娯楽都市キディヤ・シティーに国際大会開催が可能なテニスセンター建設へ
(サウジアラビア)
リヤド発
2026年06月22日
サウジアラビアの公共投資基金(PIF)子会社のキディヤ・インベストメント・カンパニー(Qiddiya Investment Company、QIC)は6月15日、首都リヤド西方約45キロに開発中の大型娯楽都市キディヤ・シティーに国立テニスセンター
(National Tennis Centre)を建設すると発表した。すでに開業済みのテーマパークや、今後開業が見込まれるゴルフコース、サッカースタジアム、ゲーム・eスポーツ地区などに続く(2026年4月10日記事参照)、新たなプロジェクトに位置付けられる。
同センターは、中東最大規模のテニス複合施設となる予定であり、男子プロテニス協会(ATP、注1)や女子テニス協会(WTA、注2)が統括する国際大会の開催が可能な水準で、国際テニス連盟(ITF)が定めるコート規格や施設基準にのっとって整備される。同センターには30面のコート(ハード28面、クレー2面)が設けられるほか、1万5,000席のセンターコートや複数の屋内外競技コートを備え、総収容人数は3万3,000人規模となる。また、施設内には開閉式屋根を備えた多目的アリーナが設置され、テニス大会に加え、コンサートやeスポーツなど多様なイベント開催にも対応可能な予定。
サウジアラビアでは、政府主導でさまざまなスポーツへの投資・スポンサーシップを拡大している。テニス分野では、ATPやWTAと連携した国際大会に関する取り組みのほか、国内のテニス競技の普及や若手選手の育成を推進している。
(注1)男子プロテニスツアーを統括する団体。
(注2)女子プロテニスツアーを統括する団体。
(井村文哉)
(サウジアラビア)
ビジネス短信 cb43f71d00638712





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