米国民はAI開発で中国が先行と認識、シンクタンク調査

(米国、中国)

調査部米州課

2026年07月29日

米国のシンクタンク、ピュー・リサーチ・センター(PRC)は7月23日、米国と中国の人工知能(AI)開発に関する調査結果(注)を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。AI開発において、「米国よりも中国が進んでいる」と考える割合は36%と、「米国の方が進んでいる」(12%)を大きく上回った。米国と中国が「同レベル」とする割合は18%、「判断できない」は33%だった。

性別では、「中国の方が進んでいる」とする割合は女性で41%と男性(31%)を上回った。支持政党別では、「中国の方が進んでいる」とする割合は民主党支持者が43%と共和党支持者(30%)を上回った。

AIチャットボットを利用している人は「米国の方が進んでいる」とする割合が16%と利用してない人(9%)を上回った。「中国の方が進んでいる」とする人は、利用の有無にかかわらず36%で同率だった。

米国がAI開発で主導権を握ることが重要と大多数が回答

米国がAI開発で主導権を握ることの重要性を77%(極めてあるいは非常に重要43%、ある程度重要34%)が認識しているという結果だった。

性別では、極めてあるいは非常に重要と回答した男性は半数(50%)で女性は38%だった。支持政党別では、極めてあるいは非常に重要と回答した割合は共和党支持者が54%と民主党支持者(34%)を大きく上回った。学歴別では、学士取得者の50%が極めてあるいは非常に重要と回答し、非取得者(39%)を上回った。

世界各地でAIへのアクセス格差が懸念される中、51%はAIによって貧富の格差が拡大すると考える。AIによる影響はほとんどない(16%)または格差が縮小する(7%)との見方は少なかった。

米国と中国の国際的評価の詳細は、2026年7月16日記事参照、米国およびトランプ氏への評価の詳細は、2026年6月26日記事参照

(注)実施時期は2026年6月22~28日。対象者は全米の成人3,488人。

(松岡智恵子)

(米国、中国)

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