米マーフィー・オイルとコートジボワール石油公社、新たな油田を発見

(コートジボワール、米国)

アビジャン発

2026年07月07日

コートジボワール政府は6月22日、米国石油会社マーフィー・オイルとコートジボワール石油公社ペトロシ(PETROCI)が、同国の沖合約65キロに位置する油田鉱区CI-709で、新たに石油を発見したと発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。今回発見された油田は、2026年2月末から掘削が開始された探査井「ブバレ(Bubale)‑1X)」で、水深は2,400メートル、総掘削深度は6,263メートルに達した。掘削の結果、2つの独立した地層にわたり、原油がまとまって存在する産油区間が約30メートル確認された。流体の初期分析では、産出が見込まれる原油は高品質な軽質油とされる。今回の結果を受けて、マーフィー・オイルは次の評価段階に進み、2026年後半に1坑井を掘削し、発見された油田の規模を検証する予定である。なお、同鉱区の権益は、マーフィー・オイルが90%、PETROCIが10%を保有している。

マーフィー・オイルのエリック・ハンブリー社長兼最高経営責任者(CEO)は、今回の発見は、同社が保有する鉱区の有望性を裏付けるもので、同社の探査アプローチの価値をあらためて確認できたと評価した。マーフィー・オイルは、コートジボワール沖に合計5つの鉱区を保有している。

コートジボワール政府は今回の発見について、同国の堆積盆地の高い探鉱ポテンシャルをあらためて示す成果であり、2035年までにアフリカ有数の産油国を目指す戦略を後押しすると期待を示した。コートジボワールでは、2021年に発見(2021年9月13日記事参照)、2023年に操業を開始した(2023年11月30日記事参照)バレン油田のほか、2024年のカラオ油田や2026年のカラオ・サウス油田などの発見が続いている。コートジボワール政府は2025年6月、石油・ガス物流マスタープランを発表し、現在の日量約6万バレルから、2028~2030年までに日量約20万バレル、さらに2035年には日量50万バレルに増産することを目指している(2026年2月16日付「エコフィン・エージェンシー」)。

(長屋幸一郎、橘欣子)

(コートジボワール、米国)

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