オートメーション需要高まるトルコ、「WIN EURASIA 2026」にジェトロがジャパンパビリオン開設

(トルコ、日本)

海外展開支援部フロンティア開拓課

2026年06月29日

トルコのイスタンブールで6月10~13日の4日間、オートメーション・総合機械展示会「WIN EURASIA 2026」が開催された。ジェトロは前年(2025年6月6日記事参照)に続いてジャパンパビリオンを開設し、トルコおよび周辺国での販路拡大を目指す日本企業6社を支援した。

WIN EURASIAは、ドイツの世界最大級の産業技術見本市「ハノーバー・メッセ」の海外派生版として実施されており、2026年で32回目の開催を迎えた。5万5,000平方メートルの会場にはオートメーション、ロボット、デジタルテクノロジー、溶接、電気・電子機器などの産業向け機械・機器がテーマ別に展示された。主催者によると、会期中の来場者数は3万7,000人を超えた。

約650社の出展企業のうち、181社が海外からの出展であり、日本のほか、中国、ドイツ、イタリアが国別パビリオンを開設した。

ジャパンパビリオンには次の6社が出展した。

  • 河政工業(東京都葛飾区)
  • 学研ホールディングス(東京都品川区)
  • Cominix(大阪府大阪市)
  • 西部自動機器(大阪府大阪市)
  • 長井技研(三重県松阪市)
  • パイフォトニクス(静岡県浜松市)

各企業は、オートメーション機械の設計や、切削工具、「超仕上げ」機、製造業向けオートメーショントレーニングシステムなどを紹介し、商談を行った。

写真 ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

写真 展示会場内のファクトリーオートメーションホールの様子(ジェトロ撮影)

展示会場内のファクトリーオートメーションホールの様子(ジェトロ撮影)

トルコでは近年、インフレによる人件費上昇などを背景に、工場のオートメーション化、産業高度化の需要が高まっている。前年に続いて出展した日本企業からも、「自動化設備を探している企業が多く、昨年に比べて具体的な引き合いが増えた」との声が寄せられた。また、同展示会の終了後、商談先企業を訪問し、詳細な製品提案をするなど即座に動き出す日本企業もあった。

同展示会には、24カ国から250人の招待バイヤーが参加した。ジャパンパビリオンにもセルビアやルーマニアなどのバイヤーが訪れた。欧州、中東・北アフリカ、中央アジアへのアクセスに優れたトルコの地理的特性から、将来的には周辺国へのビジネス波及の足掛かりとして、トルコに期待を寄せる企業もあった。

次回の「WIN EURASIA 2027」は2027年6月2~5日に開催される予定だ。

(神田桃佳)

(トルコ、日本)

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