2026年上半期の訪問外国人数は前年同期比14.9%増

(ベトナム)

ホーチミン発

2026年07月28日

ベトナム統計局は7月3日、2026年上半期(1~6月)の外国からのベトナム訪問者数(推定)が1,225万1,850人だったと発表した。前年同期の1,066万5,000人(2025年7月23日記事参照)から14.9%増加した。政府が掲げる2026年の年間目標2,500万人(2026年2月6日記事参照)の約50%を上半期で達成した。

訪問者数の内訳をみると、上位3カ国・地域は、中国269万6,000人(前年同期:272万7,000人)、韓国216万1,000人(同220万8,000人)に続き、ロシア74万3,000人(同26万人)が3位となった。ロシアからの訪問者数は前年同期比2.9倍と大幅に増加した。一方、日本は44万2,000人(同39万3,000人)と増加したものの、順位は前年の5位から8位に後退した(添付資料表参照)。

東南アジア諸国からの訪問者数も好調に推移している。ベトナム統計局(7月3日)が発表した情報によると、2026年上半期の訪問者数の伸び率は、フィリピンが前年同期比67.6%増と最も高く、カンボジア(同41.2%増)、シンガポール(同29.4%増)、インドネシア(同26.5%増)、マレーシア(同23.4%増)、タイ(同10.0%増)など近隣国が大きく上昇した。

地域別にみると、欧州からの訪問者数の増加率は前年同期比56.1%と最も高かった。国別では、ポーランド(同52.1%増)やチェコ(同30.1%増)のほか、ドイツ、フランス、英国、イタリアなどでも堅調に増加した。南アジアでは、インドが同45.6%増と高い伸び率を記録した。

航空会社の路線拡大が訪問者数増加に寄与

ベトナムでは2026年1月から6月までにインドネシア、フィリピン、台湾、欧州などとの国際線の新規就航が相次ぎ、航空便の利便性が高まっている。主な新規就航は次のとおり。

  • エアアジア航空は3月、バリおよびマニラとダナンを結ぶ路線を就航。
  • サン・フーコック・エアウェイズは3月、台北とフーコックを結ぶ便を初めて就航。
  • ベトナム航空は4月、プーケットとホーチミンを結ぶ便を就航。また、6月にアムステルダムとハノイを結ぶ便が初めて就航。

(グエン・ティエン)

(ベトナム)

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