イタリア石油大手ENI、コートジボワール沖で大規模な油田発見

(コートジボワール)

アビジャン発

2021年09月13日

コートジボワール政府は9月1日、イタリアの石油大手ENIがガーナとの国境に近い南東部のアッシーニ沖合約60キロの油田鉱区CI-101で、大規模な油層を発見したと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。推定埋蔵量は15億~20億バレル、随伴ガスは1.8兆~2.4兆立方フィートの見通し。これにより、政府は原油とガス生産量を数年間で加速的に増加できると期待している。コートジボワールの産油量は現在、日量3万5,000バレルだ。

同油田鉱区の権益は、オペレーターのENIとコートジボワール国営石油会社ペトロシ・ホールディング(Petroci Holding)がそれぞれ90%、10%を保有する。同国沖で商業規模の油層が確認されたのは2001年以降で初めて。

9月1日付のENIのプレスリリースによると、コートジボワールで同社初の試掘井となるバレン(Baleine)-1x号は、約60キロ沖合、水深1,200メートル、掘り止め深度3,445メートルの鉱区CI-101で、2つの層で軽質油の存在を確認した。油層は隣接する油田鉱区CI-802まで広がり、今後、油層構造全体のポテンシャル評価を進めていく。CI-802鉱区の権益構成は、CI-101鉱区と同じくENI90%、ペトロシ・ホールディング10%となっている。同社は評価作業と並行して、発見した鉱区の早期開発に向け調査に着手する。

2015年にコートジボワールで油田開発に進出したENIは、上記以外に深海域の油田鉱区CI-205、CI-501、CI-504で権益を保有している。

(渡辺久美子)

(コートジボワール)

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