5月の中東からの訪日外客数は前年同月比約7割増で単月として過去最高を記録、トルコが大幅増

(日本、中東、湾岸協力会議(GCC)、イスラエル、トルコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)

調査部中東アフリカ課

2026年07月01日

日本政府観光局(JNTO)は6月17日、2026年5月の訪日外客数(推計値)を外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます発表した。全体の訪日外客数は、中国の減少(前年同月比6割減)が影響し、3.6%減の355万9,900人となった。一方で、韓国、台湾、米国、マレーシアなど19カ国・地域は5月として過去最高を記録した。また、インド、中東地域〔イスラエル、トルコ、湾岸協力会議(GCC)加盟6カ国(サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、オマーン、カタール、クウェート)の8カ国〕は単月として過去最高を記録した。

中東地域からの訪日外客数は、前年同月比67.8%増の3万9,000人となった。国・地域別では、トルコが2万4,300人で、前年同月比2.6倍と大幅に増加した。イスラエルは、1万1,100人で28.7%増となった。2026年2月末の米国・イスラエルとイランの軍事衝突後、3月と4月は前年同月比で減少していたものの、5月は3カ月ぶりに増加に転じた。GCCは前年同月比31.8%減の3,600人と引き続き減少したが、前月比では減少幅が大幅に縮小し、軍事衝突後最も小さくなった(2026年5月25日記事参照)。

JNTOは、「継続する訪日旅行人気に加え、昨年は6月上旬であったイスラム教の祝日が今年は5月下旬となった影響や、一部路線における航空便の再開の影響などもあり、訪日外客数は単月として過去最高を記録した」としている。

なお、中東情勢悪化と世界各国の動きはジェトロ特集「イスラエル・米国とイランの衝突を巡る中東情勢関連情報」を参照。

(中村周)

(日本、中東、湾岸協力会議(GCC)、イスラエル、トルコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)

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