6月19日記事参照)。

IMFは、エチオピア政府が進める経済改革について、輸出拡大、税収増加、外貨準備高の積み増しなどで成果がみられると評価した。一方で、中東情勢の影響による燃料価格の上昇は大きな外部リスクであるとし、約2億ドル分の資金を前倒しで活用できるよう措置を講じた。

また、IMFは、エチオピアが金融引き締め、外国為替市場改革、税収拡大などのマクロ経済改革を継続するとともに、債務再編の推進が重要だと強調した。特に、ユーロ債保有者との原則合意を含め(2026年7月3日記事参照)、債務再編交渉に進展がみられることを評価した。

(注)ECFは、国際収支上の問題が長期化している低所得国を対象に、中期的な金融支援を提供するプログラム。

(松野はるな)

(エチオピア)

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