韓国銀行、基準金利を8回連続で2.50%に据え置き

(韓国)

ソウル発

2026年06月01日

韓国銀行(中央銀行)は5月28日、金融通貨委員会を開催し、基準金利を現行の水準(年2.50%)に据え置くと発表した(2026年4月13日記事参照)。基準金利を据え置くのは8回連続。同行は据え置きの理由や今後の金融政策の方向性などについて、次のとおり説明した。

○中東情勢により物価上昇圧力が強まった半面、マクロ経済は好調な輸出などで予想より拡大している。当面の間、中東情勢やその波及効果による不確実性が高いため、現在の基準金利水準を維持しつつ、情勢の推移と経済成長率・物価に及ぼす影響を点検していくことが適切だと判断した。

○今後は、経済の動きを点検しつつ、中期的な視点で物価上昇率が目標水準(消費者物価上昇率2.0%)で安定するよう努めていく。物価上昇率は相当の間、目標水準を上回ると予想される一方、中東情勢の影響にもかかわらず好調な半導体景気により、堅調な経済成長が続くとみられる。また、為替の変動幅拡大や、ソウル首都圏の住宅市場と家計負債の状況にも注意が必要だ。従って、今後は、物価上昇圧力の動き、景気の流れ、金融安定状況などを点検しながら、基準金利の引き上げ時期などを決定していく予定だ。

なお、今回の金融通貨委員会では、5人の委員が据え置きに賛成し、2人の委員は2.75%に引き上げることが望ましいとの意見を示した。

(李海昌)

(韓国)

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